さて、koshinyaさんが家におみえになったのはすでに17時をとうに回った頃。
それから山岳ドライブに出かけよう、なんてのはフツーの方々からすれば、いったいどういうことなんだい、となりそうですが(爆)、私にとりましてはいたってフツー。
たまたまいらしたU教授にkoshinyaさんの85カレラをテストしていただく、というのも興味深い案でしたが、ここはボクスターでフルコースを召し上がっていただきます(きつぱり)。
フルコースときたときには各種さる道を連結して、総行程はなんと150km(爆)!そこへ夕方、それも今にも降り出しそうなときにいくか、と(ばか)。が、ボクスターは万能選手でございます。雨が降っても大抵の場合はオープンのまま対応可能ですし、低速トルクもこれでもか。が、このルートでは低速トルクなんざ試す間もない、ときている!150kmあっても、急ぐ気ならほんの2時間ちょいか、てなもんです。
出向いた先はここ~(爆)。変わり映えしないっちゃ、そうなんですが、最新のお気に入り、「さる道2012」でございます。
もちろん、慣れていただくまではMTモードで挙動を知っていただき、類稀な回りたがるフラットシックスも存分に歌わせて大騒ぎとなるわけですが、TIPの真髄を知っていただくべく、R299を攻める頃からDレンジシバリを行います。
R299は標高2000mにも到達するという、酷道としては日本一の標高を有するワインディングロードですが、平日のこの時間帯ともなりますと対向車、先導車ともにいっさいなしの貸切となっております(狂喜)。街中でDレンジシバリなど行おうものなら、件の2速発進ともあいまって、なんてトロいクルマなんだ、と勘違いしそうになるのですが、どっこい、ここは条件の整った高速ワインディング!Dでも7000rpm程度まで軽々と・・・
さて、そんな夢のようなワインディングをDレンジシバリで走ろう、というのですが、いやがるkoshinyaさんをたきつけて、ブレーキングだけでスポーツモードを呼び出すワザを教授するうちになんということでしょう(ビフォーアフターのアフターのほうのBGMここから)、5の全開からブレーキングで3まで、場合によってはコーナーの出口で2まで落ちて、加速を待っている、ところまで、TIPを飼いならすあたりはさすが現役ポルシェ使い!
いうまでもなく、ゼッタイの信頼を置けるブレーキングシステムあってこそ、なのですが、詳細は更に次号で・・・(枝木ひろいが忙しいもので)