文化逍遥。

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実るほど頭を垂れる稲穂かな

2017年08月14日 | 日記・エッセイ・コラム


 8/13(午前)携帯で撮影。こちらは、格言ではなく本当の田園風景。あと、数週間で刈り取りか。しかし「実るほど頭を垂れる稲穂かな」とは誰が作ったか知らないが、うまいこと言ったもんだ。落語のマクラなどでも使われる。わたしも還暦まで生きて、いろいろな人に逢ったが、いい仕事をする人ほど謙虚だった。逆に、自分の才能を過信する人で大成した者は知らない。

 ここは千葉市の寺山という所にある保存樹林と田んぼで、自転車で墓参に行く道すがら、よく立ち寄るところ。JR千葉駅からでも車で10数分の所にある。地元でもあまり知られていないが、千葉市でも寺山町とか隣の高品町とかいう所は歴史のある所だ。米が経済の中心だった江戸期には、こういった景色こそが豊かさの象徴だったに違いない。大切にしたいものである。


 8/16追記。8月に入って涼しい日が続き、雨の日が多い。エアコンが苦手なので楽だなあ、と思っていたが、東北では日照が不足して農作物の生育が良くないという。少なくとも千葉市では、写真のとおり稲の生育には問題なさそうだが、冷害は困る。勝手なものだが、こうなると太陽が顔を出してくれる事を願うばかりだ。

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