フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

7月5日(火) 曇り、一時小雨

2016-07-06 14:08:38 | Weblog

9時、起床。

トースト、ソーセージ、サラダ、紅茶の朝食。

母校(都立小山台高校)の名前が見出しに出ていた。一瞬、見出しの下の写真と対応しているのかと錯覚して、早稲田相手に完封勝利をあげたのかと思ったら、そうではなかった。記事によれば「都立の雄」とのことなので、これから大いに期待しならが見守っていこう。

昼食は自宅から徒歩60秒の「サイゴン・バケット」で。このところ毎週火曜日にここで昼食をとるのがパターンになっている。

このさっぱりとした店内がサイゴンの雰囲気を漂わせている(行ったことないけど)。

サイゴンの街並みを描いた絵が壁にかかっている。土産物屋で売っていそうな絵である。

牛肉のフォーを注文(二度目)。

お店の人にアドバイスを仰ぎながら、香草、レモン汁、ナンプラー、味噌、チリソースなど全部入れる。そうやって自分好みのフォーにして食べるもののようである。

七味もあるといいなと思った。

最初来たときから、メニューも少しずつ増えてきている(シューマイとか、生春巻きとか、甘いデザートとか)。楽しみである。

食事を終えて、その足で大学へ。

今日は涼しいが、こう気温の上下動が激しいと、体がついていくのが大変だ。

3時からTさんのゼミ論指導。

5限は講義「現代人のライフスタイル」。

6限は演習「個人化の社会学」。

授業を終えて、卒業生のあずささん(論系ゼミ一期生、2011年卒)と「五郎八」で食事をする。彼女の職場は人形町にあって、今日は7時くらいに仕事を終えて、会いに来てくれたのである。普段はもう少し遅くまで働いているらしい。

おつまみ中心でいくか、最初から蕎麦を食べるか、いつも迷うのだが、今夜は両者の折衷で注文をした。おつまみを少し食べながら蕎麦が出てくるのを待った。

田楽。

出汁巻き卵。

あずささんがあたたかい揚げ餅蕎麦、私は同じものを冷製で。

ポートレイトを撮るとき人によって魅力的なアングルというものがあり、あずささんの場合は、「少し左を向きながらうつむく」ときがそれではないかと思う。「覚えておいて、何かのときに使いたいと思います(笑)」と彼女は言った。

食後のコーヒーを「カフェゴトー」に飲みに行く。あと5分でラストオーダーの時間(9時20分)である。急がなきゃ。

「少し食べすぎました」とあずささんが言うので(でもスイーツは食べたい)、彼女が選んだ洋梨のフランを半分にカットしてもらい二人で食べる。

半分でこのサイズなら食事のあとのスイーツはいつもこのサイズでいいような気もしますね。

閉店の9時50分が近づき、店内にいる客はわれわらともう一組だけである。梅雨の夜の静かなカフェだ。

まだ今週は始まったばかりですが、体調を崩さないようにしてくださいね。聞くと、先月から週に一度、平日の夜にジムでトレーニングを始めたらしい。健康管理は大切です。ぜひ続けてください。そして今日はその貴重なトレーニングの時間を私とのカフェに使っていただいてありがとう。また、会いましょう。

11時、帰宅。


7月4日(月) 晴れ一時雨

2016-07-05 12:16:25 | Weblog

9時、起床。

トースト、サラダ、紅茶の朝食。

午後、目黒にある出版社に用事があって出かける。

1時45分に目黒駅で一緒に行く人たちと待ち合わせなのだが、少し早目に着いて、昼食をとっておくことにする。

時間もないので(15分で食べねばならない)、駅前にある「吉野家」に飛び込む。

牛丼並盛(380円)を注文。

生卵も一緒に注文すべきだったかもしれない。少なくとも「汁多めで」とお願いすべきだった。途中でご飯の量に比べて肉が不足気味になり、無料の紅生姜でしのぐ。

出版社には2時から5時までいた。牛丼を食べておいてよかった。

外に出ると雲行きが怪しくなっていた。

どこかにカフェはないかと駅の方へ歩く。目黒川を渡る。春にはお花見の人で賑わう場所である。

反対側の河畔にはラブホテルの老舗「目黒エンペラー」が見える。

目黒雅叙園の前まで来たところで、雨が急に激しく降り出した。雅叙園のラウンジでお茶をしていくことにした。雅叙園は有名は結婚式場だが、来るのはたぶん初めて(・・・だと思う)。

玄関を入ると正面に赤と白のランタンのようなものがたくさん吊り下げられている。

金魚の形をした提灯だった。

メインの通路にはねぶたも飾られている。

 庭園を望む窓際の席に座り、3人ともケーキセット(1500円)を注文。

私はサバランとレモンティー(ポット)。

うん、上品で美味しいサバランだ。誰かの結婚式で雅叙園に来ることがあったら、またここでケーキを食べよう。

ティーポットのカバーは紅茶を注ぐときに外さなくていいようになっている。トラフグのように見える。かわいい。

雨が上がるまで1時間ほど本の相談をしながら過ごした。

急な行人坂。ここを通勤で毎日上り下りする人は足腰を鍛えられるな。

坂を上りきると目黒駅前。ここで解散。今日はお疲れ様でした。

蒲田に戻ってきたのは7時頃。まだ明るい。

見上げる空が二色アイスのようにきれいに色分けされていた。

夕食はカツオのたたき。

デザートはプチケーキ。

食後、お腹がよくなって、ちょっと居眠り。夜更かしになるパターンだ。

案の定、3時半、就寝。


7月3日(日) 晴れ

2016-07-04 11:46:40 | Weblog

9時半、起床。

トースト、目玉焼き、サラダ、紅茶の朝食。

午後、遅めの時間に妻と昼食をとりに「phono kafe」へ行く。

今日は開店からずっと混んでいるそうだ。(昨日は暇だったそうだ)

メニューにはあるがすでになくなってしまったものもある。

ご飯セット(私はおにぎり)を注文する。

ネギポテトの油揚げ包み。

ごぼうのフリット、おからコンニャクの竜田揚げ

カボチャとアーモンドのサラダ、ごぼうのフリット(もう一人前)

ルッコラと長ひじきのくるみソース

ミニデザート(2人で一皿)と小豆茶

梅シロップの原液をテイクアウトできるのか。さっそく購入することにする。

先日、「phono kafe」で行われた講習会で作った作品が並んでいた。大原さんと妻がいろいろ話していたが、私は上の空で聞いていたので、これが一体なんなのかはわかりません。

妻は家に戻り、私は真夏日の蒲田の街の風景を写真に撮りながら散歩する。

サンライズ商店街は西口のメインの商店街だ。

サンロード商店街(旧蒲田銀座)はサンライズ商店街と平行に走っているが、人通りは多くない。

東急線のガード下。

東急線の脇の飲み屋街「バーボンロード」(駅に近いあたりは「食いだおれ横丁」と呼ばれる)。

何かの立ち入り検査か行われれているみたいだ。

明るいうちから混んでいる立ち喰い飲み屋「豚番長」。

サンロード商店街の奥はアーケードがなくなる。

鰻の「寿々喜」。きっとお昼時は行列ができただろう。

サンロードからサンライスへ横道を移動。

サンライズ商店街の奥にある映画館の前あたり。

サンライズ商店街も最後の方はアーケードがなるなる。

東急線(池上線+多摩川線)の踏切。

それにしても今日は暑い。

バーボンストリートを駅の方へ戻る。

「テラス・ドルチェ」で一休み。

この冷たい水にお金を払ってもいいくらいだ。

ブレンドコーヒーを注文。店に入った直後はアイスコーヒーもチラリと頭に浮かんだが、お冷で喉を潤したら、やはりホットを注文したくなる。

しばらく滞在して、そろそろ出ようと思った頃、鞄に財布が入っていないことに気付く。「phono kafe」の支払いは妻がしたので、そのときは気づかなかったのだ。妻に電話して、財布を届けてくれるようにお願いする。「またか」と妻。

妻と一緒に帰る。

「風の谷」の新しい街路樹の様子を見ながら帰る。

怒りの街路樹が巨木化して、風の元凶である高層校舎にからみつく様子を想像する。

前の街路樹はハナミヅキだったが、新しい街路樹は二種類で、とくに風の強い箇所と他の箇所には別の樹木が植えられているが、どうなることやら。

ここまで来ると風は止むので、こちらの桜並木はビル風の影響は少ない。

帰宅すると門扉の脇に野良猫のなつが寝そべっていた。少しでも涼しい場所を求めてあちこち移動しているようである。

夕食は鶏肉と夏野菜をトッピングした冷製ぶっかけ蕎麦。

デザートはメロン。

『ドクターX』のスペシャルを観る。秋ドラマとしてまた帰って来るようである。

8月中旬に恒例の信州旅行をする。でも、今回は茅野の友人Kとのスケジュールがうまくあわなかったので、茅野には秋に行くことにして、松本に2泊することにした。ネットでホテルの予約をする。春ほど混んではいないようで、定宿がリーズナブルな料金ですんなりとれた。


7月2日(土) 晴れ

2016-07-03 12:12:06 | Weblog

8時半、起床。

11時半に家を出て、12時に鹿島田駅(南武線)で卒業生のMさんとFさん(二人とも論系ゼミ6期生、2016年卒)と待ち合わせ「パン日和あをや」へ行く。

今日は真夏日だ。とりあえず冷たいもので乾杯しましょう。

私はアップルタイダー(氷のバケツに入ったやつ)、Mさんはアイスティー、Fさんはノンアルモヒート(7月のドリンク)。

Fさんはカメラガールだ。大きな一眼レフを首から下げてやってきた。

サーモン、アボカド、クリームチーズのサンドウィッチ。女性には一番人気ではなかろうか。

きゅうりとヨーグルトのスープ(冷製)。たぶん初めて食べた。真夏日のスープだ。

この3月に大学を卒業したばかりの新米社会人である。2人とも23区の職員で、Fさんは北区役所、Mさんは豊島区役所で働いている。

今日はフランスサンド(リンゴ+ブリチーズ+ルッコラ)がメニューに出ていた。これは注文しない手はない。蜂蜜を垂らして食べるのがおすすめ。

定番のB.L.T(ベーコン+レタス+トマト)サンド。厚切りのベーコンがうまい。

食後に私とFさんはコーヒー、Mさんはアップルタイダー。

 2月に坂井先生と来たとき、開店4周年のお祝いに贈らせていただいた蘭の花が(一部だが)まだ残っている。

ずいぶんと長持ちするものである。

「パン日和あをや」の定休日は月・火だが、7月には臨時休業日があるそうです。

 店を出る前にご主人に写真を撮っていただく。

2軒目のカフェは先週(ホナミさんと)行って満席で入れなかった、矢向駅そばの「ノチハレ珈琲店」に行ってみることにする。 

矢向駅までの線路脇の道にはいろいろな花が咲いている。

路傍の花を見つけたらしゃがんで接写するのがカメラガールの習性である。

私が何も言わないのに路上でポーズをとるのもカメラガールの(あるいはタップダンサーの)サービス精神かもしれない。

矢向駅前に到着。

Fさんに影響されてか、八百屋の前で日傘をかかげるポーズをとるMさん。

店頭にはスカイがたくさん並んでいる。夏だ、夏だ。

特大のスイカ(スイカ割り用?)が路上に置かれていた。私がそれを写真を撮ろうとすると、Fさんがそばにしゃがみこんだ。スイカの大きさを自分の顔と比較して表現するためだが、さすがカメラガールである。

「ノチハレ珈琲店」に到着。よかった、中央の4人掛けのテーブルが空いている。

奥様から「先週はいらしていただいたのにすみません」と言われる。「ご繁盛でよろしいじゃないですか」と言うと、「先週の土日の2日間は以上に混んだんです。今週はもう普通にもどっています(笑)」とのことだった。たぶん先週末は梅雨の晴れ間で、みんなが外に出たかったんじゃないでしょうか。今日も汁の晴れ間といえばいえないこともないけれど、これだけ気温が高くなると逆に外出は控えたくなるだろう。

卒業して3か月。新しい環境にも慣れてきたころではないだろうか。

そしてこれからのことを落ち着いて考えるようになるころでもあるだろう。

3人とも梅ソーダ(ジュース)で喉を潤す。

Fさんはようやく新しい出会いに向けて気持ちが外に開かれてきたそうだ。うん、そういう表情をしてますね(笑)。

Mさんはこれまでのつながりを大切にしつつも、その変容については予感していて、3年ぐらい先のことに思いをめぐらしている。うん、そういう表情をしてますね(笑)。

この後、川崎に出て、京浜東北線に乗り、Mさんは品川で山手線に乗り換えて(これから部屋の掃除をするそうだ)、Fさんは東京で降りて駅構内の本屋で買い物だそうだ。

夏を元気に乗り切って、また会いましょう。

 私は東京ステーションギャラリーへ昨日から始まった「12Rooms 12Artists」展を見に行く。社交の時間を楽しんだ後は孤独の時間を楽しもう。

日本での営業拠点開設50周年を迎えたグローバル金融グループUBSが所有するアート・コレクションの展示会である。

館内のロッカーは元々無料ではあったが、鍵をするときに百円硬貨が必要だった(後から戻ってくる)。いつのまにかその百円硬貨も必要なくなっていた。

12人のアーティストの作品はそれぞれに興味深かったが、とくに今回の展示会のポスターに使われている絵の作家であるルシアン・フロイドの作品には魅入った。ポスターの絵の前に立って「裸の少女の頭部」というタイトルを見るときまで、私はこの絵のモデルは男性だと思い込んでいた。それも中年のブルーカラーの男性をイメージしていた。それが「少女」だと知ってびっくりした。ルシアン・フロイドの絵には「美しく描こう」という配慮はない。「存在するままを描こう」という意志のみがある。

ルシアン・フロイドはあのフロイドの孫である。彼について知りたくて、館内のショップで、ジョーディ・クレッグ『ルシアン・フロイドとの朝食』(みすず書房、2015)を購入。

閉館時間の6時までいた。また、来よう。

今日はこの後、もう一つお目当てのものがある。東西線にのって神楽坂へ。

「SKIPA」に顔を出す。

8時からお隣の「トンボロ」でバイオリンとチェロのミニコンサートがあるのだ。

それまでの時間を「SKIPA」で過ごす。定食を注文。

食後にアイスチャイ。

のんちゃんが何やら飾りつけをしている。

海藻のようなものを窓の辺りに貼り付けている。

水分がなくても大丈夫なのだそうだ。

この草もそう。へぇ、そういうものがあるとは知らなかった。

まだメニューには出ていないが、梅ジュース(ソーダ)があるというので、のませてもらうことにする。青梅と南高梅の二種があるのだが、味は変わりません(だからメニューでは区別しない)とのことだが、本当か?やっぱり違うんじゃないのかな?

青梅の方を注文。

利き酒ではないけれど、飲み比べてみて下さいといって、コップに南高梅の方ももってきてくれた。(右のコップは水)。

やっぱり違いますよ。青梅の方がすっきりした味わいで、南高梅の方がまろやかでよりフルーティーな味わいがします。のんちゃんも、「ほ、ほんとですね!ブレンドして出そうかな」と言った。二種の梅ジュース(ソーダ)としてメニューに並べたらいいんじゃないですか。お隣の「トンボロ」のブレンドコーヒーのAとBみたいに。

8時から始まったコンサートは満席の盛況だった。

演目はイージーリスニングな作品が多かったが、最後の「バッサカリア」は渾身の演奏だった。拍手。

10時半、帰宅。


7月1日(金) 晴れ

2016-07-02 11:14:53 | Weblog

8時半、起床。

今日から7月。水平線の向こうに夏休みが見えてきた。

ハムトースト、サラダ、紅茶の朝食。

昼過ぎに家を出る。

昼食は「西洋料理SUZUKI」に食べに行く。

駅前のサンライズ商店義を奥の方へ。

蒲田で唯一の映画館の次回上映作品は『シン・ゴジラ』である。知らなかった。最初のゴジラ作品は1954年、私の生まれた年なので、ゴジラと私は同い年といってもよい。まだ頑張っているのか。「シン」とは「新」の意味か?「神」の意味もあるのだろうか?

アーケードがなくなっても商店街は続く。

その商店街がいよいよ終わるところを踏切の方へちょっと曲がったあたりに「西洋料理SUZUKI」はある。

ランチメニューは日替わりで、看板メニューであるビーフシチュー+αという組み合わせ。今日は海老グランだ。

コーンポタージュスープ。

ビーフシチュー&海老グラタン。

看板メニューだけあって、とても美味しい。

丁寧に調理されている海老グラタン。

ここの洋食を食べてしまうと、ファミレスレベルの店では洋食はもう注文する気になれなくなる。

ランチにはコーヒーは付いていないが、食後にコーヒー(400円)を注文するとデザートが付いてくるのでお得である。

とても「おまけ」とは思えない内容である。

そのまま大学へ。

ゼミで読む文献にエリクソンのアイデンティティ論が出て来るので、研究室の書棚から彼の本を引っ張り出す。

分類番号のラベルが貼ってあるが、図書館から借りた本ではない。この数字は私が書いたもの。ある時期(博士課程の学生の頃だったかもしれない)、自分の蔵書すべてにラベルを貼って分類しようと試みたことがあるのだ。その試みは途中で終わったのだが、これはその名残である。

3時からFさんのゼミ論指導。

5限・6限はゼミ。

5限の合同ゼミでは3年生のKさん、Uさん、Mさん、Kさんの4人が自分の関心のあるテーマについて発表した。

休憩時間のスイーツは4年生のKさんが用意してくれた。(私が演習でときどき配るやつだ)

6限は学年に分かれてのゼミ。私は3年生の方にでる。テキストを使ったディスカッション。

授業を終えて大学を出たのは8時半ごろ。

大森で途中下車して久しぶりで街中華の店「喜楽」で夕食をとることにした。

肉野菜定食。中華の定食の定番である。

肉+野菜というところにバランスのよさを感じる。

サイドメニューとして餃子を注文。300円台と安い。

10時過ぎに帰宅。

お疲れ様の金曜日の夜である。