King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

あめ薬師と珈琲

2023年07月09日 00時42分14秒 | 珈琲

この時期半年振りの厄を落とす茅の輪くぐりがあり、連日雨も降りなんだか洗われたそんな清々しさもするようなこのごろです。
あめ薬師も三年ぶりの開催で縁日らしい出店の出店もあり、賑わったらしいです。ただ出店は東町どおりだけの交通規制にとどまったといいます。
こんな暑くてムシムシする日は珈琲なんて飲みたくないでしょうか?
私はまったくそんなことはなく今の季節は深煎りの豆をせっせとのみます。
ブラジルサントスも深煎りにします。コロンビアスプレモもグアテマラも深煎りにします。
後はパブアニューギニア、マンデリンもそうです。
不思議なことに深煎りが好きなんていう人はこの深煎りの豆がたくさんある時期を知らずそもそも深煎りにする意味も知りません。
深煎りにすると何がどうなるか知らず深煎りの豆が好きというのです。
後1月2月の寒い時の深煎りの豆もなぜ深煎りにこの二つの時期こだわるのか深煎りの好きのひとには解らないようです。
イルガチェフやケニアの豆、さらにはタンザニアとアフリカの豆はなにかと御しやすいと感じるのか注文する人は多いのですがその妙を解説できる人は少なく、まして今だから深煎りにしてくれという人もいません。
前回のブレンド選定でもそうでしたが何がどう違うか同時にまったく同じようにドリップしてのみ比べても的確にどれがどういう味といえる人はなかなかいないのです。濃度計等持ち出してきてもそれは味までは教えてくれないと解ったに過ぎません。
まあ予測はしてましたが斯様に味なんてあやふやなものなのです。
自分を珈琲通などという人も実はなにかどうなったら美味しい珈琲といえる人はいないのです。つまりどういう珈琲をくれなんていえる人はいないし、どんな珈琲を探しているかと語れる人もいないのに深煎りの豆が好きといわれるのです。まあそれでもどんな珈琲を普段飲んでいるのかどんな豆を探しているのか毎回聞いてしまうのでした。答えはいつも同じ酸味のない珈琲なのに。



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