三条天皇は我が強くて扱いにくいし、
妻とその息子からの「出世させて」圧は強いし、
なんか疲れちゃった様子の道長。
敦康親王の件で、娘にも不信感持たれちゃったし、
ずっと自分のファンで有利になるように動いてくれてた
行成くんからも苦言を呈される。
さらに三条天皇との駆け引きのために
明子の息子の出世の話を断ったら、
息子は無断で電撃出家。
明子さま激おこで、アグレッシブ明子の再来。
伊周と違い、明子さまの呪詛はちゃんと効果あるよ~!!
来週あたり、道長がまひろに
「俺にはお前しかいない」って言い出すのかしら。
清少納言、敦康親王の使者として彰子さまサロンに乗り込んできて
喧嘩を売って立ち去る。
まひろの感想は、
「得意気な顔をしたひどい方になってしまった」。
ここから紫式部日記の悪口が生まれた、というストーリーなのね。
まひろは本当には、ききょうの悲しみも無念も
わかってはいないのだよな。
【その他いろいろ】
・敦康親王、御簾の中にまで入り込むのはさすがにあかん……。
「光る君のようなことはいたしませぬ」と口にしてるあたり、
ちゃんとそういう行為だとわかってやってるのだ。
道長の危機感もわからなくはないよ。
・行成くん、道長からの「俺に説教するのか」の脅しにも屈せず、
「そっちがおかしい」と返すの、偉い。
・娘が恋してるっぽい男に道長を重ねてみているまひろ。
しかし、賢子ちゃん、貧乏を体験してるんだから、
よその男に「いつでも食べにいらっしゃい」はダメだよ。
じいちゃんの任期が明けたらまた貧乏に逆戻りだよ!
・すけこさま、大人だなあ。
きよこが息子を誘惑してるのに、息子のほうを叱責。
相手が権力者の娘だから、波風立てないように息子が悪いことにして
「帝に知られたらまずいことなのだ」と釘をさしてる。