King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

回転を増して

2012年07月12日 09時06分27秒 | 珈琲
昨日の暑さに対して、今日はまた曇天でジトッと
した感じです。

こんな朝はさっぱりとした感じの珈琲を飲みたいですね。

今朝はモカハラーを飲みました。

モカとかホンジュラスは焙煎の仕方によっては苦みが
でます。

しかし、うまく焙煎されていれば苦みや渋みは無縁です。

そして、珈琲は一杯づつ手入れするより、大量に淹れないと
十分に真価は測れないものかもしれません。

カップの上にドリッバーを乗せて一杯づつ淹れる専門店が
より重要視される喫茶店業界ですが、味はそれで極上と
されるのが私は疑問です。

特に紙のろ紙で上記のような淹れ方をしている店ほど
半分は珈琲の味が損なわれているのです。

昔はよくあった一リットルぐらいネルで落とす店こそ
珈琲らしい珈琲を出していたのです。

しかし、時代は個人志向に流れ、大量消費という概念は
珈琲にもなくなりました。

焙煎機なども小型になり、スペシャルティの豆を個人向けに
焼くというのが多くなっています。

いつもの喫茶店でいつもの味という感じはいまはなくなり
ました。

大勢のお客さんが行きかうターミナル駅の喫茶店でも
機械で落とすようになり、本来の珈琲の味という感じでは
なくなり、蓋付き紙容器でさらにその様相は味を楽しむと
いうよりカフェインを補給するという感じになっています。

そして、普段一杯淹れでは気が付かない豆の実力とか風味や
香味まで隠れた実力が発見できるのも大量ネルドリップの
マジックかもしれません。

アイスでもホットでもおいしく入れるには一杯一杯より
10人分ぐらいを一遍に淹れた味を知ることです。

そして、昨日のような暑い日にはやはり豆は冷蔵庫に保管
することです。

昨日一杯だった棚ももう半分はガラガラとなりました。

焙煎する量は増えますが、こんな回転している感じが
いい循環になっている感じがします。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 棚一杯の幸せ | トップ | 文化費用 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

珈琲」カテゴリの最新記事