文化逍遥。

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2018年9月、加曾利貝塚

2018年09月14日 | 考古・エッセイ
 長く酷暑が続いた今年の夏もやっと終わりが見えてきた。なにしろ今年は関東で6月の下旬には梅雨が明けたので、平年より一ト月近く早く厳しい暑さがやって来たわけだ。しかもそれが記録的な高温で、熱中症で救急搬送される人も、亡くなる人も記録的な多さだった。
 というわけで、最高気温25度ほどになった9/13(木)、例によって墓参がてら加曾利貝塚に寄ってきた。


 特別史跡に指定されてから改めて発掘作業が始まり、今も継続中。まだ、全体の3割も終わっていないとされ、延々と続く。出土品を破損しないように手作業で行われる。根気のいる、気の遠くなるような仕事だが、世代を超えて引き継がれることだろう。


 こちらは、南北あるうちの南貝塚の断面が観察できる施設。


 中に進むと・・・


 内部は、こんな感じ。貝や魚の骨はもちろんのこと、獣骨なども散見できる。

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