King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

一つ穴にしてみたら

2016年01月14日 10時21分18秒 | 珈琲
ここしばらくご無沙汰をしてしまいました。

皆さんいかがお過ごしですか。

私は年末の恒例のスキーと家族の会食と豊島区の
皆さんとバスケットの試合等いつもながらの行事を
こなした年末年始でした。

年末年始というのは皆が一斉に休んで故郷に帰ったり
と一様な行動を起こすことから毎年大混乱と物価の高騰を
招きます。

それが尋常でなく、野菜や食材から宿泊料金まで三倍に
跳ね上がるのです。

そうなればそう仕組まれた世の中に少しでも抵抗して
みたいと混む前にスキーに出かけたのが昨年末の草津行
でした。

平日の温泉旅館は実にリーズナブルで、いつも年末年始に
出かけていたころに比べたらあの阿鼻叫喚のような騒ぎの
なかでゆっくりゆったりした気分にも浸れなくてそれなのに
三倍もの値段の宿泊料と渋滞した道をひたすら走って辿り
つくなどとても考えられないことです。

しかし、この至福の時間を楽しむことも一般とは群れないという
独立自走の精神が確立していないと空いているゲレンデと
空いてる旅館に満足を感じるどころか寂しさを感じてしまう
こともあるのです。

そして、皆が休んでいるときに働くことにもなるのでその辺の
メリハリをきっぱりと理解できないと実に充実した時間を格安に
手に入れているにもかかわらず楽しめない感じが残ります。

まあ、この休みの平準化は星野リゾートの社長もラジオで
いっていましたが、日本の課題であり、可能性でもあります。

ネット銀行など365日24時間の決済が可能になってきているので
次の動きとしてやはり働き方の自由度と報酬の配分平坦化が
重要になってきます。

年齢を経てくればもうみんなと同じように休んで働らなくても
年末年始の過ごし方や過ぎ方も何度も経験しているわけですから
それをまた繰り返さずその罠にはまることなく、バカ高な物価
で消費せずに逆にたかくなる時給を得た方がよっぽどお得です。

というわけで、昨年末23日に草津で温泉とスキーを楽しみ、
帰ってはずっと豆を焼きやってくるお客様の応対を大晦日から
正月ずっと休みなしです。

いつもの年末年始と違ったのは随分暖かな正月だったことです。

スキー場には雪がなく、オープンできないスキー場も多くあった
のに、群馬県では草津位でしょう。あの距離のコースを開けられた
のは。

そして、正月早々襲ったのは友人知人の訃報です。

こんな暖かい正月なのに、葬式が続いておきました。

予定通り思い通りになかなかいかないのが世の常です。

そんな世の中に少しの余裕と癒しの時間をもたらすのが珈琲ですね。

今年になり、いつも違うお客様が続いたこともあり、器具の
販売も続いてありました。


一つ穴のドリッパーもそのひとつで、うちで試飲してその味の違いに
珈琲の淹れ方とか器具への興味もわくようです。

写真のドリッパーはハリオの一つ穴ですが、メジャーカップも

セットになっているのでこれから自分でハンドドリップに挑戦
する人にもお勧めです。当店には100枚入りのペーパーもあります。

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