King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

仁者楽山の碑に

2017年09月14日 00時05分29秒 | 珈琲
珈琲の最高峰といえばブルマンという人は
いまだにいます。

ですが、昔から手に入りづらい希少豆で近年の
ハリケーン被害でさらにそれが更新されています。

つまりここ数年まともな入荷がなく、市場にも
少なくなっています。

全く手に入らないこともなく、普通に袋詰めして
売っているコーヒー専門店もあります。

ただし、値段は馬鹿高です。

こうなるとまともに飲んだ人は非常に少ないはずです。

ゲイシャも珈琲ファンならずともうまい珈琲として認知
されてきていますが、こちらも十分に味わったという人は
少ないでしょう。

こんな名の通じた豆以上に香り、甘みの強い豆があることも
知られていないのが現状です。

今日夜走って市役所の駐車場を抜けて自宅に向かったら
ふとそこにある石碑にある文字に目がとまりました。

駐車場の端っこに追いやられたこの石碑は多分前の市役所
ゆかりのものなのでしょう。

そうなるとどんなことが書かれ誰の書だとかのいわれも
詳しい説明書きなどはなく、その石 書かれた文字が
単純な漢字四文字であることから、はてどんな意味がと
気になり読んでみました。

仁者楽山。

論語の言葉です。

自然石に凛としたバランスの良い文字が右から読むように
彫られています。

つまりこれは戦前に作られたもののようです。

最近作られた新庁舎の記念の碑に比べたらなんとも
自然石の表す山の形とその論語文字とのバランスと
品の良い美しさは端っこに追いやられてもその存在感
は威風を放つ立派なものです。

その前の句の知者楽水。が自然と思い出され秩父の
水が大変なことになっていることもなにか符合する
かのようだと思い苦笑いしてしまいました。

知者楽水。仁者楽山。
知者ではないが珈琲を楽しみ、スキーとランニングを楽しみます。
そして珈琲を楽しむ人を増やしたいと思います。
知者動。仁者静。知者樂。仁者壽。
珈琲を楽しみ活発にうごき、人生を楽しく、そして健康にもよくと。

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