King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ERにジェームズ・クロムウェル

2017年09月10日 00時05分21秒 | 映画
またまたERに大物ゲストがでてついいろいろ
検索してしまいました。

というのはこのジェームズ・クロムウェルはとてもいい人
の役で出ていたのに最後でどんでん返しで悪い人になると
いう印象で、なかでも宇宙ものか西部劇かでシガニー・ウィーバー
と共演した記憶が強く、それが代表作だと記憶していたから
です。

ところが、二人の名前で検索しても何も出てこなくて、もしかしたら
メリルストリーブと間違えたかと余計こんがらがってきました。

そういえば先日NHKの映画で『クリエーター』という映画があり、
マーゴヘミングウェイが出ていましたが、エンドロールでは
マリエルとなっていて日本では孫にかけてマーゴにしてたのかと
思ったりしました。

とはいえこの映画も初見ではなく、映画館で見た記憶があり、
その当時はなんとも思わなかったし、実力のある科学者には
仕事も恋もついてくるんだととても肯定的に見た記憶があり
ます。

しかし、例によってよい齢をしてこういう青春真っ盛りの
人たちが大学で繰り広げるという夢も希望もある世界というのに
どうしても経験から色々突っ込みを入れたくなり、素直に
楽しめないのでした。

なにより、ピーターオトールが楽しくなさそうに教授役を
やっているのが見て取れ、こんなわけないだろうという苦悩が
にじみ出ているのです。

それが逆におかしくてじっくりと見てしまったのですが、
それと同じようなのがERにも言えて、頭を切り刻まれて
苦労しているクリーン先生のこれからどうなるかという
結論を知っているのにはらはらとして見入り、その双極の
悪の権化のような人たちがまたどうなるとしっていて
それが少し快感となるような出来事が起きるのもわかって
いても結局不幸が不幸を解消するようなカタルシスの
持って行き方に不安と人生と被るリアリティも感じたりします。

そして、今見ると改めて知る事実や実はこんなところに
こんな人というのが発見されてますます楽しいのです。

先日も検視官イーサンハントの元彼の役のマーク・バレーが
出ていて、それがなんとアビーの元旦那役だったのです。

クレジットをみているとゲストスターの中に時折
スペシャルゲストスターというときもあり、あのジョンカーターの
おじいさん役George・plimptonなどもそうでした。

ですから、ジェームス・クロムウェルもスペシャルゲストなのかと
おもったらそうたいした扱いではなく、役的にも重要度は左程
でもなく、ただルカの過去が明かされるという方に重要シーンとして
印象に残ります。

これも連続で毎日見ているから知れることもあったりでかつて
一週間楽しみにしてみていたのと違う楽しみ方です。

違う見方といえば、今グッドワイフもやっていてこれは
NHKでやっていた時には復習と再調査が必要なドラマで
いろいろと現実にかかる事件だったり、法律的な考察とか
何を言っているのか知るにはいろいろと関連知識も求められる
ドラマでそれが今までの法廷物と違い、多くの人が取り上げて
いました。

日本もやがてああいう法律サービスが必要な社会になるのかと
思われましたが、弁護士を増やすという掛け声だけで結局
まだまだといった感じでコンプライアンスなどといいつつ
グレーゾーンや政治家のいい加減さなどうんざりな事件ばかり
でとても法や行政文書など整備されていない社会なんだと
いう思いを強くします。

これは英国なんかと同じ、権力者が強力で文書ですべて
残す社会ではなく権力者の意向が強く働く社会なのを物語って
います。

まあそれは総理の意向を忖度するというこの間の国会の騒ぎに
象徴されるわけです。それは昔から場の空気を読むとか大人の
理解とか言葉でない決まりごとが支配するのは知っていて口に
しないだけです。そのうちそんなのは知っていて言葉に残すことを
強要するように変化していくのでしょう。


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