King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

キューバというコーヒー

2006年10月05日 16時29分53秒 | 日々のこと
珈琲屋さんではブラジルのストレートを注文します。
うちでも飲むのは専らブラジルです。
珈琲専門店だとブラジルも何種類かあります。
有名なのは、サントスとかブルボンとかですが、
どちらも積み出しの港名であり、産地ではありません。
昨日行ったいつもの喫茶店では、なぜかそのブラジルを
頼まずにメニューの1番最後のキューバにしました。
今旬な感じがしたのです。
ジョンレノンの銅像があり、だいぶ枯れたカストロがいる。

キューバの特徴は、あっさりとした味とかすかな甘みが
あるとなっています。総合的な味で不可がないということで
大変な味の予感がします。しかし、このときに飲んだ感じでは
最初の一味はかなり感動に近いものがありましたが、香りや
こくや味の厚みというものがないのです。段々なれると
何だインスタントみたいな味と感じてしまいます。これは
ちょっと一旦そう感じてしまうともうだめで失望の味となります。
繊細でバランスの取れた味でありますが、珈琲に求める味と
言うのは人それぞれでブルーマウンテンを最高とするとこの
キューバもブルーマウンテン系に違いありません。
良く、最近の缶コーヒーのクリスタルマウンテンもこの
キューバの豆です。

さてさて、この珈琲はどう判断したらいいのか。
人によりブルーマウンテンよりうえという人もいるし、私のように
インスタントみたいという人もいるでしょう。ブラジルも
あっさりとした中庸の珈琲で豊かな珈琲の醍醐味を備えています。
最後は、好みの問題でしょうがクリスタルマウンテンとすれば
ブルーマウンテンという有名ブランド力の影響もありますし、
飲むほうの心構えも変わります。実は、ブルーマウンテンが最高
とされますが、ブルーマウンテンより安くておいしい珈琲は
たくさんあり、ハワイやジャマイカなどさらにブラジルの高級豆とか
日本人が信じるブルーマウンテン最高神話を覆す力の豆が存在
します。ただ、最高の豆がその国に入らないシステムというのも
有り、我々が信じる味と国際的評価の味で差がある場合もあります。

私の経験上、豆のでき以上にロースとや淹れ方でもかなりの差があり、
豆の新鮮度で味は簡単に変わります。だからあまり豆の産地や出来が
1番どうこうされるのも疑問があります。いつもの喫茶店は、知人の
個展があるということなので、それを見るついでもありました。
今回気になったのは、今まで未体験の豆で一応気が済んだものの今は
そのときに話題になったイエメンです。普通珈琲のストレートと
いうと、キリマンジェロ・モカ・コロンビアが良くメニューにある
所です。イエメンとは。ここに疑問がわきました。
モカというとイエメンのモカマタリをさすものだと思います。
私が良く行くこの珈琲屋さんには、モカが三種類あるのです。
イエメンという銘柄もあり、このモカというのは何をさすのか
次回の課題となりました。
コメント
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