能登半島を中心とする北陸地方の地震。
翌日になると詳細が判明して、被害が拡大しました。
元日からの災害で、人命にも施設にも大きな被害が出ています。
余震が続いていて、しかも揺れが大きい。
能登半島の皆さん、くれぐれも。
しかし、なんで能登半島で地震が続いているのか。プレートの境界じゃないし、活断層タイプなら一回揺れたら、それでズレがおさまって、しばらくは地震が起こらないように思いますけど?
能登半島には火山が存在せず、地下にマグマだまりがあるとは考えられないことから、見つかった下部地殻の地震波低速度域は地殻流体の存在が原因であると解釈できる。
下部地殻に存在する地殻流体が、何らかのきっかけにより地震が発生する上部地殻に突如供給され始めたことで、2020年12月から地震活動が活発化したと推測される。
群発地震活動は深さ約15 km から始まり、徐々に浅部に拡大したことがわかっている。この地震活動の浅部への拡大も地殻流体の上昇が原因であると考えると、一連の活動の推移を説明することができる。
*東京工業大学の東工大ニュースから引用しました。
この場合の流体というのは、熱水、火山ガス、マグマ。
能登半島のあたりには火山ガスやマグマは無さそうだから、おもに水じゃなかろうか。
たかが水。それが地下にたまって上昇してくると、こんな大地震を。
いきなり地震で始まった2024年。
さらに羽田空港では航空機が地上で衝突して、炎上しました。
海上保安庁の飛行機は犠牲者が。残念なことでした。
その一方で、日本航空の北海道新千歳-羽田の旅客機は、事故の後の短時間で乗客と乗員の全員が無事に脱出と。
イギリスの放送局BBCが、奇跡的な脱出。ふだんからの訓練が役立ったのだろうと「さすが日本」という方向での報道です。
ニュースでは、ひどい燃え方だったから。
悲しい中ですが、日本航空の緊急時の対処は良かった。すごいなあと思いました。
ここから2024年のご挨拶をあらためて。明けましておめでとうございます。
この先は平穏で、普通に頑張れる一年になりますように。
初詣。
遠くからの参拝客も多い大きな神社と、昔ながらの村の小さな神社へ。
なんと、梅の花が満開。
いくらなんでも早くないですか。
春を呼ぶ梅の花。