文化逍遥。

良質な文化の紹介。

自宅の新築工事

2015年06月25日 | 本と雑誌
 このところ自宅の新築工事中で、落ち着いてギターの練習をしているわけにもいかない。なので、図書館から借りてきた隆慶一郎の時代小説などを読んでいる。まあ、新築と言っても昨年相続した12坪の土地に、無理やり小さな家を建てて終の棲家にしようという訳で、それほど大仰なものでもない。
 なにしろ建坪7坪で、延べでも13坪ほどの極小住宅。しかし、一人で倹しく暮らすにはちょうどいいかな、とも思う。最低限の生活用品が置いてあるだけなら、13坪の家でもそれほど不便は感じないかもしれない。が、なにしろ道具というか、様々な荷物が多い。本にレコードにCD、最もかさ張るのがギターや録音機器などの楽器類。それでも、昨年から徐々に売れるものは売り、処分できるものは思い切って捨てた。本は、本棚にして3箱分くらいを、出身大学の「古本募金」や近くの古本店に出した。あと、フィルム・カメラや家具類など、売れるものはリサイクルショップに引き取ってもらったりもした。長年使いこんだ道具を手放すのも、けっこう辛いものがあり、決断するまで時間がかかった。置く場所に困る以上いつかは思いきるしかない。楽器類はダメだなあ。電気製品などと違い、一度手放すと二度と同じものを手に入れることは出来ないので、なかなか踏ん切りがつかない。連れ合いでもいたら喧嘩になりそうだが、幸か不幸か天涯孤独の身。なんとか、楽器類やCDなどの音源類は置き場所を確保して持っていられるだけ持っていたい。
 その小さな終の棲家も、今はまだ基礎が打ち終わったところだが秋には完成する予定。楽器や本などに占領された家になりそうだが、近くにお住まいの方は話のタネに見に来てください。

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