King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

8ぐらいから感じるスマホ感

2020年11月17日 10時13分06秒 | 珈琲

だらだらと見続けている『24』もついにシーズン8に突入。

するといままで使っていた二つ折り携帯もスマホになってきています。

登場者の人たちも過去の人扱いで、クロエなども今のシステムになじめない素人

扱いされその度ぶすっとした得意の表情と独特の毒舌でまた魅力をだしています。

 

このクロエも登場するのはパーマー大統領と入れ替わりの感じで第二世代という

感じですが、一番ジャックとの結びつきや人気で不動の地位を確立していくのです。

シリーズがここまで続いたのもトンデモのストーリーが維持できたのもクロエのおかげと

いうのは今回も感じました。

 

一方当店で交わされる会話でのタンザニアの豆をという話を聞く度、ウンゴロゴロの

話を思い出しました。これは梅雨ごろに商社が新豆ということで必ずウンゴロゴロを

売り込む時期がかつてあり、それを受け売り出した豆屋がネットに出したエピソードで

飲んだお客が涙を流したというものでこんなおいしい珈琲があるんですねと語った

というものです。

 

もはや最近では見かけないウンゴロゴロのエピソードですが、当店では同じ頃

秩父夜祭に訪れた観光客が当店に立ち寄り飲んだレッドマウンテンに感動して

以来お祭り毎に訪れてはレッドマウンテンを買っていくという事例になったのと

重なります。レッドマウンテンは一時手に入らない時期もありましたが、今では

定期購入化でき安定して入手でており、タンザニアの涙なくして飲めない豆と比べ

その豆の実力ともたらすものは多くの人に共感いただいています。さらにこれは季節

ブーストもあるという特典もあるのです。

 

そんなこれからの季節の楽しみの前に夜祭がかつてより冷え込まないという変化も

ありました。20年も前なら夜祭のポスターに写る亀の子石のイチョウもすっかり葉を落として

いましたが、最近は丁度紅葉が盛りという感じなのです。それも市役所の新築で広場の様子も変わり

あまり感じられませんが、昨年あれだけ急激な寒さに木枯し真っ盛りを感じたこの頃も今月は

その寒さが穏やかで夜走っていても何か猶予をもらった感じを受けます。

 

反面、スキーシーズンをスタートした様子をネットで報告する人も多く、軽井沢や狭山と

渋峠など雪景色の映像を見られます。コロナの影響でオープンできなかったスキー場や

人が来なくて長年の歴史に終止符を打たざるを得なかったスキー場が多い中、自粛もせず

しぶとく営業を続けてさらにシーズンを伸ばすよう施設投資したところもありとそれぞれの

努力にはらはらとした思いで見ていましたが、昨シーズンの雪はそれはひどいものでいまでも

それを思うとスキーに行こうという気にもうきうきとした気分にもなれないのでした。

 

一年になろうというコロナ禍もまるで衰えず世界に蔓延してるのに、東京に現れたバッハ会長は

来年の開催に強い意欲と自信をみせました。

 

私にはとても不可能に思えてならず、やったとして人類がウィルスに勝利した大会になるなどと

いえるのでしょうか。それをみて思ったのはウェルズの宇宙大戦です。落ちを書いてしまうようで

恐縮ですが、トム・クルーズでリメイクもされているので書きますが、最後宇宙人を倒すのは

人類ではなく地球上のウィルスなどの細菌類が宇宙人を倒すのです。

 

これは実に深いアイロニーであり、かつて大航海時代に世界中に侵略したスペイン人やイギリス人に

より殺された人たちは実は彼らが持ち込んだ梅毒や天然痘などで死んだ人の方が戦争で死んだ人より

遥かに多いのです。戦争により王国を滅ぼされたというより彼らについてきた病原菌によりほろんだと

いう現実を現在のコロナとオリンピックのコロナに勝利したという宣言と複雑に思う結果になったのです。

 

その世界侵略のせいで今私たちはこの珈琲が世界から届く状況になっているわけで、地球に生物が

生まれた最初はシアノバクテリアなどの細菌でそれが現代人類が生活しはびこる世の中になっている

ことを思うともっと細菌単位で物事考えないといけないのではと思います。

 

実際健康長寿を考えたときに最近では腸内に細菌のお花畑状態を保つことが言われ改めて日本食の

魅力や食品の素晴らしさが認められています。それなのに日本ではスーパーに並ぶ味噌は全てだし入り

のものになっていたりと世界が認めているのと逆行しているようなことになっているのです。

 

コロナに打ち勝ったことになるのかそれともやっぱりやらなきゃよかたとなるのかそんなことを

この暖かい11月に思うのでした。


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