ひさびさの眼鏡道ねた、ご容赦。
トムフォードのTF5116は、とっくに廃盤になったモデル。
気がつけば購入からは12年ほどが経ってしまいますた。
ここへきておりからのウエリントンばやりで、トムフォードの数あるウエリントンの中でも、なぜかこの5116だけニンキが急上昇している模様(狂喜乱舞する)。廃盤モデルだからかな?
ごくまれにオークションなどに出品されますと、ものすごい高値がついて、オーナーとしてもびっくりなのですが、トムフォードの人気が伺われます。オークションをよく見れば、中華の偽物も登場してきちゃってますよ(爆)。
おそらく、トムフォード眼鏡のラインナップ中のウエリントンタイプでは、トムフォード監督映画にミゴトご出演の5178や、5040のような、大型で今風なモデルが主流になってしまい、このモデルのような小さめのやつが、このところリリースされていないせいだと思われます。
個人的には、表面仕上げの見事さと、服に合わせやすい点と、もちろんデザインそのもの。あとは小ぶりのウエリントンタイプが好みなので、もうハマりまくりです。
あるうちに買っておけ~、というわけで関係各方面から直輸入を行ったのが、つい昨日のことのように思い出されます。
ウエリントンは、眼鏡のかけ始めから、ここまでずうっとこのてのやつを探し続けていますけれど、似たようなのがありそうにみえて、唯一無二。
今回は、秘蔵のグレーストライプ。
温存モードで未使用のまましまいこんであった3本目をいよいよおろしますた。画像手前のグレーのモデルにごく薄いブルーを入れたレンズを作って、晴れた日の眼鏡に、というわけっす!
ううむ、オサレ~(自画自賛ご容赦)。
キズがつきまくりだった、ブラックとブラウンの2本は、住友ハード2(仕上げ用極細コンパウンド)を使って、鏡面仕上げとしてあります。今回のグレーでは、ノーズパッドをバネ式のもので試してみたのですが、これが大当たり。
フィット感が向上して、非常に疲れにくいかけ心地になりました。このように、輸入フレームでは、買ったのをそのままかけてベストフィット、というパターンはほぼなく、ある程度手を入れてやらないと思うようにならない、というのが普通です。クルマに似てますね。
だったので、ブラウンとブラックもこのパッドに仕様変更する予定っす。
ううむ、どんだけ気に入ってんだ?と。
この5116には、できればリバイバルして欲しいところですけれど、トムフォードさまは明らかにトレンドを創り出す立場のデザイナーさんですから、ないでしょうなあ~。