嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

因縁の兄弟対決! ゴルフ6試乗記

2014-11-11 11:06:56 | 

今日は、本州一帯がすっぽりと高気圧に覆われてしまい、珍しいくらいの秋晴れ。この天気はここ数日続いておりますが、この秋一番ではないか、というくらいに空気も澄んで乾いた感じ。非常に快適でございます。

つい先日、お客様が乗っていらしたゴルフ6TSIの1.4シングルターボに試乗させていただく機会がございましたので、そのインプレッション。

そう、ビートルオーナーとしては、非常に興味ある一台なのです。

なんといっても、ビートルのベースはこれ!

どうりで、フロントの絞り込みなどをじっくりと眺めておりますと、ぼんやりとビートルが浮かび上がってくるではありませんかっ!

ねっ、どことなく、ですが、たしかに中に入ってるわ、とそうなります(爆)。フロントエプロン、と呼ばれるナンバー下の直線なんかは、まさにアニキ(ゴルフ)譲り。レキシから言いますと、ビートルの方がお兄さんのはずなのですが、誕生順ということになれば、まずゴルフ6ありきの現行ビートルは弟ということになるでしょうか。

ちなみにゴルフ6のほうも、きっちりトクイチオート仕立て。これはなかなか高レベルな勝負になりそうな予感(爆)。

が、大きく違うのは実は、話題のイオンブリッジなのです。B子さんの方が一枚上手の、最新バージョンをおごってあり、動き出しがはるかに軽い。エンジンのせいかな、とも思ったのですが、どうもそれだけではなさそう。

ゴルフの方が重い感じで、このあたりがイオンブリッジの違いなのかな、と。B子さんが「すっ」で発進するとすれば、ゴルフは「ズズッ」という感じ、といえば近いか。良し悪しではなく、感覚的な違いっす。

また、エンジン自体にもほんの200ccではございますが、違っていて、このあたりはパワーやトルクというよりも、回転感覚の違いとなってきっちり味わえるようになっている。

一番違うのはなんといっても路面のいなし。

タイアのエアボリュームはB子さんのほうが圧倒的に多いはずなのですが、段差のいなしはゴルフの方がしっとりとお上手な感じ。本当に微妙な違いですが、体感できる違いがきっちりあってクヤシイ~(涙)。ボディの細部にわたる造り込みもいちまい上手な様子なので、ウーム、となってしまいます。お得意のレーザー溶接の賜物でしょうなあ、このあたり。

速度を上げての試乗ではなく、市街地を一回りしただけなので、まことにアレなのですが、大まかながら、明らかに違うこの2台。どちらがどう、ではないのですが、非常に気になる比較でございました。Tさま、ありがとうございました。段差には御注意でっせ(爆)。

 

 

 

 


秋の遠足 French Blue Meetingに出かけてみる

2014-10-19 14:55:28 | 

毎年この季節に開催される、フランス車の一大イヴェントが立科フレンチブルーミーティングです。

もう長いこと続いていて、歴史あるイヴェントですからして、会場の雰囲気もどこかゆるく、安心感がある。画像の本会場よりも、周辺の駐車場の方が見応えがあったりするのも、このイヴェントの特徴といえるでしょうか?

そこへ、友人のZご夫妻と新たに輪に加わった好青年と一緒に出向いて、楽しんでまいりました。

僕らも、決して初心者ではありませんが、いかんせんこちらはフランス車のイヴェント。ドイツ車はどちらかといえば、完全アウェーですからおとなしくしておきます(爆)。

今年は珍しいくらいな好天に恵まれて、快適至極。日焼けなどもいたし、いよいよこのイヴェントの季節がやってきた、ということは秋ももうおしまい。いよいよ冬が来るなあ、と言って黄昏そうになりますた(爆)。

今日は、うちのB子さんに同乗していただき、立科に登りましたが、概ね好評だった模様。平均燃費19kml近くである、とお伝えしたら、びっくりなさっておられました。

画像は、車山山頂付近から茅野方面を望む、の図。カレンダーになるのではないか、というくらいのパノラミックな景色は圧巻。ああ~、よきかな、秋の遠足。みなさま、どうもありがとうございました。来年もまた行きましょう!

 


木曽路は山の中だった(爆) ボクスターを引き取りに出向く旅-3

2014-10-08 10:34:37 | 

さて、戻り道にもいくつもの選択肢があるのが、わたしの移動(爆)。新品の、それもポルシェ謹製のパッドとローターを味わえる、などという機会は今後もそうはないな、という思いから、やはり高速道路+山岳道路を組み合わせておきます。って、全部のルートでその組み合わせとなるのは内緒(爆)。

トクイチオートを出発してほんの20m少々で決断しなければならないのですが、今日は周辺の道路が軒並み工事中ときている。

というわけで、いきなり一番の大回り(爆)、東海北陸道~飛騨高山~平湯~松本経由を選択いたしました。距離にして100km、時間にして1時間のプラスなのですが、なにこちらもこれでもかの路面と景色の変化に富んでおり、なんといっても後半の飛騨高山~平湯区間では、時間的に見てほぼ貸し切りのワインディングが期待できるのです。

そこまでの高速道路でアタリをつけて、温度を上げておいて、本州一といわれる険しい山岳路で、テスト、というわけだーがね(ここ岐阜弁)。

おまけに、今日は絵に描いたような秋晴れ!

各務ケ原ではなんと26度。しかも湿気まじりという気温に見舞われたのですが、さすがにすこし北上するうちに気温は徐々に降下してまいります。

東海北陸道では、青や赤の請求書を用意して後席への乗客をお待ちになっておられる、シルバーのクラウンに行く手を阻まれてしまいましたが、どっこいブレーキの慣らしには絶好だ(爆)。

この道路が行き着く先は、もちろん日本海岸。おもに北陸方面ナンバーをぶら下げたクルマたちが、当然のように家路を急いでおられるのですが、急いでいるだけあって、みなさま用心深い(完全意味明瞭)。8台くらいの隊列を組んで、客待ち状態(爆)。90kmh+での走行を余儀なくされていたのですが、トンネルのなかでどなたかが捕捉された模様で、そこからはイッキに加速いたします。

このあたりから郡上八幡までは下りのトンネル+高速道路としては急なワインディング区間なのですが、どちらかといえば、速さよりもキモチ良さが売りのボクスターでも速い!

クラウンアスリートさんなどが面白がってついてこられていましたが、パワーも速さもあちらのほうが一枚以上、上手なご様子ですが、高速での安定感に圧倒的に欠けておられる模様。クラウンに追いかけられるのもなーんかキモチ悪いし、勘違いして「乗用車」と一緒にされても困るので、ミラーの点にしておきました(爆)。

平湯では気温9度。しかしフルオープンのまま(ばか)。いよいよまばらなワインディングに突入な訳ですが、足回りカンペキ!この区間は路面がこれでもか、と荒れているのですが、タイアがゼッタイに路面を離れないので、安定感がすごい。タイアも鳴かさずにあのイキオイ、というのはとりあえず、すごいとしかいえない。

気になっていたブレーキもこんなシーンですと、リズムのようなものにうまく乗って効かせやすく感じます。

マイスターからは「踏むのはほんの一瞬、みじかく踏みなさい」と申し付けられておりますので、そのイメージで行います。

今日は、折からの月夜で、あまりにもキモチがよいので、平湯温泉につかったあとも、屋根あきのまま帰還してしまいましたが、こんなときにBarbour Driving Jacketがハマりまくります。ヘビーオンスのオイルドコットンにキルティング裏地ですから、防寒性能も申し分ない。寒かったらフードかぶっちゃえばよいし。

というわけで、木曽路から各務ケ原へとまわり、東海北陸道から飛騨高山経由で松本、さらに佐久へとまさに御岳山周辺を大回りで1周するようなルートとなってしまいました。走行距離は500kmくらいなのかな?それこそあっという間に過ぎてしまいました。

ボクスター、ものすごい快楽機械です!今後もどのような展開が待ち受けているのか、非常に楽しみっす。

 


木曽路は山の中だった(爆)ボクスターを引き取りに出向く旅-2 フェロード謹製パッド?

2014-10-08 09:43:09 | 

画像はイメージです(爆)。

さて、今回装着されたのはなんとレーシングパッド!ううむ、困った。サーキットとは無縁なこのわたしにレーシングパッドかよ~!と考えたのですが、1年でパッド表面に炭化が起きるのがイヤならこれでしょう、というのが今回のソリューション。

が、温度依存があって、パッドの温度をある程度上げてやらないと効かない、というし、鳴きも覚悟する必要がある、さらにローターに対しての攻撃性も上がってしまう、ときているので、そういうマイナス要因を考えると、通常はこの手のものをすすめてこないトクイチオートとしてもギリギリのところなのでしょうか?

レーシングパッドとはいえ、それほどハードなものではない由。

案の定、ポンと踏んでもタッチはしっかりあるのですが、効きゃあしねえ(涙)。踏力を上げればドス~!といって効くのですが、そもそもコントロール以前。

私にとってのブレーキはコーナー手前の微妙な荷重コントロールのために使う、というのが目的なのですが。やはりそれなりの山道などに持ち込まないとつかめないと見ました。

そうか、ウォームアップが必要だったか、というので高速道路走行中になんどかあたりつけのつもりでやってみたのですが、経験したことがないので(爆)、加減がよくわからない。第一、高速道路上で意味もないブレーキングしたら危ないしね。結果たしかに効くようにはなるのですが、乗るたびにこんなプロセスを経なければならないのは、慣れるまでは面倒な気がする。

が、まあね。これも修行。もう少しなじませて、本当の姿が見えたところでまたリポートするといたしましょう。

交換されたローターは驚くほど減っていてビックリ。たしかにあの効きですから、この減り、というのも当たり前な気がいたしますが、距離25000kmで交換か~!と。やはりボクスターといってもそこはポルシェ。非常に贅沢に造られているのでありました。

さらに以下次号。


木曽路は山の中だった(爆)ボクスターを引き取りに出向く旅

2014-10-08 09:03:00 | 

台風一過の晴天をついて、またしても岐阜県各務ケ原市のトクイチオートに出向いて参りました。こんかいはボクスターの引き取り。ずいぶん以前に整備は終了していたのですが、時間が取れず今頃になりました。

毎年の恒例行事である、というくらいに通い上げているわけで、同じルートばかりをつかっていると、単調になりがち。私にとりましては非常に貴重な、数少ない外出なのですから、単なる移動ではなく、できるだけ「たび」のイメージを持って、毎回ルートその他で変化をつけて楽しむようにしております。ですから時間的な制約があるときなどはもってのほか。1日、思う存分時間がとれる日を選択いたします。

木曽路をクルマで移動となった場合には塩尻の郊外から中津川にかけてのR19が中心です。

塩尻在住の盆栽愛好家(爆)I君も、このルートはお気に入りのご様子です。木曽川沿いに南下する山間のドライブルートですが、じつは景色もとこっとん「山の中」で終始します。10tトラックやKにまみれて60kmh+程度で流れる信号の少ない道なのですが、全体に下り基調なので燃費もよく、キモチがよいです。工夫して道路の両側にある温泉へもこれまでにいくつか探訪して参りましたが、いずれもイマイチ。

運転の初心に返って、路上のマナーを復習するのにはもってこいなのですが、ひとことでいって、単調。最初はよいのですが、中間あたりの奈良井宿あたりに至って、後悔するハメになります。高速道路にしときゃ良かったか、と。そう、飽きちゃうんですよね~!

条件によっては高速道路なみのペースで流れることも多いのですが、まあ1区間に過ぎない。早晩、トラックないしは後期高齢者運転のKが先導する一団に追いついてしまう、の繰り返しです。個人的には、車間距離をいかに保つか、でキモチ良さが段違いなのを発見できたのは大きいと思います。おとなしく流す場合にこそ、アクセルコントロールが必須。ドライビングシューズの本領発揮です。

現実には日本の路上ではこれでも極上。信号が少なく、流れているだけでも良い。と、そんなレベルの日本の路上。クルマの使い方を見つめ直すよい機会である、ということもできます。クルマをいかに楽しむか、となった場合に、現実の路上を見過ごすことはできません。低速でいかに楽しむか、と。そんなことがあらためて見えてくる秋の午後、と(しんみり)。

以下次号

 

 

 

 


シュアラスターゼロシリーズ インプレッション

2014-09-11 12:56:08 | 

シュアラスターのゼロシリーズは、たしか去年の暮れから使い始めたガラス系コーティング剤。それまではシリコン系のポリマーをつかった、PCSのヲタ専用コーティング剤をつかっておりました。

高価なプレミヤムと、ノーマルの撥水と親水それぞれ両方を、この一年で1本づつ合計3本空けてしまいましたので、そのインプレッションに挑戦してみます。

この製品の一番の特徴は、施行の簡単なところ。洗車後、拭き取り前のボディに直接スプレーして、拭き取る。というシンプルな施行方法なのですが、濡れたボディに、といのはキズを作るリスクが少なくて非常に助かります。われわれシロートが相手にするのは、塗装面の一番表側=クリアー層のみですから、そこの質感をキズを入れずにいかに仕上げるか、というのが主眼。私の場合はおもにツヤ、なわけですが、ゼロのプレミヤムはPCSの超高級バージョン=HQに匹敵するか、むしろ凌駕しております。特に、塗り重ねるにしたがって、しっとりと仕上がるさまは好み。

さっすがプレミヤム。お値段もプレミヤムだったのですが、発売からちょうど1年を経て、ほぼ1000円引き(嬉)で手に入るようになりましたので、普通レベルに降りてきた感じ。

ノーマル版のほうはツヤはまあ普通。プレミヤムとの差別化もしっかりできており、お値段なりに納得できるという印象です。ただし、これはプレミヤムと違って、ウィンドウガラスや内装にも塗れるのが出色。内装に塗っても妙なツヤがでませんし、各プラパーツに施されたシボの質感が上がるようで、結果は良いです。ホコリもつきにくくなるらしいです。

というわけで、インプレッション終了。プレミヤムのほうはお値段がこの1年で5000円→4000円弱に下がっているので、CPが良くなって参りますた!塗装面の手触り(ヘンタイご容赦)まで変化するので、オススメです。

 


いよいよ秋本番!オープンカーシーズン到来かっ!

2014-09-08 14:18:43 | 


今夜は中秋の名月、なんですってね。でも、こちら長野県東部では朝からどんより。そうはうまくゆきませんて(爆)。さて、私はと申しますと、久々にお仕事がラクになり、時間的に余裕が出てきましたので、いつもの県境越えドライブに出かけて参りました。ボクスターをちゃんと走らせるのはほぼひとつきぶりですが、疲れているときほど、トクイチオートのクルマは効く(なにに?)ので、助かります。
じんわりと染み入る(爆)ような路面のいなしや、アクセルレスポンスを味わっていると、まるで露天風呂にでも浸かっているようでまことにカイカン。

ニンゲン不思議なもので、疲れているときには運転もおとなしい(爆)。が、こんなときに北海道のU教授の名言、「トルクの湧き出す近辺の回転域を使うべし」というのが生きて参ります。

ボクスターでゆくとちょうど2000rpm+あたりから。おとなしいレスポンスがはじまって、これが4000rpm程度まで。そこから先にまた一段、美味しい山が待ち構えているのですが、シフトアップを許しておいて流すと最高!どうです?私もオトナになったでしょう(違)。


山からの下りも、4速ホールドにしておいて、スムーズなエンジントルクを楽しみます。ピーキーなやつではなく、じんわり来るやつ。フラット6由来の低重心と、ミッドシップからくる旋回性能。さらに踏力でCtrlの効くブレーキも味わいの対象でございます。ううむ、オトナ~。第4世代ロードスターも、この次元の楽しみ方ができるのかどうか、じじいの興味はその辺り。MTが楽しいのはわかるんですが、イナカでもすでに信号機だらけの市街地を走らざるを得ない、この道路環境ではすでに面倒(加齢現象)。最先端のツインクラッチをぜひとも搭載して「洗練の極み」、と言うやつを味わわせていただきたいものですのう。
個人的には、ツインクラッチなんてパドルであやつるのも邪道。アクセルとブレーキであやつってこそ、っすよ。

というわけで、久々にドライブを堪能いたしました。クルマには毎日乗っておりますが、やはり目的が違うのは大きい、とあらためて気がつく、秋の午後なのでした。


ついにキタ!!NDロードスター発表!

2014-09-06 20:26:47 | 

 

待ちに待った、MAZDAロードスター、第4世代=NDがワールドローンチされた模様。スタイリングのみ先行発表しておいて、詳しいスペックはのちほど、ということらしいですが、なんというか期待できそう。1t切るかもしれない、という車重に恐らく1.6リットルあたりの加給エンジン搭載で、エコ方面とパワーの両立をはかっているのか?
早く乗ってみたい、と思わせてくださいますが、これがきっかけでまた初代のときのようなオープンカーブームでも到来すると楽しいんですけどね~。と期待しておきましょう。


どこかビーエムの先代Z4を思い起こさせるロングノーズ、ショートデッキにヌメヌメした曲面デザインのボディ。メタリックよりもソリッドカラーのほうが映えるな、と思わせる雰囲気は、公開された車がレッド、ということもあって、イタリアンな衣装をにまとっているように思えるのは私だけでしょうか?
なんか、4代目ともなるとだいぶオサレになるんだなあ、と。感慨深いっす、ってオーナーでもないのに妙なお話でございます。


恐るべし!トクイチオートのエアソリューション

2014-07-23 21:33:01 | 
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今日は、クルマ好きなお客様がお見えになりましたので、夕方から八ヶ岳界隈へと分け入り、普段炎暑に見舞われている下界でくすぶっているB子さんのすす払いを行って参りますた。

このところ段差のいなしが一段とスムーズになり、クルマ全体にマイルドなフィールが横溢するのが感じられるのが出色。アイドリングから100kmh程度まではほぼ直線的にトルクが立ち上がって、とてもぢゃありませんが、これが1.2エンジン搭載のクルマとは思えない。

スポーティなフィーリングすら感じさせてくださるのは嬉しい誤算というものですが、今日出向いた界隈は、標高なんと1800m超。


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外気温もこの通りで、まったく快適。おまけに平日の帰宅時間過ぎですから全線貸し切りのワインディングを、おもうさま、楽しめるというわけでございます。

それにしてもタイアが鳴かない。考えても見てください。標高1800mでこれなんですから。ちなみに袋菓子などを持参いたしますと、パンパンにふくれあがる気圧の中、タイアにも同様のことが起きているはずなのですが、鳴かない。
え、なに?そりゃ進入スピードが遅すぎだろう、って?ま、そのアーウー(懐)。

その昔、同じルートでAさんドライブのランチアデルタインテグラーレが登りですでにブレーキフェードしていた、というくらいに、タイアが跳ねまくってグリップしなくなる症状がでてくる過酷なワインディングで、これなのです。

恐るべし、トクイチオート。恐るべし、エアソリューション。

ちなみに鳴かない、ということは滑っていないわけで、タイアも減らない、というリクツでございます(さらに驚愕)


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更新ひさびさ! B子さんで青木峠を走ってみる

2014-07-08 09:25:21 | 
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念のためにお断りしておきますが、私はいわゆる走りやではございません(爆)。

なにより、そんなウデも知識も度胸もない。オマケにカネもないときている(涙)。ただし気持ち良く動くクルマを気持ち良く動かすのに無上のヨロコビを感じるのがこの私、というわけです。

そんな気持ち良さは、じつは日常づかいのためのもの。というわけで、一日に4、5回は出動。それもそれぞれが2km未満の短距離走行、ごくたまに300km超(爆)といった、非常に過酷な条件下での使用でございます。

そのほとんどが60kmh程度までの加速と減速に終始しているわけで、クルマの世界では特に良く論じられるピークパワーだのトルクだのといった世界とはほぼ無縁なのが現実。あくまでも実用域、とくに低速でのドライバビリティに焦点を絞ったチューンがなされているのがうちのB子さんです。

今日はすす払いの意味も込めて、上田から松本へ抜けるR143、通称青木峠を越えたところに湧き出す秘湯=穴沢温泉へと向かい、人車ともにすす払いをして参りますた。

青木峠はスキモノのあいだでは有名。なにがよいか、といえばその、とことんまばらな交通量。
つまりは険しすぎてだあれも来ない。
いまやほぼ並行して、有料トンネルのほかに高速道路もあるし、だいいち道幅が狭いうえに屈曲路の代表格みたいな見通しの利きにくいやっかいなカーブが180、数えようによっては200以上はある。
どうです?走ってみたくなったでしょう(ならないって)?

僕もね、気力があるときでないと使いません。
週末だったり、車幅が大きなB子さんのようなクルマではできれば静かに走りたい。のですが、まあ峠に乗り入れたら最後、Dのままグイグイアクセルがあいてしまいます。

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それこそイニシャルDに出てくる道幅が変わったり、上り下りが織り混ざってドライバーに挑んでくるような峠で、それらしいクルマもちらほら。というか、すれ違うのはそんなのばっかりですよ(爆)。

今日は、イエローのロードスター、第3世代のクルマに追いついてしまったのですが、楽しかった。MTとDSGの戦い(完全意味明瞭)。
それまではDでテキトーに流していたのですが、こうなったら俄然やる気ですよ(あほ)。
アチラもミョーなのがキタ、というので、タイアを鳴かせながら引き離しにかかります。

すかさずSレンジに叩き込んで、床まで踏むのですが、タイアが鳴かないのと、旋回中の安定感が段違いなようで、前をゆくNCが通せんぼをしているようにしか見えない。

下りでは特に速くて、コーナー手前できっちり減速、ののち旋回の初期からアクセルを入れられるおかげで、気持ち良いうえに速い!
この低速域からのクルマ全体のリニアリティがどうやら前をゆくクルマとは段違いによい模様で、レイトブレーキングというのでしょうか?ブレーキングを残したままコーナーに進入して、不安定なまま旋回中のNCなんて停止しているようにしか見えない!

こちらはすでに微妙にアクセルが開いているのです!この微妙なアクセルオンについてくるのがトクイチのクルマ!
というわけで、このような低速コーナーでも、リニアリティの勝利でございます。

直線ではもちろん置いてゆかれるか、とも思いましたが、どっこいB子さんではたったの1.2でもじつはターボに磨きがかかっております。ボトムエンドからトルクの嵐で、ほんの60kmh程度までの加速はほぼ2.5リットル並みを誇りますから(そこから上があんまりないんですがね)、まあ同等の加速性能みたい。

旋回途中にもわれらがDSGが夢のような速さでシフトをおこなっておりまして、特技(爆)左足ブレーキングののち、進入はS3→ナカブカシ→旋回中にS2→S2の最大トルクで脱出という、チビリそうになるパターンを繰り返しているうちに峠を越えてしまいました。

DSG初心者ですと、MTモードを使いたがるのが常でございますが(思いきり上から目線、ご容赦)、なにブレーキングさえ間違えなければ、オートマチックモードのほうがよほど速くてスムーズ。TT3.2からこちら、ほぼ9万キロ。ダテにシーケンシャルシフトをあやつってませんぜ(いい気になるなよ)。

チョーシこいて、2のまま上まで回してもトルクがフラットなままで、ボクスターのようには盛り上がらないのに気がついて、はじめて、1.2のターボである、というのがバレるのですが、モンクなどあろうはずもございません。

いやあ、よかった~!でもなんというか不思議。努力不要で、ここまでキモチがよいのは誰のおかげでしょうか?
とおく西の空を拝んだことでございました(爆)。





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忙中閑あり 新旧ビートルそろい踏みを行っておく

2014-05-08 15:49:48 | 
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GWにおみえになった、常連のH様のお車とのそろい踏み。ご存知、先代New Beetleの限定生産モデル。RSiでございます。NAの3.2リットルV6に4Motionをかませた、まんまアウディTTのような成り立ちを持つゴルフ4ベースのこれはいまだに、異様な迫力をもちますが、そこへうちのB子さんを並べていただきました。

雰囲気がずいぶん違うのはまあ世代の違いと、RSiがもつ、度外れたディテール(爆)からくるものでしょうが、基本というかルーツは一緒。どこか共通の血筋を感じさせてくださいます。それぞれに特徴的なウィンドウグラフィックが印象的。the beetleではNew Beetleのほぼ半分程度に見えるサイドウィンドウの上下幅で、ここまでイメージが違うのは意外な程。Newのほうは、じつはボンネットが非常に短く、ここもまたルーフやリアフェンダーとともに球体の反復の影響を受けています。ボンネット、ルーフ、リアフェンダーで構成される3つの球体でもって、ビートルを再現している様は迫力満点。クルマというよりもオブジェというのが率直な印象です。

B子さんはNew Beetleに比較すると驚く程のロングノーズなのが印象的。こちらはじつはオーソドックスなバランスで、非常に古典的なクルマとしてのカッコよさに効いています。じつはポルシェの血筋を強く感じるひととき(爆)。


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というわけで、忙中閑あり。オーナーのHさまには群馬県まで運転していただき、その転がりたがる性格を存分に味わっていただきました。
それにしても、ちゃんと「燃えてる」クルマってのは走らせてキモチがよいものです。ほんとに。





今度こそ春(爆)?ひと月ぶりのボクスター

2014-03-22 19:32:39 | 

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3月も下旬。お彼岸だというのに、今朝の気温なんとマイナス5度。ううむ、本当に長い低温状態っす。

関東甲信越一帯を襲った豪雪からひと月が経過、と思ったら、夕べから今朝にかけては長野県北部で大雪。
さすがにこちらは慣れたもの、といいたいところですが、3月の下旬としてはやはり例外的。寒気が入りやすい大気の状態なのでしょうが、まだまだ油断がならないです。

そんななか、夕方まで時間ができたので、豪雪以降初めてR254を使って、ボクスターで群馬県境を超えて、「暖機運転」をして参りました。停めたまま放っておいたのでは、タイアが変形しちゃいますからね。

さすがに群馬では気温も15度近辺で推移しておりまして、非常にラク。そりゃあそうです。標高差500mもあったら、そりゃでかい。いつものドライブルートは梅が満開だったので、フルオープンでお花見でございます。

妙技山 妙義山界隈では、倒木多数!まちがいなく豪雪の影響ですが、雪崩のあとも散見されて、大変。路上に土砂が流出したあとが残っているのでそれと知れるのですが、いまだに片側一車線を塞ぐようにして枝が垂れ下がっている箇所もたくさんありました。

ボクスターはフィーリングがあいかわらずキモチがよいことこの上ない。

アクセルを多めに開けてトルクを呼び出すような走りもよいのですが、低速で前を走っている○ーチについていっても、愉しめる。飛ばしてナンボのスポーツカーとは一線を画する仕上がりだと思います。

じつはゆうべ、久しぶりにこのブログでもおなじみのi君が、またしても新車に乗ってやって来たのですが、今度の新車はボクスターとはまた違う意味でキモチがよい、といってジマンしておられますた(爆)。
相変わらず、へんてこりんなモノ選びをする彼のことですから推して知るべしですが、ヨメさんもへんてこりんなのを選択しないように、といって、同席者全員からいぢめられておりました(爆)。

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ううむ、やっぱかっこいいわ(爆)!なんというかオーソドックス。ちなみにタイアもあと1年程度は生きているはずなので、そのあいだにせいぜい楽しんでおくといたしましょう。


B子さんリコール入院

2014-03-10 10:40:25 | 
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3月もほぼなかばだというのに、冬の大将軍到来!真冬並みの寒気が入り込んで、画像の正面、浅間山界隈はまたしても積雪の模様。

さて、そんななかうちのB子さんにリコール修理の情報が出ておりましたので、平日をねらってディーラーさんに入庫させて参りました。

曰く、

基準不適合状態にあると
認める構造、装置又は性
能の状況及びその原因

7速DSG型自動変速機を搭載した車両において、ギアオイルが不適切であるため、自動変 速機制御コンピュータの基盤に内部ショートが発生し電源用ヒューズが溶断するおそれ がある。走行中に不具合が発生した場合、クラッチの締結が開放されることによって、 車両の運行を維持するための駆動力が伝達されず惰性走行状態となり、車両停車後に再 発進不能となる。なお、不具合が発生しても、車両を安全に停車させるための制動、操 舵にかかわる機能は保持される。 駐車中に不具合が発生した場合、エンジンを始動できない、または始動できても発進不 能となる。

改善措置の内容
全車両、ギアオイルを対策品と交換し、自動変速機制御コンピュータのプログラムを書 き換える。
不具合件数
0件
?
?
事故の有無
なし
?
発見の動機
VW本社からの指示による

以上、VWサイトより抜粋

トクイチオートとご相談の結果、6DSGとは違い、乾式の7速DSGでは決め手のオイル量もマチガイが生じにくく、問題ないでしょう、との判断に従いますた。

整備に要する時間は1時間程度、とのことだったのですが、なぜか朝いちでお預けしても、夕方の引き取り。3月ということで、工場も混んでいるのかな?
が、ここは急がせてはまずい、というわけで代車をお借りしてまいりますた。なんかディーラーへの入庫はとこっとん、死ぬほど(爆)イヤなんですが、仕方がない(涙)。信用してお預けするといたしましょう。

代車にお借りしたのは、なんと9Nポロの後期型、1.4の6ATが載っているやつです。以前からいっぺん試してみたかったモデルですが、乗ってびっくり。

走行2万ちょぼなのに、このヤレ感はなに(爆)?
すべてがミゴトにバラバラに動くせいで、非常に疲れる。まあね、比較してもアレですが、こんなに違うのか、と感じ入った次第でございます(一部謎)。
できれば、ゴルフ7GTIがよかったが、有り得ねーし。




ジュネーヴで新型TT発表!

2014-03-06 19:04:33 | 
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3月にはいった、と思ったらイキナリ冬将軍到来。しかも今回は長期滞在らしいぞ(涙)。

今年の冬は、特に長く感じる。11月の中旬に鳴子温泉で大雪の洗礼を受けてからこちら、ひたすら低温にまみれている今シーズン。が、ほぼ毎日続けているウォーキングの効果でしょうか、風邪をひいた、というのがいっぺんもない。
体温調節が、非常にうまくなっているおかげだと思われますが、○○は風邪ひかない、という言い伝え通りですぜ(爆)。

そんななかジュネーヴショウで新型TTリリースだって。
なんだかものすごくいぢわるそうなマスクに、先代ゆずりのインパクトのうっすーい、平板なボディが相変わらずかぶせてある。

こんなのはいっそ、A3クーペと名乗らせて、これはこれ、ということにしておいて、TTは変わりました!R8までゆかない価格レンジで売れるミッドシップに変身いたします。グループ内のポルシェからボクスターシャーシを譲り受けて、R6=TT=750万円、となれば俄然燃えるんだが(買えないぢゃないか)。

対ケイマンということになれば、お得意のRSのバッジでも貼って、800~900でも売れるわけだから、ショーバイ的にもよいと思うんだが。

とりあえず、中にゴルフが入っている、というのはそろそろ終わりにしておいたほうがよいと思う昨今。って、そんな訳にはもちろんゆかない(きつぱり)。

今回のは、ウインドウグラフィックに対ケイマン、というのがにじみ出ていてヨイ。ゴルフでもここまでやれる、というのを見せてやってほしいが、どこまでいっても乗用車ベース、というのもみえちゃってイタい。だいいち、同じグループ内で対決してどうする(爆)。

R8ないしは911コンプレックスもよいが、それ以前にいつまでたってもゴルフクーペの汚名は返上できない。できればベースシャーシの改変が一番効くと見た。
ここは、いっちょMQBを次期ボクスターケイマンに、嫌がるのを無理矢理落とし込む(爆)に一票(無茶苦茶)!

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画像は、正規発表前のコンセプト2リットルで420hpだって(驚愕)。ノーマルのクーペも細部をのぞいて、この造形。ほぼこのままのカタチで出てきちゃいましたけれど、なんだか新型の発表だ、ときいても全然わくわくしないね~。情報過多も善し悪し。本当につまらない時代だが、そこを面白がれないと、置いていかれちゃうのかな(心配しなくてもとっくに置いていかれてるから)。

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YouTube: Der Audi TT






トクイチオートの初代ステッカー発掘!

2014-03-03 19:21:29 | 
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三寒四温とは、まさに言い得て妙、といいたいところですが、こちら信州の今頃では、六寒一温がせいぜい。

今日の最高気温3度。ええい、ままよ。というわけで、かねてより懸案のB子さんの洗車に挑みます(爆)。

だってー、新規導入のコーティング剤なんて、去年の暮れから準備しているわけですし、使いたくてうずうずしているわけで、気温プラス、となったらもう矢も楯もたまらず、というわけですよ。

ミニバン並みに高いB子さんのルーフはなかなかなテクニックを要する箇所ですが、なにテキトーでよい。とりあえずは先日来こびりついた、泥を搔き落としてスッキリさせます。

コーティングはシュアラスターのゼロウォーターのドロップのほう。水滴を積極的につくって撥水させるタイプですが、悪くない。この価格帯では、使ってカンドー、というレベルとは無縁ですが、普段使いの道具にはちょうどよいか。

この上にプレミヤムというグレードがあるのですが、そいつはボクスターに施行して、ものすごい結果が出ております。なんというか、厚みのあるガラス(一部謎)。1ccあたりの単価で4倍近くいっちゃうわけですから、当たり前、ということもできますが、趣味クルマにはちょうどよいのか。

仕上げには、これっす!

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マニヤ垂涎!!トクイチオートのステッカーのオリジナルバージョンのデッドストックだぁ~!
てっきりなくした、と思って諦めていたのですが、本棚の整理をしているうちに発掘されてしまったのですた!

当時は、このようにBOSCH TUNE UP との2枚組で配られておりましたが、クルマのコンディションを味わうにつけ、これか~、といって感動していたものです。

ジェトロニックの時代から使われているボッシュチューンナップのドイツオリジナルバージョンは、後続車からは神社のお祓いステッカーみたいにみえちゃう配色が玉に瑕だが、なに根本的に意味が違うって(完全意味明瞭)!

トクイチオートのネーム入りのほうにはVWのロゴマークまではいっているぞ(感涙)!

ちなみに画像では、かろうじて判別が可能ですが、マフラー出口が白く焼けているのに注意!
納車直後には真っ黒いすすがこびりついていたのがウソのよう。
だからどうした、ということもできますが、きっちり燃えているクルマってのはキモチがよいものです、はい!
サスペンションのなじみがそろそろ進んできているようで、いなしが上手になってきております。

というわけで、ようやくあらゆる方面から仕上がりつつある、B子さん。はぁ~、気が済んだ(爆)。

すっぴんのまま、汚れがつきまくるのはやはりミガキヲタとしてはつらいんすよね~。せめて、膜をひとつくらい作っておく、というのはマナーの範疇と思う昨今(そうか)。





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あっ、ちなみにナンバーは911ではありませんよ!コンプレックス丸出しだからね(爆)。そもそものナンバーが非常にビミョーなやつだったので、そのままオリジナル保存でございます!