嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

謹賀新年 2022 

2022-01-06 17:48:55 | 秋の夜長のすごしかた

みなさま、謹賀新年。今年もよろしくお願いいたします。

今日はすでに1月6日。クリスマスごろから続いている寒波が居座っておりまして、こちら長野県東部では最高気温でマイナス2度。と例年並みの冷え込みですw。

都心や関東南岸では南岸低気圧に寒気が加わって、大雪だといって騒いでおられるようですが、なに、気象や環境に無関心に甘えて暮らしていてわなりません。冬には冬の備えを、ということです。基本に忠実に暮らしましょうw。

そんななか、おいまつえんには新しいお友達がw。

コオヒイ、という通称で、お客さまに大人気のネコが去年の11月ごろから当ホテルの地下室で暮らしておられます。屋内で、とかんがえて、もも女王様にお伺いを立ててみたのですが、スギャ〜、といって即刻、否決w。あえなく地下室行きとなりました。

厳冬期の長野で地下室暮らし、というのは可能なのか、といって検討したのですが、実はパラダイス(爆)。

地下2mほどのところに造られた地下室では地熱、というほどでもないですが、安定した温度が確保されていて不思議なほど。水道管が地下80cmほどのところに埋設される理由を考えてみると納得できます。

このようにタイマー式で照明も入れたし、周辺は凍結防止帯のほんわかした熱で暖かい。さらに中古の電気毛布を常時稼働させたものでプラスティックのドームをくるんで、私が暮らしたいくらいです(暮らせば?)。

敷物には、ユニクロのヒートテックエクストラウォームに一部ウルトラウォームも参加して、そこへ電気毛布のサンドイッチ。スペック上は最高レベル(爆)。来月からは、私が着古したウルトラライトダウンを投入してさらに住環境があげられる予定でございますw。

ここ数日の夜明け前の最低気温はマイナス10度。ほぼ、マキシマムの寒さがやってきておりますけれど、なかなか快適なご様子。

昼間、遊びに行きますと、よく昼寝をされているようで、ご本人からはあんまりジャマしないように、と言われております、はいw。

さて、コオヒイと遊んでいるバワイでわございません。年明け早々ではございますが、県から出されている宿泊業向けの補助金の申請期限が月末に迫っているのです。こちらは、ご丁寧にも補助金の残額が示されており、それが刻々と減っていっているので(完全意味明瞭)、

書類づくりに余念がございません、というかアセる(爆)。手際よく(なつもり)年末ギリギリに申請を済ませたつもりだったのですが、案の定、年明け早々にご担当者からお電話を頂戴してしまい、修正に追われております。

というのも、こちらの補助金では補助事業の内容に応じて区分があり、感染拡大防止が1、それ以外の新たなるビジネスの創生に対する前向きな投資各種wがそれぞれ2から5くらいまで、というカテゴリーなのですが、私が申請したのは、

客室内装の一新(壁、床、天井)、動力電源エアコン、厨房内換気扇交換でございます。申請以前に、補助対象となるかどうかの審査があるのですが、これにはすべてが通って、認証番号を頂戴しておりました。

が、ここからがワナ。カテゴリー1の感染拡大防止策の申請枠は上限40万円、それ以外が上限200万円(の事業の3分の2を補助)となっているのですが、事前審査ではすべての補助事業がカテゴリー1に分類されてしまったのでした。

これは補助事業すべてで上限40万円(税別)の3分の2を補助する、という意味合いなのに注意。つまり補助金額は26万円ちょぼ。

補助事業がカテゴリー1に区分された時点で、補助金額は非常に限定的なのです。

が、こればかりはしゃーない。出す側がそうだ、ってんですから覆りようがございません。なので、もらえないよりはマシか、ということで去年末に内装工事分のみの申請を行なっていたのでした。

が、年明け早々にご親切な担当の方からお電話でカテゴリー1は絶対的なものではなく、当方の申請書と承認番号取得時の説明の内容によれば他の枠に当てはまるのではないか、という助言をいただき、申請書を書き直してみてはどうかとのアドバイスをいただきました(信じられない)。

金額にいたしますと26万円の補助額だったものが、一挙に100万円弱にまで跳ね上がる計算です(捕らぬ狸の皮算用)w。

え、なにこの区分って、変えられるわけ〜?と半信半疑でしたが、このカテゴライズは絶対的なものではなく、あくまでも担当者の解釈によるのだというではありませんかっ!すかさずHPの補助金残高を見ますと15億もあるぜ(爆)。

そうか、こりゃあとっとといただかないと、というわけで必死こいて書類作って、施工業者さんからハンコ集めやって、申請書を2日で送り返しましたとさ。年明け早々、スリル満点だったことでございます(爆)。

果たして結果はいかにw。

コオヒイは、このまま当ホテルで越冬なさることでしょう。

コオヒイ宅の背後の毛布の向こうは一面の窓。南向きの横長。アクリルのモコモコが敷き詰めてありますから、昼間はここがポカポカのサンルームになるんですよw。

当ホテルではプレジデンシャルスイートと呼んでおります(爆)。

 

 


コンドミニアムの内装にはクラシックなものもございます

2021-12-25 10:01:54 | 秋の夜長のすごしかた

寒い中、さらに年末の慌ただしいなか、寒がる内装屋さんに懇願して無理矢理おっぱじめた当ホテルのコンドミニアムの内装工事はおかげさまで順調。いよいよ最後のお部屋の仕上げにかかっております。

外気温0度。それでもここ長野県東部では、朝のあいさつは、今日はあったけえな、でございますw。

こちらが3室目のインテリア。グレーのファブリック調にライトブラウンのコンビネーション。そこへ、ダークブラウンの梁とカウンターが効いているクラシックなインテリアでございます。

床材もライトブラウンにすれば、と思ったのですが、ここはクラシックにミディアムブラウンをチョイス。

ごく普通の色合わせですが、ホテルの部屋としてはこんなものでしょう。どこかが突出してもいけませんしねw。ただ、注意を払ったのは、よくある味気ないビジホのインテリアにだけはしないこと(爆)

グレーの壁紙はカタログ内では本当にチョイスが難しいです。色調はつかめるものの、風合いときた日には全くわからないのです。つまり貼った時の印象。なので、できるだけ大きなサンプルを取り寄せるか、可能ならば実際に施工した現場に出向いて見るくらいの

フットワークが必要です。安くない買い物ですし、この先少なくとも15年くらいは使い続けるものなので、それくらいの時間的余裕は必要です。

今回のこれは、デニムのように織り目が見えるタイプ。こうしますと、照明が当たったときに若干ですが、立体感がでて見え方に深みが加わります。この部屋は高さがあるので、大きめな面ではこのように平板にしない工夫が必要。

最近のLED照明では、細部までくっきり浮かび上がらせる場合も多いですから、生地の風合いは大事なポイントです。

コンドミニアムのベッドからは当ホテルジマンの庭園が見渡せます。このインテリアにギンギンに効く最新型の暖房を使いながら、真冬の信州でヌクヌクテレワーク、というのはいかがでしょうか?

みなさま、ご予約お待ちしております(そうくるか)

http://www.oimatsuen.com

さて、みなさまメリークリスマスw。ちゃんと生焼けのローストチキンと手巻き寿司とピザ食べましょうね(爆)。当ホテルはこれから年末年始に向けてフル稼働でございます。

並行して、一連のお支払い(大丈夫なの〜?)と工事の補助金申請手続きも終わらせて、と今年マキシマムの忙しさがやってまいります。ホリデーシーズンをのんびりと、などというのは生まれてこのかた経験したこともございやせん(爆)。

画像は、先日の九州行きのときにくっきり見えた浅間山と八ヶ岳連峰。ううむ、また行きてえ〜w。


コンドミニアムには比較的攻めた内装をほどこしてみました

2021-12-25 09:21:44 | 秋の夜長のすごしかた

ドーン、2室目でございます。通称23号室、こちらにもすでに滞在客がいらっしゃいます。床材と壁紙に注目。

カウンターとカーテンボックス、さらに天井に3本ある梁に塗られているダークブラウンは20年間変わっていないのですが、これとの対比で色を組み合わせてみますた。壁紙には模様が見えますが、これジーンズのユーズドテイストを再現したもの。

もともとデニム調の素材であるところへ、ストーンウォッシュのような風合いを加味した凝った素材です。今季からの新作でもちろん、耐水仕様。

こういうクセのある素材を客室に持ってくるのははっきりいって冒険。ホテルの部屋としてはご法度なのですが、なに色のコンビネーションではこれまでに色々と経験しておりますw(失敗作多数)。

ビビるインテリア屋さんをよそにとにかく貼ってみよ、といって決行いたしましたw。

この部屋では、ブルー系のデニム調壁紙に加えて、ダークブラウンの新型壁紙に挑戦しております。これ、照明下ではブラウンの木目なのですが、照度の落ちたところではマットなグレーに見える非常にオサレなモデルです。

画像はロフト部分のものですが、リクエストがあればここへコタツを組むこともできますw。このマットモデル壁紙は、この先レストランスペースの改修の折に使わせてもらう予定。ま、いつになるやらですが、頑張ってみるといたしましょう。

また、床にはレストランにも使った、樹脂製の木目プリントが貼られておりますが、ここにLEDハロゲンタイプのダウンライトをあてて味わい深い木目を浮き上がらせております。アンティーク仕上げのデコボコもお分かりでしょうか?

1泊あたりの料金がお安い割に(爆)飽きのきにくいインテリアに仕上がった、と自負しておりますがいかがでしょう?もしかしてその真逆(爆)?


 コンドミニアムにも内装改修工事を行なっておく

2021-12-23 06:03:21 | 秋の夜長のすごしかた

画像は、当ホテルの24号室と呼んでいる、長期滞在向けの客室です。このたび、内装工事が完了いたしました。ご覧のようにすでにお客様が滞在中。

ダークな木目にライトグリーンを組み合わせた色合いで、シックな中にも爽やかな感じを狙ってみますた。

ホテルの客室としては珍しい組み合わせですが、このコンビネーションには確たる色彩サンプルがあったのですたw

ドーン!john lobb 2012。イヤーモデルとしては初のブーツ。このスペシャルモデルのリリースは10年ほども以前の出来事ですが、いまだにキヲクに新しい鮮烈なコレクションでございます。というかいまだに欲しいだけ(爆)。

その中のローデングリーンという色にダークブラウンを組み合わせたモデルの印象がいまだに残っていて、というわけで今回の内装工事につながりました(どうして?)

自称(勝手に)、ローデングリーンの壁紙は耐水タイプ、木製に見える床材も樹脂製のものとして、頻繁な液剤による消毒に耐えるように仕様変更をおこなって、今後の20年に備えます。

このタイプはあと2室。現在、工事が進んでいますが、それぞれ違う色で室内を貼り直しております。年内に全て完成の見込み。

さらにレストランスペースにずっと欲しかった動力電源を生かしたハイパワーのエアコンを設置いたしました。

念願の、と申しますのはレストランに鎮座ましましておられた40年間稼働のエアコンならぬ動力電源「クーラー」に引退ねがって、既存の動力電源を生かしたエアコン、それも最新の暖房強化型を導入するというものでございます。

いかんせんこのモデルは高額で、なおかつ現状あるガスファンヒーターの使い勝手がそこそこよく、瞬間暖房には好適なことから買い替えを控えていたものです。

動力電源のあつかいは、かねてからの懸案でして、8月のほんの1週間程度しか稼働しないクーラーのためだけに高額な基本料金を1年間払い続けるのがくやしかったのですが、暖房強化型エアコンの導入となれば、動力電源特有の安価な電気代と相まって年間通した稼働が期待できます。

パワーがあるぶん、たとえば換気後の室温回復にも有利なはずで、長年の間にはコスト減に寄与すると期待されますw(期待にすぎません)。

ガスファンヒーターの導入からもすでに10年が経過。機器もオーバーホールの時期か、という感じになってきたのと、コロナ禍での公共スペースにおける頻繁な換気の推奨という流れがあって、パワフルなエアコンの導入が急浮上したのです。

おりしも、県からの補助金のニュースも流れたのも影響しておりますw。が、これも補助事業の予算ワクの関係で実際には県への補助申請を行わず、ただのキッカケでした。が、このような設備の充実はけして無駄ではなかったと思います。

このエアコン導入部分だけ国の小規模事業者持続化補助金というやつに併願しておりました。県の方は、ほんの3日で採択だったのですが、国のほうは去年のコロナ特別対応型に一度採択されてしまっているのでまあ望み薄でしょうか、と思っていたら案の定(爆)今回は不採択となりました。

が申請せずに後悔するよりはマシ。そもそも補助金なんてダメ元なんですからw。というわけで、こちらもさっそく「自腹」工事に踏み切りますた。

結果、ものすごいパワー。ほんの1基の設置で、スペースすべてをまかなえる他に、設備屋さんのアドヴァイスでサーキュレーターと呼ばれる扇風機を2台設置して暖気の循環を図りますと、足元まで快適そのものでございます。

が、こうなるとレストランの内装も気になってきて、となるわけですが、こちらは正のスパイラルです。おかげさまで稼働もなんとか回復基調ですからこのまま踏ん張るといたしましょう!というわけで、実弾を撃ち尽くした、というお話でした(爆)。

このクリスマスからはフルに新装なった設備で、お客さまをお迎えいたします。みなさま、ご予約お待ちしております。


マイスターの卒業論文

2021-12-02 10:05:46 | 秋の夜長のすごしかた

いよいよ、師走。気がつけば、といいたいところですけれど10、11月と例年にない濃厚さで、時間の経過を非常に長く感じたのが今年の特徴か。

と申しますのも、設備関係のトラブルや、改装工事、補助金申請(爆)、ちょっとしたメンテなどなどが重なって、非常にスリリングな(爆)日々を送っていたのでございます。やれやれ。

ここへきてようやく落ち着くか、と思いきや、これからは暖房の季節。新規に導入した動力電源エアコンをはじめ、今年の初頭に導入した暖房強化型エアコンの本格稼働に向けた調整やら、工事がまだまだ控えております。

その合間に、コロ助が去ったかのようなイキオイでお客様が押し寄せておられ、夢中で過ごす毎日でございます。

まことにありがたいことでございます。

画像はいよいよ出番を迎えた、RLのヒマラヤジャケット。今年からは、このROLEX EXPLORER 124270(だっけ)が抜群の相性でもって袖口を引き締めるのですw。

このジャケットは50年代当時のリバイバルですから、ちょうどタイミングがあって、フンイキばっちり。

両方ともに当時のスタイルだけなぞったアップデート版ですから、機能的には最先端ながら、レトロな風合いを楽しめる凝った組み合わせであると申せましょう(ただの自己満ご容赦)。

そんな中、息抜きを兼ねてうちのB子さんのオイル交換にと岐阜県各務原市のトクイチオートへと出向いてまいりました。距離、85000km。

リフレッシュ後、約5000kmでの入庫です。オイル交換だからほんの数十分だろうと待っていたのですが、入庫から2時間後、マイスターが卒業論文を書いてみたので、ちょっとテストドライブしてみよ、とおっしゃるでわありませんかっ!

卒業論文、ってのはまた穏やかぢゃないな、と思いながらも、B子さんに乗り、ギヤを入れてタイアが転がった瞬間、それは起きました。

詳細次号w


いよいよ冬到来!信州のベストシーズンはこれからですっ

2021-11-09 07:53:03 | 秋の夜長のすごしかた

画像のような見事な紅葉が、里にも降りてきてこちら長野県東部はまさに晩秋真っ只中。収穫の秋ということもあって、新米にはじまり、各種フルーツなどなども続々と市場に出回ってきております。

コロ助にもめげず、よく育ったなあ、と。作り手さまのご苦労はいかばかりかと案じられますが、それもこれもこの見事な味わいが語っております。

先日、所用があって地元のショッピングモールへと出向いたのですが、これが実に2年ぶり(爆)。こんなにデカかったっけ、とまったくの浦島太郎状態でしたけれども、人出の多さにはのけぞりました。

報道の力ってのは大したもんだな、と感心しきり。陽性者数が減っただけで、コロ助が終了したかのような空気ですけれども、個人的には第6波を想定してコトにあたっております。

現在のところホテルの稼働は平年並みとはいかないまでも、週末を中心に順調に回復中。2年前から開始した、リニューアルの効果が出ているのだと信じたいですが、果たしてw。

現在、レストラン内のエアコン工事に向けて調整中。果たして実弾を撃ち続けられるのか、という大問題があるのですが、補助事業の一環ですから入金まで凌げれば、という感じっす(ダメダメ)。

補助事業に関しては、先日、気になる記事を見つけますた。以下、朝日新聞より抜粋

”中小企業を支援する複数の補助金について、財務省は1日、制度の抜本的な見直しが必要だと表明した。同省が指摘したのは二つの補助金。一つは「事業再構築補助金」、もう一つは「ものづくり補助金」。「真に必要な企業に適切な支援が行き渡る見直しが必要」だと指摘した。

 記者会見した審議会委員の土居丈朗慶応大教授は「補助金をもらった後、パフォーマンスの改善が見られたかを問うなど、補助金の『リピーター』を生まないような出し方を検討する必要がある」と話した。”

とまあこんな調子。一委員の意見ですから、アレですけれどリピーターを生まないような出し方、というのがもーろリピーターな私には引っかかりますw。

そんなニュースの中ではございますが、当ホテルではこのまま別館コンドミニアムの内装工事にまで突き進む予定(大丈夫なのかい)。

すでに認証番号を頂戴してある関係で、後には引けず、ビンボーホテルにとりましては空前絶後のチャンスともいえる補助事業ですから、キリの良いところまで突き進んでおきます。

12月の上旬までにこれらをまとめ上げておいて、半ばからは九州温泉めぐりの旅に出る予定なのですが、果たしてw。

 

 


祝!採択!! 信州安全・安心な宿 魅力向上事業補助事業

2021-10-21 09:45:44 | 秋の夜長のすごしかた

ドーン、画像は厨房外壁に無事に取り付けられた排気ダクト。ガルバリウムという屋根材で製作されております。一点もののオーダーメイドw。

ツヤ消しがオサレっ!つい先日、完成させていただいた厨房内換気設備工事がこれで完了したことになります。

その費用の3分の2が補助されるかどうかの瀬戸際。まさに250字の申請で50万円がところが給付されるかどうか、でしたけれども無事に採択されますた(祝)。こういう、地味な割りに費用がかさむ案件ほど後回しになるのは世の常w。

毎日使うもので、優先順位も高そうに思えるのですが、なんというか、慢性的な実弾不足によるものでしょう(爆)。それが、この非常時の補助金のおかげで実現したのです。まったくありがたいことでございます。って、まだ申請してもいないわけですが、今回の補助金

ではこうしてお伺いを立てた上で、おっけいなものには承認番号が与えられるのが助かります。おそらく採択されるとみて良いのではないでしょうか(不確定)。

それにしてもダメもとで申請したのがこうして仮にでも認められると素直にうれしいです。

今日はこの他にも、国(中小企業庁)との併願で、「滑り止め」申請していたレストラン内動力電源エアコンの導入もなんと採択(!)。さらに、長期滞在向けの客室内の内装工事一式もすべて認められてしまったのです(驚愕)。

まったく唖然とするほどストレートに運んでしまったのにはびっくり。こんなことはこの先、多分2度とないな、と容易に想像できるのですが、さて。

この先はせいぜい慎重に工事を進め、給付までのステップを無事にやっつけることです。

おりしも、中華とアメリカの冷戦寸前の対立のおかげで半導体生産が追いつかず、業務用大型エアコンの生産自体に大きな影響が出ている由。申請期限は来年の1月末までの一回こっきりですから、それまでになんとかなるのかならないのか、ううむw。

そんななか、随分と久々に地元の図書館に出向いてみますた。実に2年ぶり。

コロ助で図書館自体が敬遠されているのは想像がつきましたけれども、普段は5、60人は利用者がいるはずのところへ、居眠りをしているおじさんがポツンとひとりだけ(!)。

こりゃいいわ、とあれこれ手に取って、というのは今はキケンですから、お目当ての画像の全集の前に参りますた。1巻から6巻まですべて本棚にきちんと並べられております。おそらく過去2年、このままだったことでしょうて。

というわけで全巻借り出して読み耽っております。

10年ぶりにふれるセンセの文章はそれこそ秀逸。松本清張なみに描写力がすごく、その場の空気感に思いを馳せることができるのが大きな特徴。

コロ助が収束したかのような人出の増加が懸念される昨今、今しばらくこのような名著に触れて自粛するのは悪いことでわございませんw。

さらに

テヘヘ、ご期待通りグラツリだけでは飽き足らず、画像左のイタリア製シュミレッツォーニにも手を出してしまいますた。こちらは、路面の感触が非常にリアルで、難易度がものすごく高いです。

グラツリスポーツの方は、ニュルブルックリンク北コースを、AudiR18とPORSCHEの919で5分台がコンスタントに出るようになってしまい(爆)、こんなはずはねえわ、と覚醒したのがきっかけ。

でも、 R18の後輪ディーゼルトルクの表現はすごくて、病みつきになりますよw。でもね、仮想空間では限界アリ。それでも現実に919が5分18秒だかで駆け抜けているYouTubeなどを観て、グラツリでマネするとその通りに走れちゃう(まじ)。

難攻不落といわれる、天下のニュルブルックリンクがこんなに簡単に攻略できちゃうハズがない、というわけです。

案の定、アセットコルサのほうは、ドライビンググローブが必要になるくらいの反力で、やり甲斐十分ですが、これも徐々にタイムが出せるようになってしまいますたw。

グラツリには来春、7がリリースされるというニュースがあるのですが、手応えがどうなるのか、今から楽しみにしているところ。

自粛もあと少し、といいたいところですけれど、個人的には第6波がこの冬、必ずやってくると想定してコトに臨んでおります。

それまでにホテル内の改修を全て終えておき、万全の体制でお客様をお迎えできるように、走り込みすぎないようにしないと(そっちかー)。

 

 

 


設備工事さらにw

2021-10-18 08:45:19 | 秋の夜長のすごしかた

いきなりお見苦しい画像、ご容赦。これ、40年間使い続けた厨房の換気扇でございます。おい、食品提供をする側のくせにこの汚さはなんだ、とお叱りを受けるのはごもっとも。こうなるまで放置していた点、深く反省しております。

でもね、これで毎日お掃除は欠かしていないんですよ。というか、表面にこびりついたアブラはすでに固着済み(爆)。

強力な洗剤や、油汚れに強いといわれるセスキ炭酸水なども使用のたびに吹きかけてクリーンナップの努力は欠かしておりませんでしたがこの有り様。

設備屋さんに相談したら、うーん、と悩むことしばし。

何かがおかしい、というわけです。

いずれにせよ、要交換なのは間違いございませんので、外したところで検分してみようということになりました。今回はファンだけではなく、外壁に取り付いているダクト、それから室内側にあるレンジフードも現場合わせの特注品への交換です。

費用的にもキョーレツ(爆)。でも、毎日、ステーキ焼くのにこれぢゃあねえ〜。

ダクトを取り払ってみると、外壁に取り付けられたファンとの間に30cm近い隙間が空いています。実にこれがネックで、この30cmのところにアブラがたまりまくり。ファンの配線によっては、着火の危険もあったというでわありませんかっ。

40年前に施工した設備屋さんはとっくにあの世にいかれてしまい、文句の言いようもないのですが、よくもまあ。

さらに取り付けられていたファンは吸気用のもので、それを逆に取り付けて排気に転用していた、ということなんですが、これ一見正しいようですけれど、ファンの下流に金具が装備される関係でその部分にアブラがたまりまくって、こびりつくという仕組み(のけぞる)。

デタラメが重なって、えらいことになっていたというわけですよ、ハイ。道理でファンの音がうるさいわけだわw。

同サイズのファンで、今度はマトモなやつを取り付けたのちにステンレスのフードも取り付けます。電気屋さんも動員して大騒ぎとなったことでございます(爆)。

これが新ファン!誘圧式と呼ばれる、強力な業務用ファンです。キョーレツな吸引力のわりに動作音が静かなのも助かる。

ううむ、早くやっときゃよかった〜。外部ダクトの取り付けは今週半ばの予定。

コロナで色々と気になるところに手が回るようになったのは決して悪いことではございません、施設改善の努力はまだまだ続きますw。


コンドミニアムに Android TVを装備する

2021-10-13 10:57:05 | 秋の夜長のすごしかた

ドーン、中華製ですけど(爆)。当ホテルのコンドミニアム、通称別館にアンドロイドテレビと呼ばれる、かしこいやつがやってまいりますw。

すでに一般化した動画配信アプリがあらかじめ載せられているのが大きいですが、部屋のwifiにつなげてさまざまに使い倒していただける予定。

従来までの15型の超小型画面が懐かしいですが(爆)、今回はちょいとフンパツして40インチの大画面をロフト下側の天井から吊り下げます。

いやあ、フンパツだなどと申しましたけれど、この内容で3万円ちょいですぜ。全く、時代は変わりました。

というわけで、現在稼働中。今や、テレビというよりもディスプレイとしての役割でしょうけれど、みなさまリモートでホテルに滞在するのは「あり」です。

万全の感染拡大防止策のうえ、長期滞在向けの格安レートもご用意してご予約、お待ちしております〜!

www.oimatsuen.com

090−5449−9017(担当直通)

 


秋の夜長の過ごし方2021 補助金のさらなる沼へ

2021-10-13 09:52:30 | 秋の夜長のすごしかた

いよいよ秋の到来でございますね。みのりの秋とのたとえ通り、方々から収穫のニュースが流れてまいります。春の種蒔きからこの秋の収穫まで、作り手の苦労はいかばかりかと。農業には直接ご縁がない私でも、気が遠くなるようなプロセスだったろうなあ、と拝察致します。

そんななか、長野県からお盆にプレスリリースのあった補助金事業がいよいよ申請開始となりました。

つい先日、10月1日の締め切りで、国からの補助事業募集に滑り込んで、四苦八苦ののち、応募を済ませたのですが、こんどは長野県。

書式を見てみますと、提案書類というよりも、リストを埋めればよいという体裁で若干、ほっとできるのですが、250字以内で必要性を語らなければならなかったり、とこちらもそれなりなコツがいる模様。

こちらで新しいのは、まず補助対象となるかどうか、の「おうかがいコーナー」が設けられている点です。

感染拡大防止策と、顧客の安心安全、さらに今後の経営力向上、という複合テーマ(爆)なわけですから、そりゃ難しいって(爆)。

今回は、滞在型客室棟の、床材、壁紙、厨房の換気扇とダクト、そして先日やっつけた井戸のポンプと配管の全とっかえです。ううむ、こりゃただのこじつけともいうな(爆)。

早速、複数応募して「おうかがい」してみているところですが、さて〜w。

 

 

 


補助金の沼にハマるw

2021-09-29 18:47:54 | 秋の夜長のすごしかた

一晩中、コオロギや鈴虫などが鳴いて、まったく秋深し。おかげさまで、ももちゃんも私も睡眠不足w。みなさまにはお元気でお過ごしのことと存じます。

ああだこうだと騒いでいるうちに気がつけば、9月下旬。毎日、雑事にまみれて忙しいったらありゃしない。なかなか楽しいけどね(爆)。

そんななか、Aさんから

とどいてしまいますたっ!ロレックスエクスプローラー1。ブルーのクロマライトと呼ばれる夜光塗料が、最新型であることを語っております。これ、色もそうなんですけれど、発光時間がすごくて、ほぼ一晩中、文字盤の視認が可能。

注文した後の、今年4月にフルモデルチェンジがあって、原点回帰の36mmケースが復活したことで、いよいよ人気爆発。ただでさえ、生産が追いつかないというのに、コロナ禍のこの騒ぎで、入手はほぼ絶望視されていたのですが、そこはさすがにAさんのつて。

お話を始めてから1年10ヶ月で、最新型の36mmケースのこれが、なぜかこの時期に手に入りますた。

発注後にフルモデルチェンジがあったので、もしかして39mmケースの先代モデルが届くのではないか、という期待もあったのですが、どちらがきてもシヤワセな気持ちになったことでしょうw。

ロレックスのスポーツモデルとしては控えめで端正な印象を持つ、紛れもない傑作。もうすぐ70周年にもなるモデルですが、古臭いなどとは微塵も思えない王道モデル。

スポーツモデルとデイトジャスト系の架け橋、というかスポーツモデル誕生以前のモデルが一貫して生産されているだけなんですけれど、私にはこれぞロレックス、というふうに映ります。

キャラクターを示すのが、12時位置の三角マーク。triangle zeroと呼ぶらしいですが、ここのみでデイトジャストとの違いを語っておられます。

これ、すでに手元にないw、デイトジャスト2。12時位置に注目。そう、これがデイトジャストのお作法なのです。実にここがスポーツとそうでないモデルの分かれ目、ということになっておりますw。

いかがです、この文字盤の三角の違いだけで印象をここまで操作するロレックスのマジック。私がイカれているだけですけれど、実に世界中のロレックスマニヤ様もご同様のはず。

ほらね、スポーツモデルではこれなんです。画像のGMT2は、現在オーバーホール中。使いはじめて25年、これで5回目のお手入れですが、もう相棒を通り越してカラダの一部っす。飽きが来るどころか、どんどんひきつけられてしまう、という不思議な存在。

今回のEX1の購入は、上のGMT2の夜光塗料(トリチウムというFukushimaで問題になってるアレですよ)が老朽化して明け方に視認できなくなったからです。性能を維持するために文字盤交換をすれば良さげなのですが、それやるとまたちょっと違う、ということになるわけでしてw。

そう、ロレックスはこうして使い倒してナンボ。クルマと違って、嵩張らない(爆)ので2本くらいはまあいいか、とw。

ロレックスは、各モデルを育てます。細部に一貫した意匠を持たせることで、そこをたまにちょいといぢってやるだけで、世界中が大騒ぎ。今回もEX1のラグ(本体にベルトをつけるアーム部分)の幅が1mm狭くなった、といって大騒ぎだぁ〜(爆)。

まったく羨ましいくらいなビジネスモデルですけれど、一貫してひとつのモデルを作り続ける中で、こうして常にアップデートを怠らない姿勢が新規顧客をひきつけまくって、このような企業イメージを生み出している。

現在のような神がかった人気も宜なるかな。ちなみにコロ助騒動で工場がストップして流通量が激減している関係で、相場は新品、中古ともに暴騰。このスポーツモデルの底辺の位置づけのEX1でも今日のいま、買取屋に持ち込めば100万円はくだらないのです(驚愕)。

それだけ買いたい人がいる、という意味ですが、コロナ禍まっさなかの今、モデルチェンジしたてのこの最新型EX1はある意味、貴重っすw。

さて、そんなトケーごときにウツツを抜かしている場合でわございません(爆)。

10月1日に応募の締め切りがやってくる小規模事業者持続化補助金第6回受付。お盆に長野県からプレスリリースのあった、宿泊施設向け補助金のその後の進展がないまま、ここまできてしまいますた。

実は天秤にかけていたのですが、リスク分散だ、というわけで数件ある改装工事を振り分けて応募することにいたしました。締め切りまで1週間を切っておりましたw(いつものことだな)。

特技を利用して チャッチャ、と書き上げて(爆)地元商工会議所に持ち込んだのですが、甘かった〜。

忘れちゃったんですか、こんな文章だけで押しまくった申請書なんか、提出したところで読んですらもらえませんよ、というでわありませんかっ。

そう、コロ助以前でしたらともかく、2年目となった今ぢゃこの小規模事業者補助金は、なもの知らぬぢゃ通用しない王道の補助金。それこそ全国各地から何十万通という応募が押し寄せてしまうのです。これに対応する側はまあよくて一件に15分時間を割けばよいほう。

応募する側のレベルも回を追うごとに上がってしまい(みんなYouTubeみて書くからね〜w)、簡単に済むわけもございません。

ちなみに、同じ窓口で事業再構築補助金という補助上限6000万円というやつもリリースされているのですが、そちらでも一件あたり20分がせいぜいだ、というから恐ろしいw。いろんな意味でタイヘンな世の中でございます。

折からいらしていた、ビジネス文書に精通した方に聞いてみましたら、申請書に限らず、提案書類というものはグラフィックがキーワード。

図表を詰め込んで、極力文章は明快に。できれば、箇条書きくらいに止める気持ちで、とおっしゃるでわありませんか。

ううむ、まさに高度な文章力とそれなりなパソコンスキルが要求されています(滝汗)。あんだよ、でっかいi mac持ってるくせにその程度かよ、と思われるでしょうが、その程度です(爆)。

役所に出す書類の世界ですから、キホンが窓の世界w。wordとExcelが支配するアレ。暗い気持ちになる方も多いことでしょうてw。が、こちらも必死です。今回はレストラン内に既設の動力電源を活かしたパワフルな暖房強化型エアコンの導入がテーマです。

費用にして80万円ほどのものですが、いっちょ実現させて快適な換気と暖房を両立させるべく、がんばってみます。ご来訪の折に、レストランの空調がアップデートできていたら、申請に成功したんだな、と思ってくださいませww。

 

 


クルマの教室

2021-09-17 08:52:24 | 秋の夜長のすごしかた

みなさま、いかがお過ごしでしょうか?こちら長野県東部では秋の気配が濃厚。不快な台風や秋雨前線のおかげで湿気にまみれることもありますけれど、ここへきてようやくの晴れ間がやってまいりますた。

すわ、お出かけかっ、とイキんではみたものの、感染拡大と医療逼迫のこの空気の中で、どこへいってもキブンが開放されることがない。まったく暗い世の中がやってきたもんだ。

ですが、そこわ前向きなこの私(爆)、そんなひきこもりを少しでも有意義に過ごさなければ、ということで申請書の仕上げに余念がございません(そっちかーい)。

去年から続いている給付金、補助金の波は現在も継続中。そりゃそうです。後世に語り継がれる規模と期間の長期緊急事態継続。というわけでリリースされるが早いか、その日のうちに申請書を書き上げてしまう始末(爆)。

まったくいらねえスキルが身についたものでございますw。

そんな中、画像の福野礼一郎センセの最新刊。例によってカーグラの連載を再編して1冊にまとめたものですが、守秘義務の壁に阻まれてこれまで語ることが許されなかった、メーカーサイドの方々が語り手となって登場しているのが前代未聞。

つまり評論家のデタラメではない、作り手の声ということで価値が高い。

もうね、聞いたこともない事実、真実が次々に語られてしまうのは読んでいて気持ちが良くなるほど。マーカーを出してきて、アンダーラインを引きたくなるほどだ、といえばお分かりいただけるでしょうかw。

いかんせん、文章の読解能力に欠ける私では、同じところを何度も読み返しても理解不能w。睡眠時間とシミュレーターに割く時間を削って、なんとか読み進めておりますけれど、新次元。

ただし、現実には路上を走ったり、店頭で売られているクルマはこの通りにはなっていない。そういう意味で、「教科書」とは言い得て妙。センセもそこはイヤというほどご存知のはずで、だからこそ教科書なのだ、というお声が聞こえてきそう。

読了しても半分も理解できませんけれど(ダメぢゃん)、知ったつもりでいたことが次々に覆されてしまうのはよいシゲキというものです。

知ったからといって何かが変わったり、運転上手くなったり、クルマのコンディションがよくなったりするわけではありませんけれど、知って乗るのはどこか気持ちが落ち着く。そういうメリットはあるかもしれません(爆)。

枕元に置いて、一生かかって読了するのに相応しいか、と思いきや電動車への流れが今後、加速することを考えるとそれも期間限定。が、こういう時代に生まれたのは非常にラッキーだった気がする昨今。

早くどこかに出かけたいものですのうw。

 


GRAN TURISMO その後w

2021-08-26 09:08:55 | 秋の夜長のすごしかた

これね。B子さん近影(爆)。ご存知、グランツーリスモでのお話で恐縮でございます。

お恥ずかしいんですけど、いやはや、ここまでハマるとは、自分でもびっくりです。クルマ好きにこそ響く、ゲームと呼ぶよりはシミュレーターといって良いでしょう。グラツリでは、ガレージに収納されているクルマはこのようにボディ色やエアロ、ホイール、デカールなどなども自由自在にいぢれる。

周回を重ねるうちにタイアの摩耗もちゃんと起きてきて、各サーキットにあるピットで常にミシュランのスポーツ、レーシング、インターミディエイト、レインのそれぞれソフト、ミディアム、ハードが無料で何度でも履き替え可能です(のけぞる)。

私なんか、ニュルの周回は毎回、ニュータイヤですもん(爆)。最近はグランプリコースを含む、深夜のニュルにハマっております。夜景とか本当にキレイなんですよ〜。コース上の様子もかえってよくわかる。

内部の改造方面も許容範囲こそあれ、自由自在。後付けパーツなどという低次元のものは一切排除されており、パワーと軽量化のみグラフで選択できるように扱われています。ノウハウやプロセスはともかく、結果全て、と。なるほど。

各ギヤレシオはもちろん、ファイナルもいじれます。最初はどう楽しんだものか、といってコンテンツのあまりの豊富さに途方に暮れておりましたけれど、いくらなんでもニュルばかりぢゃ飽きがくる、ってもんです。

それこそ世界中に点在するサーキットを巡って、旅行キブン満喫w。サーキット攻略教室もディスクには含まれていますから、それこそ区間内の各コーナーごとのブレーキングポイントやクリッピングポイント、コツなどが1分程度の動画で紹介されていて、直後にご教示いただいたワザを駆使して、区間タイムを測ります。

苦労して金銀銅どれかのポイントをゲットする頃には、区間ごとにコーナーやそのクルマのクセがつかめてしまっているという寸法。で、最後に一周するころにはもうホームコースか、というくらいに馴染みが出てきて、気がつけば速くなってた、となるわけですね。

これがざっと30コース近く収録されているんですから、時間がいくらあっても足りませんw。サーキットでの教習は、グラツリ内だけでなく現実にコースを覚えるためにプロのレーサーがマジに使っているというから驚きます。それくらいの精度です。

クルマをひたすら眺めるモードや、世界中のさまざまな風景の中にお気に入りのモデルを自由に配置。ののち念入りに露出を補正して撮影したあと、保管するモードまであったり、自分の走りが走行直後に再現される、リプレイモードには伴走車やドローンを使った画角のものが組み合わされていたりしてたまげる。

ちょっと他にない感じ。もうね、あらゆるカテゴリーのクルマ好きに響くように構成されているのです。

スティーブマックイーンの映画LE MANS をご覧になった方もいらっしゃるでしょうけれど、作品中に登場する917Kとフェラーリ330Pの壮絶なバトルを劇場で観てコーフンのあまり眠れなくなったキヲクありませんかw?

ううむ、オレもいつかはレーシングカーを運転してみてえ、と。これこそが、当時の叶わぬ夢(爆)。1970年くらいのことだったでしょうか。クルマに夢を持てた時代です。それが今、このように姿を変えてものすごい完成度でリリースされているのです。

デパートの屋上にあったゲームコーナーでよく触ってたレーシングゲーの完成形が提供されている印象。この分野はまだまだ進化するでしょうけれど、とりあえずこの世界に出会えたのはラッキーだったと思います。

クルマ好きにもいろいろいて、読む派、眺める派、磨く派、暴走派、高額散財派w、サーキット専属派などなど、いろいろというかその人物ごとに流儀があって、いちいちカテゴライズされるものでもございません。

また、それぞれがちんまりまとまってしまっていて、自分だけの世界にこもりがちなのもこの世界。まさに私のことですけれど、このグラツリを手にしてからは世界が随分と広がりますた。

これまで、やはりクルマといえば現実味を帯びるものでなければなりませんでした。そう、公道をきちんとガマンなく走れて、速度が上がらなくともそれなりに楽しめるもの、というような現実をみて、妥協点ばかりを探すのが私のクルマ選びというか、楽しみなのですた。

公道を、道路交通法に縛られながら、周辺にこれでもかとあふれているドラレコの視線を意識して運転しないと、あっという間に通報ののち検挙される世の中ですw。そういう中で地味な楽しみを見出してゆくしかないのが現代の運転というやつ。いや、別に文句いってるわけではないですw。

そもそも実弾が常に足りないんだから、ガマンする以外しゃーない(爆)。そりゃそうだw。

ですから、グラツリ買った当初も、自分には現実味を帯びないレーシングカーを転がすよりも、比較的、身近な市販車をサーキットに持ち込んでは、ああこんな感じなのか、といって毎週、毎周w、死亡事故を起こしておりましたw。

ところが、だんだん慣れてきて、コースも覚えた頃にレーシングカーで一回りするとこれがカイカン。サーキットでこそ生きるのがレーシングカーなのだ、という当たり前の事実に気がつく訳。順番が完全に逆ですね、こりゃw。

市販の911GT3が乗用車に思えちゃうw。このグラツリのタイトルはグランツーリスモ スポーツというのですが、こういうことだったか、と(おせーわ)。ちなみに私のように、市販車で練習しまくって、何度も帰らぬ人となってからレーシングカーに乗り始めた場合には、

運転がデリケートですから、最初からレーシングカーありきでやってた場合よりも上手くなっているはずw。レーシングカーに対する憧れは今もさほどありませんけれど、どういう乗り物なのかは感じることができました。テクノロジーとクリエイターさんの情熱の賜物。

Gが発生しない、疑似体験に過ぎない仮想現実とはいえ、このグラツリは現実とは真逆の世界観に基づいています。現実をみてガマンするんぢゃなくて、コチラがわではどんな夢でもほぼ叶うw。

スイッチ入れた途端に、現実にほぼ不可能な、現存するサーキットでアレコレ、取っ替え引っ替え乗り換えて、というのが仮想現実とはいえ、体験できるのです。

しかも没入感これでもか。この辺りを特に念入りに熟成させているのがこのシリーズだと思われます。

クリエイターの山内さんはゲーム作りの傍、もっぱらのレーサーで、ニュル24時間にも毎年、GTRの GT3で参戦。クラス優勝も成し遂げているというから、現実味を帯びるのはむべなるかな、です。どうりで、ニュルブルックリンクだけ作り込みがダントツに違うと思った。

他もすごいけどねw。

たしか1994年か95年あたりのリリースで、そこからずっと進化を続けてきているので、深みすら感じる仕上がり。いまだにオンラインでアップデートが送られてきますもん。音や振動の表現は合成なので限界があるし、周辺機器にももっと予算を割かないと追求するのはちょっと無理ですが、

グラフィックだけはダントツにすごくて、これにはのけぞります。

あまりにも鮮やかすぎて、逆に不自然さを感じることもあるほどですけれど、80年代や90年代のテレビゲームのアレしかご存知ない方は要チェックです。とにかく実写というかそれを遥かに超えるレベルで迫ってきます。これ、4Kとかの技術なんでしょうね。

最近のお気に入りは

こんなのでタイムを出しにいったり(出ないけどさw)、

こんなので、路面の研究に出かけたまま、帰らぬ人となったりw。

こんなので、ニュル6分とかね。現実には有り得ない世界へと足を踏み入れてしまいますた。すばらしい現実逃避というものです。

へへ、アンタ、そこまでいったらそろそろご卒業も近いね、と思われたそこのアナタ。まだまだ〜!このグラツリ、本当に深いです。現在の課題は、シート(爆)。イス自体が回転しちゃうので、こりゃあり得ないわ、ということになっておりますけれど、ねえ〜w。

ちなみに三重、とこわか国体の正式種目となっていたこのグラツリスポーツですが、コロ助騒動で見事、大会ごと中止になりました。残念。

 

 

 

 

 

 


設備工事2021

2021-08-25 09:05:14 | 秋の夜長のすごしかた

感染爆発中の昨今、こちら長野県内でも陽性者続出。でもそういう目先の数字で状況を報道するのはやめたほうがよいと思う昨今。ここまでになっちゃったのは、実はワクチンが免罪符のように扱われて、打ったんだから大丈夫、といってウイルスが拡散しちゃったのではないかと個人的には想像いたします。

宿泊業では、人流の抑制というキーワードが効いて、お客様ぱったり。そりゃそうです。んま、嘆いていても始まらない。こういう時には「かねてからの懸案」というやつを片付けておくに限ります。

去年はそういう考えで一部、客室内部の手直しを行いましたけれど、今年もまた予算が立つ限りそれを続けるとして、さらに

これ、敷地内に掘ってある井戸。千曲川の伏流水を利用したものですが、当ホテルではこれを一部、上水に使っております。

地下9mから湧き出していて、井戸の水深が常に4mある、ということですから実用に耐える井戸。掘ってからはすでに40年以上が経過していますが、そのかん水位が低下して、一度掘り直した経緯があるものの、それ以外はノントラブル。

すぐ裏に流域面積最大の川が流れている関係で、こういう副産物が生まれるわけです。大雨が降っても濁ることのない、なかなかな水です。飲んでも非常に美味しい水です。

当ホテルにお泊まりになった方は、コップに汲むと結露するくらいに冷たい水が蛇口から出るのにお気づきでしょう。

これ、井戸の内部に仕込んであるポンプ一式。20年間使い続けてしまいますたw。設備屋さんに相談したら、井戸のポンプだったら、せいぜい保って10年ですぜ、というので慌てて交換を依頼しました(爆)。

上の画像でサビサビになってるのが汲み上げる配管。ステンレスの管に見えるのが水中ポンプです。

設備屋いわく、ステンレスのポンプに鉄の配管を組み合わせてる時点でアウト。当時は現在のような塩ビのパイプよりも鉄管が普通だった、という事情があるので致し方ないが、それがここまで錆びちゃった(電食)の理由でしょう、とのこと。

これ以上サビサビになっちゃうと、いざ交換、となったときにこの鉄管がボッキリ折れて水中に落下。その後、お水が茶色に変色する、という夢のような出来事が起きるわけですね(爆死)。ここは、コロナ禍が交換のきっかけになったのだ、とプラスに捉えると元気が出る仕組みw。

おそらく管の途中に穴がいくつも開いて、ポンプの効率も大幅に下がっていたことでしょう。

鉄管の内部も錆びて内径が細っておりましたw。パイプとポンプの接合部分もダメで、おそらくその辺りからも漏れて効率が落ちていただろう、とのこと。ううむ、使い切ったか(爆)。

というわけで、

ドーン、ニューマシン(爆)。床面からブロックを咬ませて湿気や冷気から本体を守る作戦。さらに配管もこのあと断熱加工をして、結露や凍結からプロテクトできるようにモダナイズしてひと安心、となったことでございます。

おりしも、お盆前に長野県の山岳高原観光課、という聞き慣れない部署からプレスリリースがきて、宿泊事業者向けの補助金がリリースされる模様(祝)。

中小企業庁がやってるいつものやつwは申請から支払いまでにあまりにも期間がかかりすぎるのでアレだわなあ、と考えていたところでしたのでこりゃ好都合です。なんでも去年の5月14日まで遡及が可能なのだとか。

総事業費の上限はうちの場合で200万円だというから十分です。いよっしゃ〜(謎の雄叫び)。

 

 

 


Kindle Unlimitedからd magazineに乗り換えてみる

2019-11-17 09:08:29 | 秋の夜長のすごしかた

さて、ご存知Amazonが提供する、読み放題サーヴィスがKindle Unlimitedでございますが、ギョーカイ騒然のリリースからははや3年。

ザッシの発売日に合わせて本屋めぐりをいたすほどの雑誌マニヤな私といたしましては、いてもたってもいられず、発表と同時に食いついたのはキヲクに新しいのですが、予想どおりここまでほぼ毎日ダウンロードの嵐(廃人そのもの)。

ですが、履歴を見てみますと全体のほぼ8割が雑誌でございました。ムックや小説、エッセイなども充実しているのですが、いかんせん探しにくい。i padなどでやっていたのでは時間の無駄ですから、こんなときにi macの大画面が効きます。また、AmazonとしてもUnlimitedで探しやすくしちゃうと、負担があまりにも大きい、とい う裏事情もあるのでしょう。

私は雑誌以外の文字ものはやはり紙で読まないと、というミョーなポリシーがございまして、自分の中で読み分けることにいたしました。

キンドルの特徴はなんといっても読書している実感が薄いこと。もちろん雑誌をめくるのは読書とはいえない気がいたしますが、小説などを読んでも印象が薄く、同じ本を何度も繰り返し読んでしまったりします。

また、よく言われるグラフィック感の欠如に関しましては、i padでは顕著。i mac27では全くない、かむしろ上回る、といえます。

雑誌の場合には実感はさらになく、ベストバイモノ雑誌(一部意味明瞭)やクルマ雑誌などは知らずに何度も同じものを読んだりしております。情けなや〜。

月額980円でこれか〜、と考え始めたらもうあきまへん(それでも十分に安いのですが)。今後は雑誌の読み放題に特化したd magazineに絞ることにいたしました。ちなみにこちらは月額400円(税別)。なに、一生続けるわけでもないし、あきたら、またキンドルに返り咲けばよいだけのハナシ。

こっちではカーグラも読めるし(爆)。

でもここまでの3年間で気がついたのは、やはり「紙をめくる」読書は必要だ、ということ。i padを枕元に置きつつ(というかスタンドにぶら下げつつ)も、紙をめくりたがるのわショーワの習慣というものでしょうか。

dマガジンにスイッチしたことで、紙の読書量が4倍くらいに増える予感がする秋の夜長でございやしたとさ。ちなみに私の図書館がよいは一向に衰える気配がございやせん。