King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

あまり信じたくない真実と残るデマのイメージ

2013年11月06日 09時51分38秒 | 日々のこと
最近テレビを見ていて、え、そうだったのということが相次いでいます。

そもそも都市伝説的な不思議な謎として記憶していることですが、
それがテレビで明らかに間違いと否定されることが多くなっている
のです。

昔からUFOとか秘境の大冒険ものがゴールデンタイムに流れる
世代の私としては、今まで信じていたことがあれはデマでしたと
公になることは実に寂しく、何か裏切られた気分になることが
最近多いのです。

下手をすると自身の重要な思考の一部が失われてしまうかのような
喪失感にもつながるものです。

まず、その否定されたものを書いておきますとクリスタルスカルが
実はオーパーツでもなんでもなく現代の技術で作られた偽物だった
こと。

これは全てのクリスタルスカルが全て偽物とされたのではなく、
オーパーツとされていたヘッジズスカルというイギリス人が発表した
ものが、実は19世紀ドイツ産だったという事実が明らかになり、他の
水晶どくろも遺跡から発掘というのは怪しくなったのです。

さらに、レミングの集団自殺はやらせだったという事実もテレビや
映画などで何度も紹介されていた物だけに本当は嘘だったという
のはショックでした。

世に公になったことでも実は嘘というのは結構あるというのが
実際ですが、まさか幼年期に夢をときめかせて信じていたことに
まで及んでいるとなるとこれは人格形成の一部になったものも
嘘を信じてのこととなり自分の一部が無くなったかのような
喪失感を覚えるのです。

UFOの件に関しては、何度テレビで取り上げたり諸々の
映像や証拠が語られてはいますが、あまりに宇宙人が関与した
という物語の落ちや結末に辟易とし、その後の科学的知識が整う
につれ、自分の判断というものが形成されましたが、オーパーツと
レミングの件は不意を突かれた攻撃のようでした。

今でも時折ビックフットや古代文明の謎をテーマにしたテレビは
数多くありますが、科学的根拠や新たな発見をテーマにした物が
主流となり昔のような悪質なものは少なくなった気がします。

いずれにしろ就学期を過ぎても学ぶという姿勢を失ってはならないし、
更新される科学的知識というのは毎年あるので、日々考えることは
必要です。

この偽物だったというニュースはそれぞれ製作者の
証言とか告白とかがニュースにもなっていますが、それらは
我々世代が衝撃的に見た映像の数からすればほんのちょっとの
報道であり、気にしていなければ見過ごしてしまうようなものです。

つまりは声の大きい方が影響が大きいという法則がここでもなり
たちデマでも信じてしまっている人が多いと間違いの方が通って
しまうようなことになっています。

こういうのは健康をテーマにしたことでも民間信仰的に民間療法や
偽療法がずっと信じられていて科学的で正しい診療を阻害している
ケースまであります。ここでも自分を正しく持つということが求められる
気がします。

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