King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

アビーの母親と赤虫と

2017年08月25日 11時44分35秒 | 日々のこと
昨日のERにアビーの母親役のサリー・フィールド
がでていました。

なぜ、こんな映画で二度アカデミー賞をとる大女優が
こんな汚れ役のような破滅的な性格を演じるというのは
映画『アバウト・シュミット』のキャシー・ベイツの
ヌードシーンくらいびっくりしました。

このシリーズでなんどもこの母親役で破滅的演技を披露して
うんざりとした気分にさせてくれます。

今まであったしんみり系のシーンよりドタバタや悲劇に
シフトしてそれもより過激になったり大掛かりに海外
ロケもあり、非政府組織に命の危険の中でなぜ医療を
提供するのかという根本的な命題のようなものまで
広げていきます。

そんな生末を考えたとき昨日書いた赤虫の経済性を
考えて田んぼの中にいるユスリカをわざわざ海外で
養殖し、それがわずか数百円で売られていて趣味と
する人には重宝されているというこの経済循環は
どのようにして成立しているのか不思議でなりません。

昔は秩父にも釣具屋というのは徒歩圏に何軒もあり
ました。

今では一件残るのみです。

上州屋のように大きなチェーン店はありませんし、
私もかつてはいろいろな釣りを楽しんできたり、
熱帯魚の飼育を趣味にしていたこともありました。

現在メダカがブームらしいのですが、釣りにしろ
熱帯魚にしろ命をおもちゃにしているようでやめて
しまいました。

それでもなぐさみに金魚は飼っていて、金魚すくいの
金魚を飼っているものがずっといまだに生きていると
いう感じです。

メダカや熱帯魚はわずか1,2年の寿命であり、水槽の
レイアウトはいつも変わりということになり珍しい
ものについ流れていきます。

高いお金を払って手に入れても長くは楽しめず
何より常に死んでいくさかなに心が重くなること
の方が強くなりやめてしまったという感じです。

釣りなども釣った魚を食べるでもなく、ルアーや
フライの釣りならなおさらターゲットも養殖して
作られた人工的フィールドでの釣りとなり、何を
楽しみとしているのかという疑問が出てきてやはり
命をおもちゃにしていることに疑問が出てくるのです。

子供のころなら近所の田んぼの用水路にフナを釣ると
いう行為もむべなるかなという感じですが、大人でも
ワカサギやら手長エビなどを目的にこの赤虫を使い
釣りを続ける人がいます。ほとんどが食用というより
釣るという行為そのもののためにやっているわけですが、
そういう人がいるために成り立つ経済圏があり、ペット
でもそうですし、ユスリカも同様育てています。

私たちの命にはかかわらないように見えますが、やがて
人間の食生活も田んぼで養殖した藻類だったりプランクトン
の類にとってかわられるかもしれません。

さらにミドリムシのように体にミドリムシのDNAを入れ
光合成ができる人間が現れるかもしれません。

自然環境やエネルギー問題が行き着くとそのような世界が
あらわれるかもと思えてくるのでした。

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八月の恒例行事

2017年08月25日 10時05分05秒 | 珈琲
もう何度も書いていますが、八月というと
皆故郷に帰ったり、墓参りに必ず行くとか
その人なりの恒例行事が多い月です。

地域の夏まつりからいろいろと行事が多いのも
この時期で、自分の恒例行事もそれにともない
組み入れていくわけですが、文芸春秋を買うとか
昼寝とか細かいものもあります。

そんなこんなが多くなると何か一つ今年はそれを
裏切ることを入れたいというのが人情で、たとえば
森の中の小さな美術館を予定もなくぶらっと訪れ
付属のレストランといつか見たテレビで紹介された
古カフェにも行ってみるといったどうしてもやりたい
ということではないけれど気が向いたらやってみたい
リストがいくつもたまっています。

逆に自分のこの時期の恒例行事というのも三回も
つづくと自然と無くなっていたりするものもあったり
します。

もともとそれらは恒例行事の合間に入れた自分のための
イベントが実は気に入り
二度三度と実行したもののことが
多いのです。

そんな中にはいつでも行けるからとかいつでもできるからと
してほったらかしになっていることも多々あり、気が付くと
もう何十年も行ってないとかやってないこともあります。

当然そういった中にはなくなってしまった店や人もいる
わけで、なくならないうちに今年こそという気持ちに
なることは多々あります。

何十年ぶりに訪れるとあまりの変貌に昔の記憶がうまく
つながらないなんてことも起きたり、いつも訪れている
地だけれどそのちょっと隣の温泉とか行ってみると
新鮮な発見もあり、ありきたりの観光地でテレビで紹介
された地をなぞるなんてことがいかにばからしいかと
思ったりもします。

最近無農薬の田んぼができて、ゲンゴロウやたにしなど
昔懐かしい生き物や豊年エビなんていう今まで見たことも
ないものまでいるといいます。

昔から水槽で金魚を飼っていますが、釣り具店には
魚のえさで謎の生物も売っていました。

赤虫なんてのもよく売っていてフナやタナゴ釣りには欠かせない
餌ながら、幼かった私は高くて手が出ず、フナ釣りやウグイ釣り
にはもっぱら庭で掘ったミミズなのでした。

後年その赤虫は熱帯魚のえさとして生から冷凍ものまで
よく買うようになるのですが、果たして天然ものはどう
いうところにいるのかというのは謎でした。

あるテレビ番組で水生昆虫の話で、餌をとらえる映像から
それがユスリカの幼虫であることが知れ、そんなもん
どうやってあの冷凍赤虫になるのか大変興味を持ちました。

そうなると豊年エビとか赤虫の天然の状態を確かめに
行きたいと強く思うのでした。
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セールスマンの訪問

2017年08月25日 09時34分48秒 | 珈琲
雨が毎日降って涼しかった八月もあと数日で
終わりとなった昨日はまた猛烈な暑さが
戻り照りつけるという感じでもないのに
蒸し蒸しと体力を奪われるのでした。

そんな中色々な人が当店には訪れます。

ペット捜索に訪れた人や工事の告知に来た人など
ついでに珈琲豆を買うというので寄りこんで
珈琲談義をして本来の目的より珈琲を飲めて
よかったと帰られます。

今焼き上がりをたまには書いておきますが、
インドネシアマンデリンG1  900円
エルサルバドル ラ・ホヤ農園 900円
ケニアAA Qグレード      1100円
パプアニューギニアパラダイスプレミアム 1200円
ブラジルチェリーブラッサム  1080円
です。

このように焼きあがった豆もそろえていますが、
ここに書くとそれを目指して集中し売り切れということも
あり、目指す豆がある方はあらかじめ電話確認してご来店
していただくのがよいかと思います。

開店時間は10時から3時となっています。

昨日の午後は、あまりの暑さに匂いに誘われた
セールスマンが訪れアイスコーヒーをくれと
いうことでしたが、当店は喫茶店ではないので
涼だけを求めての来店者は望みに添えないことと
なります。

とはいえうちのカウンターで飲む方に重きを
置く方が多いのも事実です。
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