King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

暖かい日に

2012年12月30日 11時03分41秒 | 珈琲
今日は昨日に続いて暖かい日です。

昨日は夜でも8℃もあり、蓼科で過ごした時には
-15℃の世界でしたが、ずいぶん暖かい冬だと
感じました。

秩父に帰ってきたときには雪でしたが、武甲山の
雪姿もこの雨ではすぐに消えてしまうのではないでしょうか。

温かいとはいえ、朝は熱い珈琲で迎えました。

ブラジルの木上完熟豆のこってりとしたチョコ感覚を
楽しみ、ふと暖炉の薪のはぜる様子が脳裏に浮かぶと
いう感じでした。

ホテルで見た長野のニュースでは、今年のクマやシカの
目撃情報が増えたのは、山のどんぐりなどが減少した
せいではなく、里山の環境整備がされなくなったからだと
指摘していました。

私は針葉樹をやたらと無計画に増やしたために山が荒れ
土砂災害が起きやすくなったばかりか、動物たちの食糧も
なくなり、里に仕方なく表れているのかと思っていました。

しかし、緩衝地帯としての里山の整備が昔のようにされる
コミュニティの消滅やなんでもボタンを押してできてしまう
という風潮にこれから日本人が取り組まなくてはならい課題を
見る思いです。

そんな薪の香りを反芻するように野生動物のことなども
今回の旅行で出くわしたテンやシカなどの姿とともに
考えてみるのでした。

ブラジルのさわやかな後味同様、素晴らしい自然と共生
する未来も取り組みがすっきりとさわやかな明日につながればと
願ってやみません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする