文化逍遥。

良質な文化の紹介。

録音作業―その2

2011年12月17日 | 音楽
 母の介護の合間をみて録音作業を少しずつしているが、ギターのピエゾ・ピックアップからマイクアンプに入力すると高音域があまりに強くなり過ぎてどうもうまく行かない。そこで、以前から持っていたL.R.BaggsのプリアンプPARA Acoustic D.Iを使ってみることにした。

Paraaco

 レコーダーからファントム電源が取れるので、マイクは直接入力。音抜けが若干悪くなったように感じるが、予想したほどの音質低下は感じられない。プリアンプも9Vの電池ではなくファントム電源から取ったので、動作が安定し安心して使える。

 PARA Acoustic D.Iは、ライブ用で録音には向かないと勝手に思い込んでいたが、結果としてそんなことは無かった。イコライザーも使いやすいし、音質もピエゾの冷たい感じが無くなって自然な聴きやすい音質になった。値段だけの事はあるなあ。
 これだけの機材で高音質な録音が出来るのだから便利になったものだ。わたしが最初に録音を試みてから30年近くが経つが、その頃に較べれば楽器も機材も安くなった。今の若いミュージシャンがうらやましいくらいだ。


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