King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

哲学とセミの声続き

2023年07月16日 13時54分30秒 | 読書
暑い日が続いても雨が降っても毎日夜は10Kのランニングをし昼は豆を焼くという日々に変化はなく
それでも様々な事件はあり色々の因果律をおもうのでした。
そんなときにネットで見かけた本ですがこの手の入門雑誌はきれいな見た目の割りに得られるものは少なく、学校では教わらない学問について短絡的に知識を得ようというニーズをとらえたものですが内容としては入門の入門というくらいの知識しか得られません。それでもきれいなイラストが豊富でこのNewtonシリーズは好きです。今回新しい知識としては哲学の歴史でギリシャで起こったものがキリスト教の普及でキリスト教の社会では哲学的思考が廃れ全ては神のご意志と宇宙や人類全て神の手により生まれ人類の命運もその信仰によるとされ人類の進化や進歩もそのまま停滞してしまうかもしれなかったのだというのを知ると感慨深いものがあります。しかし、イスラム社会にはプラトンやアリストテレスを継ぐ学者が活躍していて十字軍の遠征で文化の交流も生まれ哲学が再興隆するという天動説から地動説へという転換もおきるわけです。まあ、しかし人間の思考と能力からキリスト教社会1色となったとしてもいずれは現代のような進歩と繁栄は訪れたのでないかという気もします。人類の進化と進歩の末、温暖化や戦争と危機は続いており、哲学する心は一層重要かと思います。

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