King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

じりじりと思う冬

2021年02月06日 18時43分56秒 | 珈琲

季節が進み節分が明けると季節のブレンドは『余寒』です。

 

今NHKでは『グッドファイト』を放送していますが、以前放送したときには

あまり熱心に見られずどうしても『グッドワイフ』の延長だぐらいで集中して

見られませんでした。ところが今これは見るべきドラマで米のテレビドラマで

年齢制限なく誰でも見られるところでこれだけあからさまにトランプの政策と政権を

コケおろしたのが放送されたのかということで見ておく必要があると思えます。

それでNHKもあえて再放送しているのでしょう。とてもおもしろいです。

 

番組の内容は2020年の選挙で起きることを予想しているかのような内容なのです。

しかし、アマゾンでシーズン3をみるとやりたい放題でグダグダでもう続きも作れなく

なってやめたようにぷっつりと終ってしまいます。内容も今まで出ていた顧客や判事は

そのままのキャラで再登場し、取り上げられる裁判もNSAが盗聴していたりとみんなかつて

見た内容でダウントンアビーがでてくるのも米のドラマではよくあることです。

 

共和党の政権をあからさまな批判ドラマが作られる一方アマゾンにはその前のオバマ時代に

共和党の議員のドラマがあります。『ALPHA』というコメディですが、オバマケアは

ゲイ擁護だとか温暖化は環境問題主義者の迷信だとか政策に対する主張がでてきたり、

後にトランプが主張するようなとんでも政策をお笑いで取り上げているのです。

 

議員たちの出身州はネバダやオハイオ、ワイオミング、といった忘れ去られたなにもない地域

だったり、マイアミといった移民問題の州だったりとトランプを熱く応援した人々の選挙区が

登場します。

 

こういうのをみていると今バイデン政権ができ世界ではやっと正常路線にただされたような

認識が広く定着しているようですが、残された資源とか地球環境をいかに持続して人類の

繁栄をつづけるにはとても今やっているようなことでは追い付かいなという思いに駆られます。

 

日本では緊急事態宣言がひと月延長され、その最中銀座に飲みに行った議員が議員辞職に

追い込まれたり、離党したりというニュースがありました。そんな問題よりなぜ世界では

ワクチン接種が始まっているのに日本では治験データーを収集などという段階なのでしょうか。

毎日ワクチンのニュースを聞くものの途上国や問題のある国でワクチンが届かないという

ニュースとそれらの国をどう救うかという議論がされていますが、日本では先進国なのに

まだ接種も始まらないという問題を誰も疑問にも思わないし、誰のせいという議論にもなりません。

 

デジタル庁とかワクチン大臣とか政権的には取り組んでいるような報道ですが、接種にあたって

クーポンを発行して接種などという方針ではデジタル化も効率化もなされていない今まで通り

で何の進歩もないのが露呈しています。見せかけとカッコだけでそれが日本の硬直化した行政機構や

岩盤規制など見えない大敵に阻まれているのです。野党もその核心に切り込むこともふれることも

できません。

 

毎日夜走りに出ても飲み屋は一軒もやっていない電気の消えた町を走ります。

 

タクシーも8時に上がってしまうようになっています。それでも代行は走っているのを見かけます。

 

冬のさむざむしい景色も冷たい空気も二月にもなると体が慣れて普通に走っていて汗がでます。

しかし、今年の冬はまだスキーにもいかずじりじりとして二月になってしまいました。

それでもなんとかやっているのはあいかわらず珈琲のためです。

 

分断化や自国主義になり、コロナでさらに困難は増えたのに内戦の進む国からも豆は

届いています。

 

それに今年はよい豆がつぎつぎに入り、さらに今まで入れたことのないジャワや

ジンバブエやニジェールなどの豆もあります。

 

これは今は珈琲豆に取り組めというかとかと日々焙煎機の調整と焙煎に取り組む日々

です。

 

ちなみに『余寒』とは珈琲本来の味をベースにそれにちょっと足しただけでこれだけ

の安定と調和と変化をもたらすブレンドでその妙を感じていただくものとなっています。

さらにこれは一月の『雅』三月の『早春賦』と飲んでくると何が足され何が変化したのか

実にはっと解る感じが楽しい変化とともに味の移り変わりが楽しめる展開となっています。

お楽しみください。


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