King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

『スターウオーズフォースの覚醒』みてきた

2016年01月21日 14時14分09秒 | 映画

いつものシネコンでメンズデーの最終回で見てきました。

当初は4DXで入間に行ってみる予定でしたが、ひとりで
みることになったので普通の2Dで十分かと上里になりました。

そして、感想としてはこれはなんでまた蒸し返して同じような
話をやり直さなければならなかったのかという事です。

その為、老いぼれたハンソロや婆になったレイア姫や爺の
ルークなんか引っ張り出されてしまうという事態もこれ
やるべきことだったのかファンのみたいものだったのかという疑問です。

テレビで前作を全て復習でやっていたのでだいたいみたせいか
余計その思いを強くしました。

サザエさん状態になったスターウォーズなのです。

悪と善の戦いと家族のストーリーという構造は残したまま
宇宙を舞台に騎士に今度は武士も参加させてはとふと思ったり
しました。

その源泉になったのが今読んでいる新太閤記です。

豊臣秀吉の生涯はもうすでに色々な本があり、語り尽くされている
はずなのに、昭和になって吉川英治が書き、司馬遼太郎が書き、その
日本の基礎となった歴史に語るとともに時代の日本人の魂も考え方も
盛り込まれているのです。

日本の基礎は昨今、近代史にあり、昭和初期の世界観を当時の
資料や戦略を理解することで現代を知ることになると言われて
います。

ところが、その明治という近代化を成した基礎は信長が乱世を
ただし、武門の統一から日本の基礎をつくったことにたどり着くのです。

そして、その生涯は明智光秀の反乱に打たれ天下統一はどのように
受け継がれたかを知ることはさらに日本の謎を知ることだと思います。

スターウォーズは民主化では大きな国は統一して治めることは
難しく、やがて帝国主義に変わるという考え方が底にあり、現行の
民主主義の成功と正義に精神世界のかかわりもあるという一見
東洋文化へのあこがれのようなチャンバラに込めた思いなども
見られてテーマとしては色々な展開が可能なのになぜ前の六作品
を焼き直すようなことになったのかちょっと残念でなりません。


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