嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

松本清張先生「黒い画集」にはまる(爆)

2010-06-05 20:14:45 | こんなの読んでまったがや

Dsc01104 清張先生の小品集。大物と称される小説家の作品群ともなれば、超長編系のいわゆる「大作」というやつばかりがもてはやされる中、清張センセの場合にはこのような小品集の中にも、いや小品だからこその傑作が埋もれているのです。

センセの全集をほぼ全制覇しつつある私のことですから、ここまでくればお気に入りの取材先なども見えてきますし、女性の好みもまあ大体判っちゃう(爆)。

ヒロインにはどちらかといえばジミなのをもってきておいて、容姿のよいハデ目系をとこっとん貶める、というお得意のパターンからはじまって、これまた地味な人物による地味な事件を複数起こさせて、巧妙につなげた挙句、やはりハデ目系を貶めちゃう(爆)、といった読み応え満点の展開型サスペンス(一部意味不明)まで、網羅してあるのがこの「黒い画集」です。

寝床についてから眠くなるまでお付き合いさせていただこうか、程度で読み始めたところが、こりゃすごい!となって、気がついたら明け方まで一気に読みきっていた、というくらいな傑作の連続!タイトルだけとりあげても・・・遭難、失踪、寒流、事故・・・などなど(爆)。ニンゲンのなまなましいいとなみから、人情の機微までをえげつな~く、独自の筆致で描ききる!

読み進むにつれてニンゲンの感情の原点を見るようでまことに感慨深い作品群ですが、センセお得意の、意外、とみせておいて実は非常に巧妙に計算された展開の妙は何十年経とうが極上のミステリー。生誕100周年の今年中に味わっておきましょう、と強くおすすめしておきましょう(爆)。一緒にお酒でも飲んだらさぞかしえげつなくて楽しかったでしょうに、と、有り得ないことながら、センセのお人柄が偲ばれる昨今。


訂正記事・・・ポロ1・2TSI 213万円より(陳謝)リリース それでも安くはないが(爆)

2010-06-05 19:28:15 | 

Zooma4477af61e18e712a2b2f0ef7ffa13c 今日VWディーラーからとどいたDMによれば、ポロ1・2TSIデビューフェア開催中!とのこと。添えられたプライスリストによれば213万、と242万円の2モデルで発売中、とのことですた。

前記事で273万円となっておりますのは、ナビシステム31万円搭載後の価格です・・・ってきょうび、ずいぶんと高いナビですが、いまや必須アイテムなのか???・・・ガーミン君を使い始めて思うのですが、自分のクルマで走る道なんて9割以上が知った道のはず。車載のナビなんていつ、どこで活用するのか、との素朴なギモン・・・VICSで情報が来たところでやはり知った道を走るのに変わりなくわないのか・・・渋滞にはまりながらぼんやり画面眺めるのに好都合なので惰性でつけている、に一票(爆)。

さて、画像は話題のGTI。ルポGTIなき今、1・4の最後のあがき、ということでこいつにツインチャージならぬツインターボ、それも大径のドッカン系をおごっていただき、ゴルフGTIを置き去りにするモデルの登場を望みたい昨今(ありえないから)。