今朝の新聞の一面は、兵庫知事選の結果でした。
テレビから流れてくるのは、トランプ次期政権の人事です。
石破氏はペルーのAPECの会合とブラジルのG20出席のため出掛けているのですが、官僚や政府はトランプ氏と会ってよい関係を築きたいと会見を模索していました。
これには安倍晋三氏とトランプ氏が政権確立前に会見してよい関係を築いた成功体験があり、今回もそれを実現したいと言う思いがあったのです。
しかし、前回と今回では状況が違うことや何を焦って事前に会見などと言う必要があるでしょう。
それにAPECでも議長国に立候補したりやたら先進国で世界の主要国ぶっていますが現実の世界での日本の地位はリーダーぶるにはあまりに低下していて首脳者と世界感覚の違いを感じます。
先進国ぶるならまず国連から4回も勧告された結婚後夫婦同姓問題を改正したり、石炭火力発電の廃止に取り組まなければならないのに国ごとの都合を主張して拒否を続けそれが先進国にあるまじき体制なことに気がついていません。
経済も低迷してGDPでも世界4位にまで低落し、世界のトップ企業ランクもトヨタ以外は30位にも入れない始末です。
それなのに世界会議に出掛ければ議長国に国連では理事国になろうとします。
まずは果たすべきを果たし世界に対峙すべきなのにそもそもの姿勢がなっていない感じをうけるのです。
トランプ氏との会見も何を焦って出ていく必要があるでしょうか。
アメリカファーストに走り関税を上げたり平和維持の費用をちびっても毅然と対応すればよいことなのに何を優先してもらうかのようにあたふたと会見を求め断られて石破氏だから会ってもらえないなどと悲観する必要があるのでしょうか。これが新聞を読んでの感想です。看板や外面じゃなくて中身なんだよと。