King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

文化行事と晴天と紅葉

2020年11月09日 12時20分31秒 | 珈琲

七日にはバイデン氏の確実が報道されるようになり、トランプ政権の終焉が告げられました。

もっとも彼はその報道の最中、ゴルフをしていて何もそれについてコメントなしでした。

金曜日には郵便投票の開票を停止するよう求めたり、集計中止を指示したり、不正が行わて

いると騒ぎたてました。その時点で激戦州でもバイデン優位が伝えられ、彼は法廷闘争に

なるとかわめきたてていました。

 

日曜には各国のバイデン氏に寄せるコメントが報道されるなど世界的にも認知されているのに

トランプ氏のコメントや敗北宣言はなく無言のまま公の場にも出てきません。

 

今まで止まったままだった各種行事なども少しずつ動き出したような感じもして、秋の行事も

色々伝えられています。中でも今月は文化行事というのが多く、それに加えて秋の収穫祭やら

村祭り的なものが多いのですが、それを彩る紅葉と秋の晴天が続くのも今頃です。いつも11月の

3日は晴れの特異日として認知されてきましたが、最近は雨の日も多く、少しづれてしまった感もあり

それでも晴れると久々に浴びる日光に今までと違う喜びとか外に出たい欲求とかこもるのでした。

 

それにこのように乾燥した日には珈琲もひとしおうまく感じるし、冷たい風や冷え込む朝晩には

より一杯の温もりがありがたく思えます。

 

それに加えて珈琲の香りの豊かさは特別で文化の香りと友との語り合いなどを助長する効果も

高いと感じます。

 

香りと味とその時々を演出し、それが記憶に残り積み重なっていく。そんな繰り返しが

人と人の絆となり、特別な意識の交流として価値を増していくそんな感じがします。

 

コロナによって今までとは違う交流や生活を強いられる中、それでも人と直接会って語り合う

その貴重な時間のありがたみやたいせつさもより感じるわけですが、それを演出し高めてくれる

珈琲という特別な飲み物という感じもこの秋の青空に下で強く感じます。

 

秋は日が早く沈み、夜が長くなるそんな時に珈琲はと敬遠される方もいるでしょう。

私は一年中午後三時以降はデカフェを愛用しており、一年中豆は焼いています。

とかく、外で飲むデカフェの味の悪さは普通のコーヒーを上回りさらに味が悪いのですが、

豆から焼いている当店のものは他にはない味も香りも珈琲のものです。最近睡眠サプリとか

ハーブティーの効能がいわれますが、私は試してみてカフェインレス珈琲に勝るものはないと

感じています。

 

今年の秋はそして感じるのはインドネシア豆の価格の安さと質の良さとどうにか安値のまま質を

保ったブラジルの相場のことです。

 

反面日本なら起きないようことも平気て起きてしまうのもみています。普通国の品質基準というのは

その年の豆の出来に左右されるというのは考えがたいことですが、他の国ではふつうに起きています。

アフリカ豆は日本ではあまり入手できづらい年がつづき、さらに良質で大粒の豆などは最近滅多に

見られなくなっています。アフリカで最高品質を示すAAランクやG1はそれより下のものがスペシャルティ

として出回っていたり、タンザニアなどでは最高ランクの品の質の低下が言われています。悪くても

ユーロ圏の需要で価格は下がっておらず、唯一ユーロ圏の引き合いのうすいインドネシアが安くて

品質もよく助かっています。日本ではマンデリンの需要がいつも高く品薄といわれ続けています。

 

値段も下がっていません。ただ、スペシャルティの高品質で有名豆などは結構だぶついているのです。

しかし、世界的にはインスタントコーヒーの需要が高く、インドネシアのロブスターの需要は高く

アラビカの安値の真相を覆い隠しています。そんな高値安定の高級種も当店では味重視で選別し

名前やブランドより今の季節に合ったものという選別をしています。世界で人気のゲイシャ種についても

特別なアプローチで今度望んでみようかと考えています。

 

珈琲豆を探している方、一度どんな感じのどんな味を求めているかお聞かせください。お力になれると

思います。

 


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