King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

コロンビアスプレモとJACK

2012年12月03日 09時43分05秒 | 珈琲
スペシャルティコーヒー専門店の豆はよく耳にする
国のコーヒー豆でも知っている豆の姿と違うことがままあります。

総じて言えるのはCOEなど農園名まで出ている豆ほど小さいことに
まず目が行きます。

多分この豆サイズなら普通なら安く買いたたかれるか、ブレンド用と
してしか出荷できないような豆なんじゃないかと思うような、普段
見慣れないその国のサイズだったりするのです。

しかし、今では一度国が違えどバカマラなり、ゲイシャとつけば
高値で売れてしまうことになり、今までは売れないような小さい豆も
売れているというのが実情かもしれません。

実際味と豆サイズに根強い差別があり、それを打ち壊したスペシャルティ
神話も功罪入り混じる面があると思います。

実際それを言う業者もユーザーすくないのですが、気を付けたいのは
スタンダード品なら味が下でも仕方がないという意識です。

スペシャルティ専門店などと銘打っている時点でそんな意識が透けて
見えますが、コロンビアスプレモにしろブラジルサントスNO2にしろ
ちゃんと焙煎して新鮮な豆なら極端に味が落ちるわけではないという
現実を無視しています。

まあそれぞれ色々な事情を抱えているのでしょうが、私はそういう味に
ついては偏見を持たず、逆に判断はお客さんにゆだねるという考えを
持っています。

そしていえることは決して在来のコロンビアなりブラジルがまずいと
は思いません。

それに最近は泡付のコーヒーがおいしいコーヒーだという変な意見までが
まかりとおり、我々のような自家焙煎の珈琲豆はそういう機械には
敬遠されてしまうということまで知られていません。

豆はイタリアで焙煎した缶入りのサラサラの細かいものでなければ
ならないと真顔で熱弁する人までいます。

そんな言葉や機械信者にこそ飲んでほしい自家焙煎豆とネルドリップの
珈琲です。

今日のお祭りそんな意味とおもてなしの心を込めて淹れたいと思います。

豆売りはブレンド『JACK』とカップ売りはコロンビア、ブラジルなど
です。
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