King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

10年一日南こうせつのコンサート

2017年09月09日 23時56分11秒 | ライブ・コンサート・展覧会
忙しい日で、地域の役員の仕事と行事に朝から
動き回り、隙間に軽く走ってそれから夕方風呂に
入ってから南こうせつのコンサートに出かけました。

これは市民会館が建て替えられて、本格的な音楽イベントと
なるコンサートで券を売り出し日に行くとすでに予定枚数以上の
人が並んでいるので買えないといわれてあきらめていたのですが、
次の日あきらめていたけれどダメもとで吉田へ納品に行ったついでに
吉田売り出しの支所に行くと一枚だけ残っていたのでした。

このブログにも記録が残る10年前の同じ月に全く同じコンサートを
やっており、なんとその時もウーハンが一緒に来ていたのは先ほど
ブログを見返し知りました。

前回もMCで宝くじでコンサート代金も安くなっていることや
まるきり同じ話で、やっている内容も歌もまあ変わり映え
しないこと甚だしいのでした。

いきなり赤ちょうちんで始まったのでかなり期待してしまい、
もしかしたら私の好きなマキシーのためにもやるかとわくわく
しましたが、これは会場のお年寄り多めの構成に決めた方針
らしく、やたら話が長く、曲目はすくないのでした。
続いて妹をやり、どの曲もハミングパートが入るという手抜き
的な演出も変わった点です。

続いてうちのお父さんという定番曲で一旦盛り上がって終わり
ウーハンの登場。雪山春暁、花咲く旅路とこれも全く十年前と
同じ曲、つづく夢一夜を一緒にやるのも全く同じ展開。

お父さんの遺骨を前にお母さんが本当は好きじゃなかったと
天井を向いていった話など何回聞いただろうか。

本人が言う通りテレビでも何回もしているもので、定番ネタと
化しているのです。

休憩があるのも前回と同じです。

再開して上海エレジー、カラタチの小道とやり、合唱団が
加わりふるさと、愛よ急げ、最後の曲で神田川と全く流れも
演出も同じです。

MCにいちいちうんうんとリアクションして年寄りのこれで
最後神田川だという一言が聞こえなんとも寒い気持ちになったり
もう清志郎のコンサートをオールスタンディングで聞いたのも
遠い思い出で次に同じような熱い気持ちになることも感激する
こともないのだろうと思うと周りの年寄りと俺も同じかととても
いやな気持になるのでした。

それでもアンコールで夏の少女に思わず大声で歌ってたまった
もやもやも少し晴れ盛り上がった感じがしました。

最後、僕の胸でおやすみでおしまい。

この終わり方も同じでした。

でも、満天の星をやらなかったのでなんか肩透かしな感じもしました。

観客もそれ用の星を用意している人も見かけたので肩透かし感は私だけ
ではないはず。

他のこうせつの思いで色の空というツアーではあの人の手紙や
マキシーのためにまでやっており本当に盛りだくさんでもちろん
満天の星もやっているのでこの宝くじ町の音楽会はお年寄り向け
ダイジェスト版なのかと思えてしまいます。

実は十年前のコンサートのそれからまた十年前にもこうせつは
きており、本人の今日のMCでまた十年後に来ます。というおそろしい
話もまんざら適当出まかせというより現実に起きそうです。

そのあとすぐ来年も呼んでくださいと言っていましたが、来年は
レギュラーツアープログラムで来てもらいたいものです。

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