嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

発掘!アイビーボーイ図鑑

2006-02-06 07:33:36 | 本と雑誌
2006jpg一部マニヤさまには有名なこの本。すでに廃刊となって久しいが、私の本棚の奥のほうから発掘された(爆)ので、久々に眺めてみてびっくりした、なんと25年ぶり(爆)・・・なんにもかわってないぢゃん・・・そう、トラッドなスタイルはこれがウリ。何年たっても体型さえ変わらなけりゃ着続けることができる、しかもスタイルは昔からフツーなので今もフツー。
当時はメンズクラブと首っ引きで原宿や青山、銀座のショップめぐりをしたもんだ。あの頃はセーター一枚2マソなんてつぎ込んでたりして、それはそれは大切に扱った。大切に扱いすぎていまだに新品同様のやつが何枚も残ってるぜ(爆)
考えてみればユニクロで一枚1000円で投げ売りのシャツやセータの基本だってこのアイビー、トラッド系のものだ。
この図鑑(最近図鑑って減ってませんか)には着こなしのルールみたいなことがイラスト入りで季節ねたとともに紹介されているが、よくみればドハデ(爆)。なかなか真似できるものでもないが、1980年刊行のこの内容が、いまだに通用する、ってのはある意味すごいことだと思いませんか?アイビー万歳(爆)。きょうびのパンツずりさげ系高校生(完全意味明瞭)もこいう清潔感を見習わんかい、と(完全意味明瞭)。

ちなみにロレックスサブマリーナ、コンバースオールスターハイカット、アディダススタンスミスなどもアコガレの定番として扱われてます。クルマの記述はアメ車とMGくらいなのでまあアレなんですが、中年になって改めて眺めてみても、なんかこう、物を大切に扱っていた頃の記憶がよみがえってきて悪くない。初心忘るべからず、ってねい。



湾岸リベンジャー

2006-01-18 08:02:02 | 本と雑誌
1015jpg_021めずらしい!ワンガンもの(爆)。宝島あたりに3回くらい連載されてそれで終わり、みたいなハチャメチャ小説。めずらしいことに2世代前のインプレッサWRXが主役!妻を殺されたラリイストの復讐、ムリムリの設定ながらオーナー様は必読(ねらいうち)?劇画の小説版ともいえるが、けしてじっくり読みたい一冊ではありません。移動中にどうぞの35点。ただし1700円もするので自分では買いたくないぞ(爆)。図書館にはリクエストするとモノによっては買ってくれるシステムがあります。そいつを利用しましょう、のホシ3分の1。佐久市立図書館蔵書(爆)。しっかしこんなのでも出版するのか~(ためいき)



しょっぱいドライブ

2005-12-30 19:22:39 | 本と雑誌
1228jpg_003今年度芥川賞受賞作(でしたっけ)。なんてえことないストーリーながら文体がうま可笑しい(爆)。受賞作のしょっぱいドライブもナカナカなインパクトのタイトルで、うまいなあと思うが、単行本にオマケ収録の2編はさらに可笑しい。大作でも名作でもない、なんだか乾いた作品群。これで芥川賞かぁ・・・(一部謎)。で、これが映画化決定だと!・・・ううむ、資源の浪費になりゃしないかい(一部意味明瞭)



華麗なる一族

2005-11-12 10:15:48 | 本と雑誌
DSC1039志摩半島の英呉湾に「志摩観光ホテル」という老舗ホテルがある。つい先日のニッケイに親会社の近鉄が60億をかけてリニューアルを行うと記事が載っていたが、いったことのある人に聞けばむべなるかな・・・ボロもいいところだったそうで立地が素晴らしいのとメインダイニング「ラ・メール」のシーフードが有名になっちゃったのでフツーだったら完全に名前を変えて、というプランになりそうなものだが、「シマカン」の名前は受け継がれるらしい・・・「ラ・メール」のシーフードっつうかフレンチはそれだけで一冊どころか数冊の本になっているが、素材頼みの古いスタイル。あれをフレンチというのかどうかは大いにギモンで、まあ海鮮洋食とでも呼んでおいた方がよい(爆)。あわびのステーキがつくコースだなんて頼んでいい気になっているとひとり5マソは軽い。
・・・と勝手に計算していたらいらしたお方からの投稿で現在では宿泊して食事してもそんなに逝かないそうな(爆)。シェフがかわってメニュウも変わったのでしょう・・・だって、以前はフレンチコース3マソよりだったもの・・・

そのメインダイニングを一躍有名にしたのがこの山崎豊子著、「華麗なる一族」である。冒頭からイセエビのクリームスープが登場してタマランチ会長(爆)
山崎センセはいわずと知れた「白い巨塔」の著者。60年代に清張センセともども流行作家の名をほしいままにしたお方であるが、このおふたり、どうも話の作り方、描写、展開その他が似通っている。当時は新しい視点だったのだろうが、服装や料理などの細かい描写から臨場感を作り出す手法には感服させられる。いまだに読める、どころか楽しめる!ニンゲンの営みは変わらないなあ、と感慨しきりの超大作!企業小説の要素のほかに異常な性愛、グルメ、どろどろした人間関係、閨閥がらみの結婚などを織り交ぜて楽しませてくれる。
痛筋にどうぞの75点。時代を感じさせない太いストーリはいま読んでも新鮮ではないがうなずかせてくれるぜ、の★★★★。



地の骨

2005-10-03 10:19:35 | 本と雑誌
DSC0977読書の秋である。といっても私のはもっぱら読み物ばかりでとてもぢゃないが読書だなどとエバれたものではないので、あれなんだが(爆)。とそんな読書の秋だというのにまたしても図書館から返却の催促のはがきが届いてしまうまった(だめだめ)。ヤバ、これぢゃ常連さん、いや、常習犯である(完全意味明瞭)。幸いきょうは月曜日。図書館はお休みであるからこの隙にイッキにご返却である(爆)。都合3軒あわせて45冊にも登るのでタイヘンである(ばか)。

さて、ぎりぎりアウトで読み終えてないんだが(爆)、あいかわらずの清張センセの全集から今回は「地の骨」。はっきりいってものすごい傑作!タイトルが完全に意味不明なので手にとる人も少ないと見えて装丁はきれいなままなんだが、内容はものすごい。えげつなさこれまででトップランク。2流大学の教授たちの愛人がらみの揚げ足取りにはじまって、紛失した入試問題、定番の裏口入学、熱海のホテルビジネス、銀行の不正融資を絶妙にリンクした大作。読み応えありすぎ!の90点。映画化は残念ながらされていないようでフシギなんだが、2時間ドラマには80年代になっているようである。海外旅行のお供にどうぞの★★★★★!

さて、図書館いってまいりまつ(こそこそ)



松本清張の霧の旗

2005-09-14 18:16:03 | 本と雑誌
4101109206数え切れないくらい映像化されているらしい・・・山口百恵バージョンははっきりいってみてみたいぞ(爆)。裁判のシステムやその裏側の生臭い部分に切り込んだ問題作。主人公の弁護士とその愛人の密会にはもうちょっとえげつなさがほしい(爆)。人物描写ももうひとつ。踏み込んで詳細に描くと親近感が沸くんだが・・・なにやらあらかじめ映像化が前提になっていたようで、内館牧子ふうなチャプターあり。

オーソドックスな展開は読んでいても安心できる。まるで水戸黄門をみているようだ(爆)。桐子の執念ともいえる復讐への思いに心うたれる。視線のきつい九州から上京したてのバーのホステスが一番ぴったり来るのは誰だろう、なんつって想像しながらあっという間に読み終えてしまったが、そうか百恵ちゃんか、うんうん(一部意味不明)の★★★。博多行き新幹線の車中でどうぞの70点。




クルマの神様・・・読ませていただきますた

2005-09-08 19:47:02 | 本と雑誌
DSC0959Kさんから回していただいた・・・クルマの神様、読ませていただきました。詳細に眺めてみれば興味深い事実の数々。365BBはむかしレコードでエンジン音を聞いたことがある程度(爆)であるが、それにしても超レアなクルマをよくぞミズテンで買った、と・・・が、それだけである。福野センセの理論武装はなんといってもカンペキ。CGの例の連載時の取材と称して製造工程をつぶさに観察しまくっておられるので、打てば響くの連続で読んでいるこちらとしても頼もしい限りだが、どこまで読んでもただの購入記の域は出ていない。月刊誌化はまずねえだろうなあ・・・だなんつって読み進むうちにたまげた(爆)

・・・この秋二玄社より発刊!!ただし予定、そのうえ価格未定・・・365GTBB全部品全分解撮影ときたもんだ(爆死)・・・ううむ、あざとい!あざとすぎである。さっすが福野センセ、転んでもただでわ起きない。Fマニヤさまには興味深い記事なのかもしれないが、全バラシののちにもう組みつけのほうはソニーズフェラーリ(謎爆)で済んでいるんだろうなあ、ああ、遅すぎである(完全謎)

そこいくとどうだ!「イタ車はこんなものですよ」のあの面白さ(一部謎)・・・ううむ、やはりシャマル様のレストアに関しては2ヶ月くらいは各務原のビジホにでも泊まってつぶさに撮影し、出版に持ち込むべきではなかったか(違)なんといってもトクイチオートでの組み付けと調整である。それがもう終わってしまっているぅ、アーウー(苦悶)。んま、いまさら後悔なぞしてみても遅すぎというものか・・・

教訓。物事の伝達にはその方法と演出が肝要である、と(爆死)

Kさん、お貸しいただき、ありがとうございました。勉強になりますた!



砂の狩人

2005-08-30 07:19:13 | 本と雑誌
DSC0956大沢在昌センセの2001年作品。元刑事が単身新宿に帰り咲いて、闇をえぐりあばいてゆく。ヤクザ、中国人、公安、三つ巴の裏戦争を描ききる・・・って何かに似てないかと思ったら「新宿鮫」シリーズの焼きなおしぢゃないか(爆)。が、そんなことはどうでもよい。大沢センセは新宿を描き始めるととたんに生き生きとし始める。よほど相性がよいか、お好きなのだろう。今回は女性警視正トキオカがキーパースン。描写からすると浅野ゆうこさまあたりが適役かとも思わせるが、すでに彼女も40台半ば・・・かといって水野美紀ちゃんぢゃなあ・・・って、結構マニヤなんすよ>わたし
秋の夜長にどうぞの79点。★★★!北の狩人(幻冬舎刊)もオススメでつ。舞台またしても新宿!



LEONとNIKITA

2005-08-24 09:15:01 | 本と雑誌
next_txt02今朝のニッケイ、すさまじかったっすね(爆)。月末恒例の「モテ願望満載オヤジ向けザッシ」の広告満載!
LEONはじめもちろんNIKITA、streight、GQ、・・・UOMOにいたっては全面広告である・・・しかーもメインタイトル「恋に効くスーツ」ときたもんだ(爆死)!!
ヒマな私のことであるから(爆)、各誌の目次を仔細に観察してみたのだが、こらもうウケまくりオンパレード。そんななかでもやはりわがLEONさまの目次一覧は相変わらずのケッサク揃いであった。

あいかわらずミラノ在住のオサレオヤジがイメージされていて、現実とのギャップがはげしい!
ちょうどいまをときめく(爆)ホリエモンがイメージされてなにやら哀愁さえ漂ってシマウマ・・・
ミラノミラノと連呼する割にはナイトライフは都心とヨコハマのみ、週末ゴルフは北関東、住んでるおうちは・・・ときたもんだ・・・こんなものでいまどきの疲れ気味、太り気味のオヤジに効くもんかとも思うんだが、「掲載アイテムへの圧倒的なレスポンスは社会現象」つまりは「まんまLEONオヤジ」は増殖中らしいぞ!
TV放映中の電車オトコもかなりのキモさであるが、LEONオヤジもかなりキテないかい(爆)って、私も単にアコガレてるわけなんですがね(ぼんやり)。だって、うらやましいぢゃないですか(爆)。掲載記事どおりに「キモピタ」ぢゃないや「モテピタ」かまして、ニキータにモテまくり、っつうことはよほどニンゲン的に魅力があるってことですぜ・・・そうか、そやってユメをみせてくれるのがLEONというザッシなのか・・・

イタリヤンファッションに身を包んでLEXUSに乗り、しぶピカアクセをちりばめて、ニキータ連れ歩く「もてピタ」オヤジ、いへ中年のオトーさんにトーキョーでは遭遇できるのでしょうか?求む、情報(爆)。
・・・や、そいうカッコはしてても実際にモテまくってるオヤジがアナタの周囲にいるかどうか、っすよ、はい。

それにしてもNIKITAの目次はあいかわらずタマランチ会長!!もちろん婦人向けコーナに安置されているので、立ち読みするわけにも逝かないからこっそりとメンズコーナに運んで読むかな・・・ってダメキモオヤジはオメーだよ、というツッコミはそのとおりでつぅぅ~~(爆死)

さて、さっそくツアー(一部意味明瞭)にでも出向いてまいります。みなさまも良い一日を!






クルマの神様@たちよみ

2005-08-18 17:42:46 | 本と雑誌
ptmwyo91obxy近所の本屋ではまだまだ山積みのまんま(爆)・・・ひさびさの礼一郎節は空振りに終わってるようだ。ザンネン。内容なさすぎ。ネットで365BBを買ったというそのインパクトだけはものすごいんだが、あとはフツーのレストアである。っつうか肝心のそのレストアの部分がまったくといってよいくらい語られていない・・・いわゆる「購入記」というやつである。つまらん。といって次号を待てというのに980円はあまりにも高すぎやしませんか?というわけで結局立ち読みにて終了(爆)。250円の値打ちしかない(きつぱり)。グラツリ4でツクバラップが1秒半速くなったのどうのと、NAVIってどうしていつまでもこうやってシロート臭いんでしょうねえ・・・(爆死)・・・なものオメーの体調なんだよ、と(完全意味明瞭)


最悪

2005-08-11 08:17:03 | 本と雑誌
DSC0925奥田英朗センセの大傑作!このあとにたしか「邪魔」っつうのも発表されていて、そちらはケーサツが舞台の犯罪もの、どちらかといえば平凡な展開で特に印象には残らなかったんだが、こちらはどこにでもいそうな人々が主人公の等身大ストレス・ドラマ(爆)。非常に身近で他人事とは思えない設定・・・実はこのあたりに著者のワナが潜んでいた(爆)。川崎の鉄工所の経営者、都銀のカウンター嬢、街のチンピラそのそれぞれが織り成す日常のストレスのあれこれ。あまりにも見事な心理、情景描写のためにいつの間にか引き込まれて、上下2段400ページは2日で終わってしまった(爆)。読んでいるうちに知らず知らず感情移入が起きてしまい、胃の悪い方にはオススメできない(きつぱり)。こんなことが起きたらやだな~、のオンパレード。事実私も最後まで読んだその明け方にイヤーな夢を見た(爆死)。
夏の夜、ホラーなんかに走ってみても現実味は薄い。こんなリアルなストレス物語は意外に暑さを忘れられてよいのではないか・・・夢見はきっと悪いですがね(完全意味明瞭)、の★★★★★!



LEON@うけまくり

2005-04-24 07:25:07 | 本と雑誌
leon0506_sザッシLEON。あいかわらずトバしまくりで目が離せない。といっても恥ずかしがり屋さんの私のことであるからツタヤの店員さんにアンタもてたいの?と思われるのがコワいので(爆)ナカナカ買うことが出来ない。あ、そうか「週刊朝日」の下に隠してレジに逝けばよいのか(爆)内容の割りにデカくて重いあの装丁だけはなんとかして欲しいものである(違)。先月号なんか重くて持ってられなかったぞ(完全意味明瞭)。売り場で読む(意味明瞭)にはBRIOくらいがせいぜいだ。
しっかしこの手のオヤジターゲット雑誌、まさに雨後の筍状態ですね。それもスベーテ内容ゼロの厚手カタログ状態(一部意味不明)。ツヤ男だか色男だか知らないが、マニュアル頼みのイパーン人が全員色男になっちゃったらキモい、っつうの(爆死)

今回のLEONはでぶ、ぢゃなかった「ちょいムチ」なんだそうだ(爆死)。以下見出しの抜粋(爆)==========

やっぱり「ちょいムチ」がい~んです!
モテるオヤジの貫禄ボディ

災い転じて福となす!?モテるオヤジの貫禄ボディとは!?
イタリアオヤジ界、セレブ界の貫禄オヤジテク
オヤジの貫禄ボディテク01/ ゴツいオヤジ指にキラキラワザ
オヤジの貫禄ボディテク02/ カシミアミルクにちょいムチ胸の合わせワザ
オヤジの貫禄ボディテク03/ ダーツの入った白シャツに年輪を重ねた後ろ姿
オヤジの貫禄ボディテク04/ ハゲにはヒゲ
オヤジの貫禄ボディテク05/ 枯れているからこそ「ほのかに」いい香りが効果的
オヤジの貫禄ボディテク06/ 太い脚だからボトム細っ!
オヤジの貫禄ボディテク07/ ちょい枯れ感はテロテロブラック
オヤジの貫禄ボディテク08/ ゴツい足元は日焼けにサンダル
オヤジの貫禄ボディテク09/ オヤジボディだからシンプルT
オヤジの貫禄ボディテク10/ オヤジのツッカケはちょい焼け+カカトきれいに!
オヤジの貫禄ボディテク11/ ボチャ腹は隠すな!だからスリット入りのピタポロ
オヤジの貫禄ボディテク12/ 旬のダブルの紺ブレは貫禄腹が一番似合う
オヤジの貫禄ボディテク13/ シワが多いほどウインク強し!
オヤジの貫禄ボディテク14/ ちょい焼けこそオヤジの特権
オヤジの貫禄ボディテク15/ 枯れたゴツい腕だけの特権とは?
オヤジの貫禄ボディテク16/ さらにオヤジボディを格上げ 貫禄小ワザ!

マジ、歳を重ねれば重ねるほどドンドンにあってくるんです!
艶オヤジのメガネ、いま基本はこの5本!

連載 Sexy Style & Techinique
火照る素肌に一発リッチ&SEXYに
この夏イタリアでマスト!ちょいスケな「麻のシャツ」

夏に差がつく"モテる腰元"の作り方
お教えします。イタリア的 これが"ベルトの極意"

連載 オヤジのトキメキダイニング「祝!愛知万博(愛・地球博)」
夜のウラ万博はかなり不良(ワル)!?

連載 モテるオヤジのちょい不良(ワル)別宅
第7回/「THE SCAPE」オープンエアでキブンは貴族(セレブ)

連載 大好評!ブランドの逸品
モテるモードの選び方

連載 今月の「しあわせグルマ」
/トヨタの「レクサス」、いよいよ本格逆上陸!
いまだからこそ賢い選択

別冊付録 [ゴルフ レオン]
Golf LEON 「モテるゴルフ」夏の格上げ!

======================

ううむ、イイ!!アピール度満点。が、これやってNIKITAさまたちに嫌われたらどうしてくれるんだろう?「しわぶかい」「オヤジ」にウインクされてひかないお方なんてキャバ○ラ位にしかおらんぞ(爆)。「ばっかぢゃねえの、キモいんだよ」なんつって「ペッ」などとやられた日にゃ立ち直れないぞ!っつってもモデル全員ラテン系のイケオヤジ(爆)。ニッポンジンのオヤジが想定されてないところにワナが潜んでいるとみた(爆)
ちょいスケ麻シャツはキモいだけだが、ポチャ腹にピタピタTやポロシャツだなんてすでにみなさんやっておられるでわないか(爆)トラッドといってもいいぞ!んが、これやってモテたっつうのは生まれてこのかた聞いたことがない(完全意味明瞭)・・・さらに「夜のウラ万博」にまで出かけていって不良を気取るらしい!・・・ううむ、この一見ポジティブなデブぢゃなかった、「ちょいふと」礼賛の裏にはハンパぢゃない部数狙いのあざとさがかいま見える!読み流す、というよりも眺めるだけのザッシ、そいうコンセプトももちろんあってよい、が、せっかくの傑作見だしである。内容が伴うようにお祈り申し上げたい・・・そうだ、NIKITAも気になるぞ(違)、なんでも48手がどうとか・・・

今月号はまれに見る傑作タイトルの嵐である。タイトル考えたお方、はっきり言って才能大有り・・・あっぱれLEON!この調子で来月も押しまくって欲しいものである。あざとさもまたよし(爆)オヤジ礼賛、結構ぢゃないですか!って私、もしかして熱心な読者~(爆死)???あ、読者っつうのはかって読んでる人のことか(爆)

さあて、そろそろ月末。この手のザッシが出揃ってからおもむろに本屋さんに出向くとしようか(一部意味明瞭)



福野礼一郎の自動車ロン

2005-04-23 06:34:08 | 本と雑誌
DSC0736「くるまにや」が何度目かの廃刊になってからもうずいぶんたちますね。オークションなどに出品されると異常な高値で取引されるのは良くも悪くも本当のことが語られていたからだと思います。そらまMB~F~911~BMW~ジャガーの「このモデルのここが危ない」方面の特集がメインで、そんなのばっかじゃ部数が限られ、ネタも限られ、読者も限られで、早晩廃刊、つうのは見えてましたが、それでも福野礼一郎さまの一連のシリーズはお金払って読む価値は十分にありましたね。

この「自動車ロン」はその再録。くるまにやを精読していたみなさまは買っても無駄ですが、そうでなかった方は一読の価値は・・・ないです(爆死)。このブログでも読みましょう(爆)。
前半のほとんどをつぎ込んで塗装面へのケアは不要。やるだけ無駄だ、と説かれているのだが、そりゃ違いますぜ、といいたい!
現代のクルマのボディのお手入れは不要だなんつうのはもうジョーシキ、そんなこたあ百も承知でい(江戸っ子調)。車のミガキは靴磨きと一緒。いわば「みだしなみ」なのである。他へ対してのアピールでもない。びらかしたつもりになっても他人のクルマなんざじつはだぁ~れも見てない。そうじゃなくてみだしなみって自分のためのものじゃないですか。身の回りをきっちり固めることでおのずと態度も変わる。姿勢だってしゃっきりしてくる。なんつっても気持ちがよい!みだしなみを整える目的はまさにこれだ!まあセンセのおっしゃるケアとは意味がちょいと違うんだが、クルマに限らず、持ち物にこだわるからにはそのあたりの心理を大切にしたいものである。

あ、「いよいよ自動車ロン」のほうは必読ですよ。これだけはオークションでたとえ3000円ついても買うべきです(きつぱり)!!で、暗記する、と(違)





シャトウ・ルージュ

2005-04-12 11:52:03 | 本と雑誌
DSC0712日本経済新聞の朝刊に連載中の「愛の流刑地」読んでますか~(爆死)。・・・朝からなんだよ、ってくらいなきわどい描写にときめいているオトーサンがたも少なくないのでわ(違)?このところ人妻春香さまがおしまくりで、主人公たじたじ・・・が、こいつの展開の遅さもまた特筆ものである。お風呂に入るシーンで大体1週間つかっちゃうわけで、たまに読んでみればなんだよ、まだ風呂はいってんのかよ、ってなもんである(爆)

そんな渡辺淳一センセの2年前の連載物。これもまた文芸春秋に連載だったというが、まれに見る「いじいじ」加減(激謎)がじれったい!情けなさすぎの主人公様であるが、ラツールの85や、89のオーブリヨン、ムートンもどこかで飲んでるぞ(驚)。センセ、ナカナカのワイン通と見た。高いのばっかし・・・

それにしても異常な設定。ロワール界隈の城に取材してこいうストーリーを考えちゃうセンセもまたどこかで踏み外して、いや、相当に楽しんでおられるのだろう(爆)。フェチの論理的な解説には舌を巻く(一部謎)・・・読むとくら~い気分になりますの2・1点。一生やってろよ、と(爆死)。電車の中ではちょいとためらうギリギリの文学?



松本清張のけものみち

2005-03-17 20:17:14 | 本と雑誌
B0001927P6.09.MZZZZZZZ清張全集もだいぶ読み進んでしまった。センセのは超長編ばかりであるから、読みはじめにはそれなりに覚悟がいるんだが、なに始まってしまえば怒涛のイキオイでクライマックスまでイッキに引っ張ってくださる(爆)。今回のこれも1ページに2段づつが450ページ。文庫本にしてかるく5~6冊分のボリュームであるが店番しながら結局1週間で読破である。全集は全50巻。中には短編もあるんだが、今のところは大作、というか長編のみピックアップして読み漁りである。

センセお得意の政界黒幕物。この黒幕の「なぐさみもの」にムリヤリさせられてしまう民子の運命やいかに。ニューオータニと思しきシティホテルが舞台となって、密室に繰り広げられる人間模様がタマランチ会長。民子も相当なタマであるが、それを上回る登場人物がいちいち濃い。読み応えあり、だが、清張センセの作品をすでに大半読み尽くしのわたすにははっきり言って物足りない。お得意の綿密取材はどうやら都内と山城温泉のみだったようで、旅行記の趣すら醸し出すほかの大作とはまた違う味わい。刑事役がかなり良いセンを突いて民子に肉薄するあたりが山場かもしれないが、山場といえば全編これ山場、ということもできる。と思って巻末を見てみれば週刊新潮に2年余りにわたって連載されたという。昭和37年発表!・・・ニンゲンの営みって変わらないんですね(一部謎)