嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

コロモ替え2019 節目の年になるのか

2019-10-01 09:07:19 | 秋の夜長のすごしかた

いやはや、暑いんだか寒いんだか、日によってものすごい気温差に見舞われている昨今。みなさま、体調など崩されていませんでしょうか?

さすがの私も疲れて寝込む、なわけはございませんて(爆)。トクイチオートに「参拝」に出かけたり、保管庫に大量にあった「産廃」を12万円もかけて処分したり、てんやわんやの毎日。

処分ついでに、衣替えに合わせて80年代から捨てずにいた大量の衣料コレクションも「リサイクル」という名目で資源ごみとなったのでした。

着る側のサイズが不変なおかげで、ここまで手元に置いてしまった数々のコレクションはいま取り出すと興味深かったです。でもコッケー(爆)。これなんかいいんぢゃね。と思って袖を通しますとそこはかとない痒みがやってきたり(爆)、ピエロのようだったり(更爆)。

でもね、意外だったのはリフォームしてまで着たいと思えるものも少なからずあったこと。アイビーとブリティッシュトラッドベースでここまでやってきた甲斐があったか。

世紀の大傑作だ、とか永遠の定番だ、とか言われて大枚叩いて買ったものたちのはずなのに30年もたちゃあこんなものかよ、といって落胆しそうになるのですが、大いに楽しんだぢゃないか、といって納得することにいたしました。

基本、天然素材100パーセントというのが80〜90年代半ばくらいまでは主流でしたから、今眺めてみてもいいもの感これでもか。そういうのを捨てるってのは服好きとしては結構苦痛ですよ〜(涙)。

穴のあいた靴下を捨てるのはトーゼンですけれど、コンディションの良いセーターやコート類、10万円以上したレザーものなんてえのはタイヘン(爆)。泣きの涙っす。

考えてみれば服飾ギョーカイだってビジネス。現行のものを一刻も早く廃れさせて陳腐化させ、買い替えを促してナンボなのですから、最高級のものを一生大切に手元に置く、などというのは服飾に関してはナンセンス。

流行を追いかけなければ、という意味ではなく、アップデート。つまり古い服を捨てて現行のものにスイッチできないと服の役割を全うさせられない、という意味です。

この場合の服の役割は、着ている本人の気持ちをアゲると同時に周囲から浮かないように見せることです。

誰がなんと言おうと、気に入って着てんだからいいぢゃねえか、というのもごもっとも。ごく最近までの私もそうでしたけれど、それだとなんかしっくりこない。元来、気持ちよくなるためにするのがオサレですから、そういうのは自然に遠ざける。

ジャケットやシャツのシェイプはもちろん、パンツの裾巾などなど。ミリ単位でコントロールされている紳士服の世界ではいとも簡単に陳腐化が起きます。ツンツルテンのスーツを着た紳士は今ぢゃリッパに市民権を得たかに見えますけど、バブルの頃には笑いものだったはず。チャップリンかよ、と(懐)。

50万円のスーツを買ったところで、3年後には着られなくなってしまうものだとしたらものすごく高価なスーツだということになります。クラシックだ、とかいっておいて次の年にはキッチリ陳腐に見せてくださるギョーカイの手法には呆れますが、だったら5万のスーツしか買わんからな、と

なってゆくわけで、サヴィルローでヘンリープールのスーツに100万払うのが賢いショッピングなのかといえば自信もてないわけね。消費税上がったし(爆)。

画像は生まれた時から1着のスーツを着こなしておられるモモちゃん。コンディションも極上で、なにより時の流れを超えた美しさでございやす。どうせ買うならこういうのに巡り会いたいものですのう(爆)。


お盆やすみ終了 空前の暑さに見舞われる

2019-08-17 19:46:04 | 秋の夜長のすごしかた

いやはや、みなさま残暑お見舞い申し上げます。こちら長野県中部も異例の暑さ。でございましたが、お盆明けのここへきて気温降下。最高でも30度を割るか、くらいまでまいりました。

地元の花火大会も終わり、お盆のお客様も大方が帰宅なされて、当ホテルも落ち着いてまいりました、と言いたいところながら、まだまだ〜。

ネットのニュースで読んだのですが、お盆やすみ終了間近のここへきて、弁護士事務所に退職の代行を依頼する電話が相次いでいるんだと。つまり2学期、いや休み明けからはもう会社に行きたくないので、退職させてくださいというのを弁護士に依頼する

ヤツがいるってわけですよ。これ、ただの事務所のPRかもしれないんですけど、なんだか時代を象徴してませんか。

ところで小学校時代には恒例の夏休みの宿題に例外なく悩まされたものですが、んなのは工夫と努力次第。2学期の初日に6時出社して(爆)、信頼できるお友達一同と写しっこしまくったもんです(完全意味明瞭)。

手書きコピーが間に合わなかったものに関しては「忘れもの」扱いで2日間程度に分けて持参(爆)。そういう創意工夫が今に生きているのです(違うから)。

ちなみに、現在では小学校の宿題にはすべて回答が付属しているそうです。さよう、答えだけ写そうと思えばすべて可能。だが、なにも残らない、と。ベンキョーの意義を考えておやんなさいよ、というわけです。ううむ(爆)。

ちなみに私の小学校時代の夏休みの楽しみは午後3時ごろに喉がカラっからになった状態であおる梅酒の水割りでございやした(爆)。

つまり、飲んだが最後、爆睡に陥り、目覚めれば午後8時。そのまま深夜まで夜更かしの連続なわけです。マサーニ、パラダイス。一生続かないものか、と。

翌朝のラジオ体操やら、プールがよいやらはぜーんぶすっ飛ばして、起きればブランチタイム(脱力)。ブランチを終えて、気だるく過ごすうちに梅酒タイムがやってまいります(爆)。

なんたる優雅な夏休みだったことでしょうか。

そんな始末ですから、休み明けの2学期は推して知るべし(完全意味明瞭)。9月の末くらいまでは完全ウツ状態だったキヲクが(爆)。

夏の終わりに眺める花火はひたすら切なかった思い出しかございやせん。自業自得、という言葉の意味を思い知ったのは小3の夏だったんだなあ、と今更ながらに知ったことでございました。

 

 


小規模事業者「持続化」補助金事業が終了いたしますた

2018-12-30 09:29:44 | 秋の夜長のすごしかた

さて、画像はすでに冬眠もうどに入られたももちゃん近影。毎朝目覚めたか、と思うとすぐに寝に入っておられて、冬を感じる昨今でございます(爆)。今朝の気温マイナス9度。

年末寒波だといって、第1級のやつが押し寄せているようですけれど、今朝の一波は放射冷却が効いていた気がいたします。

7月の終わりに採択されて、ここまで続けてきた日本商工会議所主催の補助金事業がようやく終了したのがクリスマス当日。そこから必要書類をかき集めて、申請書を書き上げたのがつい昨日(汗)。

というわけで、大慌て、となるところですけれどせっかちな私は全て前倒しで書類を下書きしておいた関係で、昨日のうちに全ての書類の郵送まで終わらせてしまいますた(爆)。

補助事業のひとつ。ドアノブに貼られた点字シール。貼る位置やシールのサイズにも視覚障害者ならびに点字の専門家の助言を生かしております。

これらの経費や経緯をすべて書類で説明の上、提出するという私には甚だ不慣れな作業でしたけれど、これがベンキョーになった!

来年もおそらく採択は難しいでしょうけれど、この補助事業には応募してみようと考えている昨今。

書類審査は来年。不備がなければ4月までには支払われる、とのことですが、やれやれ本当に長い道のりでございますよ。

 

 


秋の夜長の過ごし方2018 皮革ミガキ最難度!!ルイヴィトンのヌメ革にいどむ(爆)

2018-10-18 20:09:49 | 秋の夜長のすごしかた

画像は、ルイヴィトンのSac de Steam 。ルイヴィトンの最初のプロダクツといわれる伝説のバッグの復刻版。というか、創業時からここまで、連綿と作り続けている定番中の定番です。

1901年の発売ですから、およそ120年!ロングセラーなんてえもんぢゃねえ。

そもそもは洗濯物入れとしてデザインされたバッグ(爆)。なので、容量が大きく、カサのあるものに対しても柔軟に対応いたします。

ゆうに膝上くらいの丈がある大型バッグに柔軟性をたっぷり持たせたボディですから、厚手の毛布1枚くらいを丸々飲み込む容量を誇ります。

トランクでいえば、リモワ の中型。65Lくらいの収納力があります。

15年前にヤフオクに並んでいたのを、わざわざ、というか九州温泉行脚の折に出品者だった大分の質屋まで出向いて(よーやるわ)値切り交渉の末、手に入れた曰く付きの逸品。程度よし。

新品時の定価は39万円。それがほぼ3分の1の価格まで落ちてきていて、それでもキヨミズジャンプでしたけれど、たまらず買ってしまいますた。まあ、それくらいの価値があるだろうと思ったからです。ただの塩ビのバッグですがね(それをいっちゃあおしめえよ)

ルイヴィトンのイパーン的なイメージでゆくと、婦女子向けのハンドバッグブランドであると誤解されがちですが、こちらはレッキとした旅行向けラゲッジ専門店が出自。

バブルの頃には、そんなみんながぶら下げてるビニールのバッグ、恥ずかしくて持てねえし、と考えていたのですが、そんなのただのアサハカ。自分で所有してみて初めてわかる世界もございやした。

旅のスタイルは時代とともに移り変わっていて、それはいまも同じですけれど、そんな変遷をバッグを通してみてとることができるのです。

ファッションアイテムとしてではなく、「旅の道具」として捉えたときに光る、ルイヴィトンのいくつかの名作を仔細に観察するうちに、僕もなにかひとつくらいは持ってみよう、と考えたわけで、それがこのスティーマーさまなのでした。理解できないからといってバカにしていたのではダメで、自分で飛び込んでみた、というのが本

当のところ(アンタも好きねえ)。

数あるルイヴィトンのプロダクツの中でも旅の持ち物に特化した作品たちはその後もロングセラーとなっている、つまり名品が多く、興味深いです。

ただ、中小のバッグや小物に関してはミーハーなイメージはバブル以降、拭いがたいか(爆)。さらにモードに走り過ぎず、ちょっとオサレな感じにとどめておいて、普段使いに好適。

婦女子がちょいと頑張れば、次のボーナスで買えちゃうかも、と思わせる敷居の低さ、つまり巧妙な価格設定が奏功してニッポンをはじめ90年代末期からの中華の顧客予備軍に響いて、ブレークし続けてこられますた。

ショーンぜリゼの本店に30年前にギョー列して、店員に下等動物呼ばわりされながら買い物してたのは我々ニッポン人だったのですから、今現在並んでおられる中華を「爆買い」だなどといって嘲笑う事などできないはずです。

国内では20代前半から中年の主婦層全般にウケがよく、バブル期以降、長年のマニヤが多数存在しています。これもって新幹線に乗りますと、ものすごいBBA視線感じますもん。

あと、ご商売ですから、売れセンと言えるプロダクツのリファインやコラボレーションなども抜かりなくおこなっておられ、いまやフランスを代表するブランドとまでいわれるヤラシー存在と捉えるのは間違ってはいませんが、旅装具屋である、という捉え方ができれば全く違う印象でもって接することができます。

私はおそらく死ぬまで使うことでしょう(爆)。

久々に、そのスティーマーさまを引っ張り出してみたら、ご覧のようにベルト部分にヒビ多数っ!考えてみれば、年に多くても数回しか持ち出すチャンスがなく、あってもそれぞれ1泊がせいぜい。というのではムリもないか。実に去年の稼働は2回っきり。その程度では画像のヒビもトーゼンっす。

情けないが、仕方がない。

修復は不可能ですが、このまま放っておきますと裂けてしまいますから、そこは予防しなければなりません。ということで油脂の補給に禿げみます。

ルイヴィトンのバッグに使われているヌメ革は、色味が薄く、非常にデリケートなので、クリームの急速な浸透だけわ避けなければなりません。クリームの急速な浸透、というのはつまり塗った直後にシミになるやつ。

非常に恐ろしい事象で、ルイヴィトンオーナーはこいつを恐れるあまり、手入れそのものを怠ってしまうほどのインパクトを持ちます。

が、このヌメ革にしても、フツーの革には違いない。かりに放置すれば、私のバッグのようにひび割れて全損になるのわ変わりませんから、それなりのクリームを用意して対処すればよい。クリームの種類さえ間違えなければ、どうってことわございません。

靴用に買った、豚毛のブラシを用意して、おそるおそる塗布するのですが、なにこれは以前にも数回、挑戦しておりますので問題なし。このサフィールのデリケートナッパはこの世界ではワールドスタンダード。

おそらくルイヴィトンに顧客が油脂の補給を依頼した場合にも、外注業者の工房ではこれが使われるのではないか、と想像するのですが、それくらいの仕上がりレベルを誇ります。

解りますかね?しっとりとして、色が少し戻っている感じ。つい、やり過ぎそうになるのですが(爆)、ここは経験者。微量の塗布にとどめて様子を見ながら1ヶ月ほどかけて仕上げてまいります。

詳細後日(ヒマなのか)。

 

 


秋深し!まっつあんが大漁だったらしい

2018-10-17 10:52:51 | 秋の夜長のすごしかた

がーん!お客様からのご依頼で、近所の売店に出かけたら、今シーズン最後でわないか、という松茸(通称、まっつぁん)が鎮座しておられますた。画像では分かりにくいですが、大きいやつは25cmほどもありまして、大迫力。これで7000円だ、というので即買いしてまいりますた。

このお店は、ハンターさんが直接ブツを持ち込むので有名な店で、文字通りの直販。今年は、気候が松茸にはあったらしく、大量に採れてお値段もリーズナブルな感じで推移した由。

クルマの助手席に乗せて走り出した途端に、車内に香りが充満するほどのフレッシュネスでございます。

いよいよ寒さがやってきて、松茸まつりは終盤。これから11月の終わり頃にかけては、さらに香り高い山のキノコさまたちが売り場を賑わします。

毎年、キノコ狩りでの行方不明者が後を絶ちませんが、じつにこれ、キノコの魅力が語られているニュースなのです(苦笑)。なんというか宝探しなんですよね。

画像は、おいまつえん のロビーに飾られているススキ。深まる秋を感じていただく趣向です。なお、現在、客室が飽和状態のために、年内は予約を制限させていただいております。お客様、まことにありがとうございます。

画像は、ぜんっぜん関係ないけどGMT2のトリチウム夜光さまが生きている様子。このトリチウムはじつに放射性物質で、福島第一発電所でも問題になっているブツですけれど、このころのGMTにはヘーキで使われておりました。

現行のロレックスに採用されているルミノバでは、明け方には見えなくなってしまうのに対して、蓄光ののち自発光するトリチウムは明け方の時間確認にも使える、という地味ながら、機能的な一面を見せてくださいます。

経年劣化で発光しなくなるので、日本ロレックスにOHを依頼すると、文字盤の状態に関わらず、必ず文字盤の交換を推奨されるのですが、その場合は例外なくルミノバ文字盤に換装されてしまいますから要注意です。べつにトリチウム文字盤を珍重するわけでわございませんが、オリジナル最優先、ってことでw

私の場合は、正しい取り扱い(しまいこまず、トケイとしてちゃんと使ってやる)ので、状態は良好。いまだにクオーツか、という精度を誇っております(プチ自慢ご容赦)。


そんな季節 いよいよリンゴが売り場に

2018-10-03 10:34:17 | 秋の夜長のすごしかた

画像は、ご近所さんにいただいたシナノスイート。はしりの品種です。

これから11月の最終週にかけて、毎週といってよいくらいに違う品種がならんで売り場を飾ってくださいます。中華、最近では温度管理の技術がすごくて、つい先月まで去年のリンゴが売り場にあったような気がします(脱力)。

品種によって不思議なほど味の違うリンゴ。今年もデキが楽しみでございます。

さて、

appleからリリースのOS Mojave。リリース当日にインストールしてみますた。ウワサのダークモードをはじめ、随所にお手入れがなされており、より進化した感じ。ダイナミックデスクトップといって、現在地の時刻に合わせてデスクトップ画面が刻々と変化いたします。

アプリ開きっぱなしの私にはほぼカンケーない、というのが玉に瑕か(爆)。

メールまでダークモードなのですが、慣れが必要かも。でもカッコよいです。HPで販売中のi mac proと同じ、スペースグレイのキーボードに通じるイメージでございます。スペースグレイのキーボード買うかな(爆)。

ご存知、i mac proの純正付属品で、高値で転売されるほどの超人気を誇っているアイテムですが、ホワイトバージョンに2000円プラスで買えるらしい。ううむ(ばか)。

現在使用中のi mac late2012も償却は終了。機能的にはゼッコーチョーなのですが、業務でも使っている関係で6年使ったのものは処分の対象っす。あくまでもゼーム上ですけどね。

ダークモードは良いけれど、買い替えモードも検討しなければならないハメなwわけですが、i macに関しては今回の発表では新たなモデルに関するニュースもなく、買い替えに向けたキッカケがないわ、という状態。

もったいないので、身内に回す、に一票。

というわけで、話題がリンゴなだけに、というわけですた(爆)。


こいつぁ〜名品かもしれやせん!土屋鞄 Lファスナー

2018-08-30 10:56:27 | 秋の夜長のすごしかた

画像は、2015年に手放した、土屋鞄Lファスナー。という名前のお財布っす。ヌメ革と呼ぶ、ベジタブルタンニンなめしの牛革でこしらえた小銭入れ。

毎日の仕入れに持ち歩く他に、ドライブにも連れ出すし、海外へもこれ一丁。小銭は一切入れずに、カードと紙幣若干のみ持ち歩く、という私のスタイルには見事にハマり、10年で3個使いました。

カタログ名チョコと呼ばれた茶色からはじめて、画像のWEB限定オレンジ、そして

クリスマス限定色のレッドにたどり着いたのが2016年。だいたい2年〜3年間隔で買い換えを考えるようになる、というか毎日使ううちに気分転換だとかいって(いつものやつね)新品を調達する、という流れです。

オメー、土屋鞄のエイジング性能を知らねえのかよ、と言いたい方がたくさんいらっしゃることでしょうが、このLファスナーって、2年も経つとエイジングと同時進行で、じつはみすぼらしくなるのもまた事実。

くったりした「あの感じ」がわからない私ではありませんが、このモデルで、でるところに出たときにイバれる限界は2年とみました(べつにイバんなくていいから)。

定価で5500円という、乗り換えやすいお値段だというのもあるのですが、これ驚いたことに、結構なお値段で某オークションで売れてゆくのです。2年間も毎日使った中古品が、ですよ(驚愕)。

そんな使い古し、オークションで売るなよ、というのはごもっともですけれど、使わないまま手元に置いてカビを生やしちゃうのよりは良いだろう、と。でもね、5500円で買ったやつが3000円超で売れちゃうんすよ。

ネットショップでも実店舗でも、新品がソク売り切れというのではなく、あくまでも「つねに品薄」なだけで、決して入手不能ではない(ここ土屋鞄のうまいところっすね)のにこの高値、ってのはどうして?と考えながらも、使って、味出しを楽しんだ後に売り、を繰り返してまいりますた。

おそらくは、ユーズドのジーンズなんかでエイジング(=ズタボロ)に価値を見出す場合があるように、年季の入った状態の個体に価値を見出すお方がいるのかも、と想像するのですが、私には理解不能です(苦笑)。

土屋鞄の製品は、じつはこれしか買っておりませんで(なんだよ)、Lファスナーがこれだけいいんだったら、超大型のトートバッグやら、ボストンやら、小物各種などなどを身辺に置いたら、さぞかし楽しそう、と思い、イロイロと物色だけはするのですが、どうもピンとこないのです(爆)。

ドンくさいというかねえ、デザインに遊びがなくて、真面目すぎるんですよ。企業姿勢の現れである、といえばそうなのですが、バッグのデザインはそれだけではないっす。

おそらく、デザイナーと職人サイドと、あとわ生産計画関連との兼ね合いでこうなっちゃってるんでしょうけれど、ヨーロッパ、特にイタリヤ界隈の仕事と比べた場合には、CPわるし。ユーザーのせいともいえるか。

買おうかどうしようか、迷っているうちにいつの間にやら廃盤、というのがじつは土屋鞄には多いっす。定番といえるLファスナーはむしろ例外でしょう。

画像は、迷うことなく、みた瞬間に買うことを決心したRL Cooper Bagさま!ちなみに決心から買うまでに15年を要した、というね(爆)。

Lファスナーの一番の特徴は使う楽しみがあること。手に取るたびにそこはかとない満足感と毎回ビミョーに雰囲気が異なる感じがあって、これはオーナーにしかわかりません。あとは、ヤレたところで、テキトーに新品に乗り換えて行ける点。

こんなのも同様に使う楽しみのカタマリのような存在っすね。 

信頼感というのでしょうか、定番だけがそういえる、間違いのない存在。安定感すら感じるので、所有すること自体がうれしいというわけです。

実にこのLファスナーは、数ある土屋鞄プロダクツの中でも一番のご長寿モデル。発売からここまで一度も廃盤にされることなく展開してきたのだそうです。それだけ売れているのでしょう。道理で煮詰まっているわけです。

ちなみに他のツチヤプロダクツはひどいものだとその場限り。長くてもだいたい3年程度でどんどん廃盤にされてしまっているので、Lファスナーはむしろ例外的な存在といえるか。

お手入れの楽しみも当然ありまして(爆)、土屋鞄の取説によれば、水分禁止とありますが、なのは無視しておいて、クイックブライトで洗い上げては、マットな感じを心がけておりました。お財布なんて、じつは手アカまみれですからね(きつぱり)。

5500円でいつでも買える、というのが大きいのでしょうけれど、たとえジョンロブでもお値段はともかく、信頼感があって使うたのしみがあるのはデカイ。買い替えの楽しみも、リセールバリューをかんがえるとけして不可能ではない(爆)。

こんなのも過去には、手元にありましたっけ(とほひめ)。たったの一月でしたけど(爆)。

でも、これには信頼感を感じなかった(爆)のと、このレザー貼りにはエイジングの楽しみはないな、と感じました。つうか、汚れが気になって仕方ないし(爆)。案の定、ほんの数年で廃盤。さっさと旧型にされてしまい、入手不可となりました。ナームー(爆)。

いくらライカの限定希少価値モデルだ、といっても機能がイマイチというのでわ、意味をなさないのです。そういうのには信頼感てのは出てこないはず。

こちらには信頼感を強く感じます(爆)。RX100もいまや大定番ですよ!MK1〜6まで買い替えもきいちゃうし。所詮プラボディなので、エイジングの楽しみはありませんから、こうして画像のように着せ替えごっこで可愛がっております(ばか)。

現在、Lファスナーの次期モデルを物色中ですが、もちろん同じモデルを選ぶとして、色は現在、素材違いで各色選べるみたい。ここ、Lファスナーの歴史の中では珍しいっす。定番のヌメ革の他に、ブライドルや型押しも選べるらしい。

でも、色はなんといってもレッドの次にもってくる色ですからねえ、しばらくは迷いつつ、楽しむといたしましょう(あほ)。とかいってる間に完売しちゃうのがこのLファスナーなんすけどね。

ちなみに個人的に最高傑作だと思うLファスナーのレッドはスペアにもう一個持っているのでした(ばかだわ〜)。

今回はなにか革の質感を感じられそうな色目を選んでおいて、2年後、いや4年後あたりにまたレッドに返り咲いてやるか、とそんな計画っす(土屋鞄真鴨)。

 

 

 


暑さと忙しさのピーク=お盆をクリアする(爆)

2018-08-16 20:27:52 | 秋の夜長のすごしかた

2018は、記録にもキヲクにも残る暑さ。耐え忍ぶしかねえのか、といって自然の営みの前には本当に無力なことを思い知らされる始末なわけですが、お盆明けの今日あたりからはどうやら空気も入れ替わって、ヒジョーに快適。

なんだか、どんなに動いても汗もかかずに、ものすごくラク!

今年の夏を乗り切れたら、今後は大抵はおっけいなのでは、と思わせるくらいすさまじいやつがきておりましたが、どうやらやり過ごした模様。

そんな中、ジマンのRX100MK4に使っていた5年ものの貼り革をリフレッシュいたしますた。

買ったそのままですと、世界一といってよいCPジマンのRX100もただのプラボディのジミーなカメラ。ですが、

ガーン!ネイビーリザード貼り。ただし牛革型押し(脱力)。一見、エルメスルックにできちゃう(違うし)

が、本物を貼ったらそれこそ5万円コースのところを、たったの1600円でこのスタイルが実現する、というかリフレッシュできる、というのですから、CP高し!!

お盆明けからは、のんびりと秋を楽しんでやるか、などと考えたのもつかの間、なんと11月末までは無休で業務確定のもよう。考えてみれば、4月からここまで本当に突っ走ってまいりました。

ううむ、どこかで温泉に行かないと、煮詰まっちゃうし、とそんなタイトな毎日でございます。お客様、ありがとうございます。

 

 


秋深し まだまだあったっ! 今度は寺からおっしゃんが(爆)

2017-10-23 13:19:58 | 秋の夜長のすごしかた

ギャハハ〜、画像は東大寺大仏殿。うちの菩提寺とはまったく関係ございません(爆)。

ところで私たちが和尚さまを「おっしゃん」と呼ぶ時には、そこはかとない愛称と申しますか、じゃっかんの敬意と親しみを込めて呼ぶ場合です。でない場合は、〇〇ボウズとか〇〇〇〇ボーズなどと呼んだりもいたしますね(爆)。

そのおっしゃんも、私が知る限りいつの間にやら3代目。そのおっしゃんが、秋も深まろうか、という頃に袈裟を着て正装の上ご訪問ですよ。ナニこれ?なんだか悪い予感が〜。

振り返ってみますと、この3代目がうちに来たのはここ30年で初めて!こりゃあ余程のことだな、というわけで、ものすごい違和感とキンチョーを感じつつ、お話を伺いますと、

菩提寺の本堂の老朽化がいちぢるしく、ここまで先延ばしにしてきたが、いい加減に限界なので50万円寄進せよ、とのご託宣でございます(驚愕ののち抜腰)。

ヌホー、火災報知器さわぎのあとにこれかよ、といってまったくたまげるわけですが、他ならぬおっしゃん直々にやってきてのご依頼でございます。無下には扱えない。置いていかれた資料を眺めてみますと、確かに本堂の傷みぶりは限界を超えている。どうしてこうなるまで放っておいたかな、というくらいです。

過日、檀家一堂を集めた「説明会」にも一族を代表して行ってまいりましたが、まあ新築を考えるのは無理もない、というところです。

画像は、善光寺。毒々しいライトアップなどされて、寺の雰囲気ぶちこわし、と私は思うのですが、観光スポットとしても今や重要な拠点ですからして、経済効果に押された部分もあるのでしょう。寺も経営あってこそですからね。

檀家一堂が数百年ぶりに会したのでわないか、と思われる説明会では、いつの間ににやら建立委員会が立ち上げられており、委員総数30名。お歴々といいたいところですけれど(爆)、それわどうか(更爆)。まあね〜、ど田舎のおっちゃんたちがなんとも興味深い吹き出しそうになる柄のネクタイを締めて(爆)居並んでおられます。

ほとんどが初めて見るお顔ばかりでしたけれど、寺の檀家の集まりなんてこの程度のものです。

案の定、一律50万円の寄進、というあたりに審議が集中していて、議論白熱。

檀家サイドとしては、代々の墓が寺の敷地にある以上、おっしゃんには供養していただく立場。今後も死人が出る限り(そういうことですよね)寄進は断れないし、寺の維持に協力するのは檀家として当たり前のことです。

実際の議論は、金額の根拠を示してみろ、だとかとてもぢゃないが払えない、だとかいうのが続出して紛糾しておりますぜ。

一方の建立委員会サイドは、どこか及び腰と見ました。これ致命的。

そりゃあそうです。就任以来、おっしゃんがいきなりやってきて50万円の寄進、てのはどう考えてもハードルたけーわ、と考えているうちに檀家総会は終了いたしました。

寺サイドでは、建立のあかつきには銘板に寄進金額を明記してぶっ建てる、というのですがこれだと「寄進」ではなく、ただの「支払い」になりかねないわけで、ここにカチーンときてしまった私は、当然、無条件に50万円払う気はございません。

今後は親類一同と協議のうえ、寺サイドとお話し合いと参りましょう(さいきん得意だし)。

というわけで、秋深し。このぶんだとまだまだあるぞ〜(爆)。

 

 

 


秋深し 消防署からのお電話

2017-10-23 09:02:52 | 秋の夜長のすごしかた

さて、今回の消防法改正では、従来300㎡以上の旅館等に設置すること、となっていた自動火災報知器を「すべての」就寝をともなう旅館等の施設に義務付ける、というものです。

消防署に出向いてみますと、ガラーンとした寂しげなオフィスに5、6名の所員さんがいて、必死にディスプレイに向かっておられますた。

報知器について相談したい旨を伝えますと、所員さん2名が出てきて、なにやら低姿勢。

あれ、どうしたんだろう、お役所ならではの高圧的な態度などは微塵もなく、はてなと思ってお話を進めてまいりますと、どうやらこの法令の改正後の周知活動が遅れていて、こんかい全宿泊施設に設置が義務化された=防災設備の設置に半端ではないお金がかかるというアナウンスがされておらず、来年3月までに申し訳ないが、

設置してちょうだいな、というのがいちばんの目的。

今回の立ち入り検査、というのもそれらを周知させるのが目的である由。

つまり今回のこの法改正で対応しなければならないのは、どちらかというとすでに一連の防災設備設置済みのうちのような施設ではなく、開業まもない民泊や、すっぴんのままここまで来ちゃった300平米以下の施設だったというわけです。

あんだよ〜、慌てるぢゃねえか、とはおくびにも出さず、ひたすら神妙にお話を聞いてまいりましたが、世間話の中でやはり一から装備を整えるとなると莫大な金額になる上に、今年度中の設置つまり数ヶ月中の投資が義務付けられてしまった、てのはやはりハードルが高く、少ない人数で進めてゆくのはかなり大変らしい。

事情がわかったところで、それではうちの場合は小規模施設に認定されるのかどうか、というあたりを図面を広げて聞いてみましたが、図面上はなんとおっけい!現地確認を後日行った上で、認定いたしましょう、ということになりました(祝)。

フエ〜、よかった!消火器についてはなるべく現状あるもので対応したいところなのですが、実は旧型のゲージが装備されていないタイプで、これだけは買い換え。まあね、ことが起きてからでは意味がない、というわけで全て新品に買い替えますた。

火災報知器に関しては、無線式のものを装備する予定ですが、これも指導書が届いてから、整備計画を提出して、というのんびりした流れっす。

というわけで、この件一件落着っ!

ちなみにうちの親父は東京消防庁OB。たしか私ら夫婦の仲人さんは消防庁から某東京周辺都市の市長になったお方でございます(爆)。

以前に父の消防庁時代のお友達が大挙して泊まりに来たことがあったのですが、チェックアウト後に部屋に伺ってびっくり!すべてのお部屋のバスタブに水が張ってあった、というね。

ううむ、初期消火に備えた、というわけか〜、といって一同腰を抜かしたことでございました。

みなさまも、これから寒くなって、暖房器具などを使い始める時期でございます。火の元にはくれぐれもご用心でございますよ〜。


秋深し 次はそうくるか 消防署からのお電話

2017-10-22 10:57:29 | 秋の夜長のすごしかた

秋深し、と言いたいところですが、なに?この長雨?南岸にべったりと前線がはりついちゃって、まるで梅雨のよう。

ううむ、一年で一番気持ちの良いはずのこの時期にこの天気かぁ〜、ンマそれもまたよきかな、などといって、のんびりしていたのですが、そんな私には次の試練が訪れたのでしたぁ〜(今度はなあに)。

とある日の午後。地元消防署からの電話があり、来月、防災設備の点検に立ち入り検査をおこなうからよろしくね〜、というものです(脱力)。

チャハハ〜、防災設備、ってことは火災報知器をはじめとする、一連の金食い虫 大切な備品のことっす(爆)。

当ホテルにももちろん備わっておりますけれど、見れば使用期限(じつは消火器の使用期限は意味を持ちません)をとっくに過ぎてしまった消火器やら、一度も作動したことがない(そりゃそうだ)火災報知器ですよ。電源だけは入っているが、いざテストされたら怪しいなんてえもんぢゃない(涙)。

ううむ、こりゃあまーた一波乱あるな、というわけで消防法をはじめ色々と紐解く中で、重大な発見がございました!

端的に申しますと、旅館ホテルのカテゴリーが細分化されて、小規模施設という新しいワクが設定されているのです。延べ床面積300㎡以下のものに適用。

いうまでもなく、これ民泊やら、最近とみに増えてきた老人福祉施設の影響。

行政が民泊事業の普及を奨励して推進する一方、以前の宿泊施設のカテゴライズのままではイッパン民家や同規模の福祉施設にも通常のホテル並みの防災設備を備えなければならないことになってしまい、現実的でないというわけです。

わかりやすくいえば、小規模施設ではよりお安い防災設備を備えることが許されることになった、という意味です。

てやんでえ、防災設備なんて高額な方がいいに決まってるぢゃねえかというのは正論ですが、現実味を帯びないのです。やたらと家の間仕切りが多いだけでミンパク始めちゃった、フツーの民家にだあれが300万円の火災報知器を備えたがる、というのでしょう。だったらリフォームしますよねえ。

さて、うちの話。

ホテル開業当時の図面を文字通り「発掘」して、にらめっこすること数日で、どうやら宿泊棟に限れば延べ床面積300平米以内であることがわかり、これですとお話し次第では、「アコガレの」小規模施設に認定されるのも夢ではありません。ここは踏ん張りどころです。

じつに延べ床面積300㎡以上の一般のホテル扱いですと自動火災報知器と呼ばれる従来のものを備えつけざるを得ず、お見積もり200万円を超えるところが、小規模施設に許される無線を用いた相互に通信するタイプでしたら、高くても20万円でカタがついちゃうのです。この差はでかい。

ううむ、こうなりゃあ、あれやこれやと悩んでいる私ではありません。立ち入り検査の期日まであとまだ30日もあるのですが、なもの待っちゃあいられねえ(爆)。矢も盾もたまらず、消防署に乗り込みますた(爆)。

詳細後日。

 

 

 

 

 


 もう秋なの?いつの間にやら夏が終わった模様

2017-08-27 08:14:22 | 秋の夜長のすごしかた

気がつけば立秋はおろか、お盆もとうに終了。4月から続いたお客様ラッシュもようやく終わりが見えてきたか、という昨今。

8月としては、例外的な低温傾向と日照不足で農産物にはそれなりの影響が出そうですけれど、火に向かってする私の仕事の場合にはまことに助かったことでございました。去年はぶっ倒れそうになったからね。

寝ては起き、の繰り返しに終始する有様では(爆)お得意のアマゾンのプライムビデオ鑑賞もままならなかったのですが(そりゃあそうだ)、ここへきていよいよFire TV Stick導入!

これまでも27インチのi mac 経由でみていたので、キホン問題なしだったのですが、やはり液晶TVのくっきり加減にはかなわない。

起動時に多少もたつくのに慣れれば使い勝手もよく、CPも良いと言えるのではないでしょうか?

おそらくプライム会員は全員買っちゃうのではないか、という内容ですからして、未だにサイトではおひとりさま一つ限りで販売中。最需要期といえる夏休み前には、配達まで20日程度の待ちが出ておりました。

とにかく小型で、wifiさえあれば、旅先にも持って行けちゃうのが大きいか。i pad やi phoneとのミラーリングもできちゃうので、さらによし。

apple TVのリリースの動画を眺めていて、当時のCEOが、これからのTVは、アプリの時代であるといっていたのを聞いて全く「ナンノコッチャ〜」だったのが、いまやそいつを身をもって実感できるのです。

カラーテレビ(懐)創世記からこちら、TV関連の進化もそれこそつぶさに観察してまいりましたけれど、ここまできたか、と感慨深いです。

コンテンツの方もそれにともなって進化してほしい昨今ですが(爆)。それにしてもオンデマンド、という点からはものすごい進化。

私の場合は、何本もの映画を見始めては中断した挙句、放置を繰り返して、究極のオンデマンド(意味ちがうし)を楽しんでおるところでございます(爆)。

画像は、ももちゃん近影。夏も無事に乗り切って、深夜活動に余念がないご様子。オンデマンドTVなどには目もくれず、相変わらずのマイペースを保っておられます。

 

 

 

 

 


祝!ヴァージョンアップ成功 Ralph Lauren Knit Jacket

2017-02-23 16:30:48 | 秋の夜長のすごしかた

画像は、冬眠中のももちゃん。このところ昼間の気温が5度前後まで上がる日もあって、だいぶ楽になってまいりますた。

立春を過ぎたここへきて、某オークションサイトには、良質な冬物の放出が相次いでおり(完全意味明瞭)、私といたしましても放ってはおけず、夜毎の睡眠不足に苛まれる毎日(ばかですなあ)。

ワードローブに関しては、これまでネッシンに集め続けてまいりましたおかげで、ラインナップはとうの昔に完成済み。「どうしても欲しいアイテム」というのが、ほぼなくなってしまったのがサビシーといえばそうなのですが、ゼータクいってるばわいではありません(爆)。じつは

2013年の秋に探し当てたRLのこのニットジャケットなのですが、Mサイズを着続けていたところへ、それのサイズ違い(Sサイズ)が出品されておりましたので、意地で落札しておきますた。画像の個体がそれでございます。

ちなみにRLでは、Mというのは大まかに言って、日本サイズのLマイナス程度。Sだと日本サイズMマイナス程度、というのが大まかな目安ですが、これは印象。マイナスと申しますのは、若干小さめという意味です。

また、このモデルはサイズがキホン小さめで、たとえMでも着丈以外は、イタリヤサイズ44〜46程度のフィットであった、といえば大まかなところはお分かりいただけるでしょうか。

とにかく数がすくなく、この3年、いや発売からずっとオークションを見守っております私にして(爆)、巡り合ったのはほんの2着です。今回のこのSサイズの出品は本当に珍しく、2006年の発売以来、初めてではないでしょうか?

数えれば、発掘〜入手のドラマ(爆)からは、もう3年にもなるのか、といって感慨深いわけですが、そのかん結構な回数を着る中で、「着丈」がビミョーに長く感じられてしまい、リフォームしてえなあ、と考えて銀座の有名店に出向いたこともあったのですが、このジャケットの丈直しはサイドに縫い付けられている特徴的なポケットが邪魔をする関係で、事実上不可である、とのプロの診断が下されております。

やってやれないことはないが、費用が、というアレですね。そんなことをして全体のバランスを崩してしまうくらいだったら、ということだったのですが、ここへきてSサイズの出品。念願叶って、つい先日、湯田中のよろづやに宿泊している間に落札させていただきますた。

オークションそのものはものすごい激戦で、5分ごとに(爆)全国各地からつぎつぎに新たなるライバルが出現して、その都度延長戦にもつれ込むのには辟易いたしましたけれど、このjkの定価と仕上がり具合を熟知している私といたしましては、負けるわけがない(ばかと呼んでください)。自動延長がたびかさなって、じつに当初の終了時間よりも1時間オーバーで終了した、といえばその人気のほどがお分かりいただけるでしょうか(ため息)。

それくらい、このJKは有名で、しかもそいつのSサイズというのは、やはり確かに貴重なようです。

よろづやでも、全館デフォルトになった無料wifiを使いまくって、落札にこぎつけたわけですが、勝利の暁に深夜の露天風呂〜祝杯(爆)というお約束を敢行したのは申すまでもございません。

袖、身頃ともに、非常にタイトな作りなところへ、とってつけたようなパッチポケットがアクセントになっているあたりが味わいどころなのですが、今回のこの個体は状態が非常によろしく、ほぼ未使用な感じです。全オーナーさまのクセというか、あたりが全くついていない感じ。出品は、首都圏の温暖な地域にお住いのRLコレクター様と思しき方の出品だったのですが、この生地はご覧のような極寒冷地向けですから、ローテーション低め、と見てまず間違いのないところだと思われます。

この辺りがオークションの醍醐味でして、状態の良し悪しはそれこそ運まかせ。特に今回のようなレア物件に関しては、その傾向が強いです。

まったく願ったり叶ったりですが、厚手のセーターなどの上に羽織りますと、袖はかなりタイト。ですが、身頃や着丈はほぼ理想通りで、苦労して戦った甲斐があったというものでございます。

厚さ1cmにもなろうか、という非常にヘビーなヘリンボーンニットですが、細部の仕上げが素晴らしく、着込むにしたがい、持ち主に寄り添うようなフィットが生まれるのがこのモデルの特徴です。3年かけてようやくベストフィットとなったこの一着ですが、ようやく手元にやってきたなあ、おい、と言って可愛がっているところです。

ギリギリ許されるか、という大きめなヘリンボーンパターンをもつゴージャスな印象をもつ生地の、今風な短丈JKですが、タイドアップにも対応する一方、なぜかジャージとの相性抜群で不思議にこなれた雰囲気を持っています。この辺り、RLの面目躍如でして、細部まで作り込まれたディテールとデザインは、おそらく数十年後にも現役。

たまにももちゃんが、枕にしておられますが、なにか。

 

 


Amazon Kindle Unlimitedその後

2016-11-29 10:07:51 | 秋の夜長のすごしかた

画像は、ももちゃん近影。通常の3倍は食べているおかげなのか、体重も戻り、体調も回復なさったご様子で、リハビリは順調でございます。

さて、つい先日というか夏の終わりに始めた、Amazon Kindleの読み放題サーヴィス=Kindle Unlimitedですが、予想どおりに、はまりまくり(爆)。

食べ放題、なんてえのは、寿命を明らかに縮めてしまうわけですが、こちらの読み放題ってのは、逆。ある意味、本好きの夢の実現なわけです。あったらいいな、の代表格で、そいつをあのAmazonが、というのはグラグラきちゃうわけです(爆)。ギョーカイでも激震だったと思いますよ、これ。

昨今、書店の存続にかんしては、いろいろと議論があるようですが、読書を生活習慣の一部である、と捉える場合には、紙がディスプレイに取って代わられてしまうのは必定。

ケータイ電話が公衆電話を駆逐したのもそうだし、フィルムカメラがデジタルに取って代わられたのも同じ。

ページ=紙をめくる、というお作法にしても、パッドで再現できていると思うので、時間の問題でしょうて。

長年の生活習慣だった、「立ち読みツアー」のほうも、じつは並行して続けているのですが(たまには買いなさいよ)、店員さんに遠慮しながら(爆)、売り場をさまよう必要もなく、そもそも手に取るザッシ類のほとんどが発売と同時に、Kindleのおかげで、「既読」でございますから、あまり必要性を見出せない、くらいのところに来ております。

本屋ですと、到底、手に取らなさそうなやつも、ガンガンいく関係で、Unlimited登録のザッシに関してはかなーりうるさくなってしまった昨今。

さらに、ここへきてAmazon プライムにも手を出して、お目当ての音楽配信と動画配信のほうにもどっぷり。もう首まで浸かってる状態(真鴨)。

画像のように、ももちゃんもPCの前に陣取って、動画鑑賞にふける毎日ですが(爆)、AmazonのCP高し。このままだと廃人となってしまうので、バランスには気をつけておりますが(ばか)ねえ〜(とほひめ)。


加齢なる遠足(爆)ことしの湯治は九州で!!

2016-10-04 19:45:09 | 秋の夜長のすごしかた

気がつけば、10月。秋めくか、と思いきや、相も変わらずの湿気に支配されてしまい、長野らしさは夕暮れ以降にならないと味わえない。

そんな中、仕事に追われているうちに、どうやら個人的にまとまったお休みをいただけるのが12月にはいってからだ、というのが判明してしまいましたので(涙)、このようにチャージできないのは心にも身体にもよろしくない、との判断から、お客様の日程にとことん合わせてお休みをいただくのではなく、オフシーズンには、期間を区切って、きっちり休ませていただこう、という方針に変更いたしました。

あのスペインのエルブリだって、営業は夏季のみ。秋以降は食べ歩きの修行に出かけていた、ってんですから、これくらいはヨイでしょう(例えるレベル違ってるし)。

というわけで、パリへ、と言いたいとことなのですが、ロンドン行きが1月に控えていて、あわよくばユーロスターでパリへ、というのが可能ですからして、今年の湯治は九州に決定(ものすごい選択肢だな、おい)!

3年前に、地元の松代温泉に浸かってから、そのあまりのすごさにやられてしまい、わざわざ九州に行く必要ないわ、との判断から、出かけるのをやめていたのですが、ここへきて、ニンゲンやはり「たび」をしておかないと心身のチャージにはならない、と考えた結果です。

九州にはボクスターで渡っても良いのですが、今回は先日買ったRLのクーパー様を持ち歩いてみたいので(ミーハー)、マイルを使った空たび(ようはビラかしたいだけ)。

だって、そうでしょう。ボクスターのトランクに積んでしまったのでは、このクラシックな美しいバッグが人目に触れにくいぢゃないですかっ(ばか)。さよう、このようなブランドカラーバリバリの大型バッグは人目に晒してナンボ(やらしさ満点)

画像は、新型のCooperさま。モダナイズ、ってのはわかるのですが、上背が足りずに、クラシックな感じがうせてしまっていて、おとなりのジャガーの品格に負けていますね。

高さを抑えて、まちを大きくとった、面積のデカさでギリギリ60万円の存在感があるか、というわけですが、個人的には先代の高さで稼ぐボリューム比を支持したいところでございます。

ま、カバン屋の仕事ではなく、デザイナーの仕事なんですから、常にアップデートされなければならない、と。こういうものでしょう。

がっ、空たびとなったら、レンタカー必定ですからして、車種は自ずとヴィッツクラス(爆)。バランスどころぢゃありません(涙)。

今年の湯治は、久々の九州ですからして、やはり別府から始まって、湯布院、九重、ときて長湯温泉、ここまでで3泊。長湯を拠点にしてさらに3泊程度は許されるか(爆)。

長湯からは、R210をたどって日田方面や、阿蘇界隈にも出向いて、熊本の銘泉にも浸かり倒す計画。

この界隈には、10年前から通い上げておりますからして、地理も大体頭に入っている関係で、気分的にリラックスできる感じっす。大まかな地理がわかっている、ということは迷ってもヘーキ、という意味ですからさらにディープに行けることでしょう(爆)。

ファンの多い、こんなところや

話題の動画に登場した

ここ。

ここにも行くでしょうねえ〜(一部意味明瞭)。ただし、私の知ってるお宿はスベーテ、安宿ばっかり、ってのが問題といやあ、モンダイですわねえ〜(ここもう中学生調)