金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

おでかけの記:むさしの森珈琲

2024-11-29 15:55:10 | おでかけの記

以前、すかいらーくの優待カードをあげた友だちに、

「むさしの森珈琲で使ったよ~」とお礼を言われて知ったチェーン店。

自分の生活圏になかったので、存在を知らなかったのだった。

(調べたら、名古屋市には存在せず、

 春日井市・日進市・東浦町に1店舗ずつあるだけだった)

たまたま日進市のほうへ行く機会があり、

ちょっと足を伸ばせば行けそう……という場所にあったので、行ってみることに。

まだ11時過ぎなのに、結構な人数の人が待っていた。

自分の生活圏にある飲食店だと、

「モーニング」と「ランチ」の隙間の、空いている時間なのだが……

人気があるのかな?

前に4組くらいいたものの、そこまで待たされることなく案内された。

注文も配膳も、人力だった(最近、タブレット&配膳ロボの店多い)。

イチオシがリコッタパンケーキみたいなので、それを頼む。

ローストナッツクリームのリコッタパンケーキとダージリンで1500円強。

一時期世間がもてはやしていたパンケーキは、こういうやつだったのか……!

今まで店でパンケーキを食べても、

「まずくはないけど、そこまで騒ぐほどのものか……?

 いったい何が人々の心を捉えているのだ……」

と思ってた!

パンケーキはパンケーキでも、ものが違ったのね。

ふわんふわんの、飲みものみたいなパンケーキだった。

 

仕切りのあるカウンター席で、せっせと仕事も進めることができ、

大満足。

ドリンクバーはなく、同じグループのガストに比べると

全体的にメニューもやや高め。

パンケーキ・パスタ・ガレット等、女性が好みそうなメニューでもあるせいか、

客層もかなり違う様子。

 

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株主優待の記録(2024年11月)※随時更新

2024-11-28 23:10:24 | 株主優待の記録

⬛日本ハム

11月6日

昨年と同じでっかいロースハム

【賞味期限】

2025年1月11日

 

■カネ美食品

11月16日

プリマハムのハンバーグセット

【賞味期限】

2024年12月26日

 

■ブルボン

11月25日

お菓子詰め合わせ

 

■無印良品

11月28日

7%オフになるシェアホルダーカード

 

■コメダ珈琲店

11月28日

コメカにポイントチャージ

 

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235:『豆皿の本』

2024-11-28 13:18:47 | 24 本の感想
『豆皿の本』(エイ出版社)
★★★★★
 
【Amazonの内容紹介】
 
美しく、使いやすい豆皿の世界
さまざまなデザインが施された小さなお皿「豆皿」。
有田焼や波佐見焼など、日本の伝統的な焼物はもちろんのこと、
今の時代感覚を生かした先鋭的なデザインの施されたもの、
独特の個性が発揮されたもの……、
小さな中にひとつの芸術を詰め込んだ豆皿は眺めているだけでも本当に楽しいものです。
本書は豆皿自体の魅力や焼きものとしての知識はもちろん、
豆皿を使った盛り付けコーディネイトや美しく魅せる料理の作り方、
有名スタイリストが提案するライフスタイルまで、豆皿の世界を紐解きます。
 
****************************************
 
食器は前から好きなのだけども、
最近、ちゃんと勉強してみたいな~と思うようになり、
陶磁器やテーブルウェアの本をいろいろと見ている。
その中でも、これはよかった。
 
うつわの基礎基本をさらいつつ、
作家や店、実際の使い方など幅広い内容を扱っていて初心者に優しいし、
何よりもまず、扱われているうつわが自分の好みにあっていて
見ていて楽しい。
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234:川口俊和『コーヒーが冷めないうちに』

2024-11-28 13:11:51 | 24 本の感想
川口俊和『コーヒーが冷めないうちに』
★★★☆☆3.5
 
【Amazonの内容紹介】

とある街の、とある喫茶店の とある席に座ると、

望んだとおりの時間に戻れるという

ただし、そこにはめんどくさいルールがあった

あなたの戻りたい過去は、いつですか?

「過去に戻れるのはカップがコーヒーで満たされてから

冷めてしまうまでのあいだだけです。」

この物語は、そんな不思議な喫茶店で起こった

心温まる四つの奇跡

第1話「恋人」結婚を考えていた彼氏と別れた女の話

第2話「夫婦」記憶が消えていく男と看護師の話

第3話「姉妹」家出した姉とよく食べる妹の話

第4話「親子」この喫茶店で働く妊婦の話

 
****************************************
 
いろんなところで紹介されているのを見たけれども、
「人が死ぬ、泣かせる本だろう」と予想がついて
興味も持たずに読まないままになっていた本。
映画化されたのね~……と思っていたところへ、
縁があって読むことに。
 
事前に予想していたとおり、「人が死ぬ、泣かせる本」であった。
 
 
 
※以下、ネタバレあり
 
 
 
人が死ねば「感動」になる、というのがわかってしまっているだけに、
第3・4話は「泣かせるための『死』だな~」と思いつつ
淡々と読み終わってしまったのだけども、
第2話には泣かされた……
 
自分を忘れていく配偶者と新しい関係を作っていく、
この第2話だけは定型ではない、心揺さぶるエネルギーがあった。
 
最後、なぜ「二人」が北海道にいるのか、
なぜ「二人」が店を受けついだのかが明かされなかったので、
続編の構想があるのかな? と確認したら、
シリーズが6冊も出ていた! 知らなかった!
最終話で、第1話の「その後」がちらっとわかるようになっていたのも
よかった。
 
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230-233:最近読んだ本(記録だけ)

2024-11-28 13:11:29 | 24 本の感想
 森崎緩『株式会社シェフ工房 企画開発室』
 
蔵書整理のために再読。
この軽やかさ、前向きな明るい感じがやっぱり好き!
 
白尾悠 『サード・キッチン』
 
興味深い内容ではあるのだけれども……
第6話で脱落。
 
賀十つばさ『今日からお料理はじめました』
 
栗栖ひよ子『カフェどんぐりで幸せ朝ごはん』
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大河ドラマ「光る君へ」♯45

2024-11-24 21:00:01 | 大河ドラマ「光る君へ」

名古屋市長選挙のため、愛知県では10分遅れの放送。

 

***

倫子さま、ついにまひろの名前出しちゃった……

 

夫が引退して一緒にゆっくり過ごせると思ったのに、

まひろが旅に出ると言って去ったために

腑抜けになっちゃった道長くんは、止めるのも聞かずに出家。

「休みたいのなら私のもとで!」

という倫子さまの懇願も聞かず。

血筋にも運にも恵まれて栄華を尽くしたお姫様が

唯一手に入れられなかったのが夫の愛だっていうのがさ、

なんとも切なくやるせないよね。

 

臣下として最高位についた道長も、まひろと結ばれなかったわけだが、

まあ、こっちは両想いだったし、情を通じてもいたし……。

正直なところ、なぜそこまで執着し続けるの??とも思わないでもないけど、

初恋は特別だし、結ばれなかったからこそ

記憶の中で美しい恋であり続けたのかもしれん。

 

松下洸平、出た~!

刀伊の入寇でさあ大変!! ってところなのに、

この期に及んで恋のセカンドシーズン始まる!?

基本は少女漫画だから、イケメンと恋の予感は常に補給されるのであった……

 

【その他いろいろ】

・敦康親王、「妻子と幸せいっぱい」の直後に

 高速でフラグ回収、ナレ死。

 「奪い尽くされた人生であった」って、

 一応、制作サイドとしても道長のせいという自覚のもとに作ってたのね……

 

・賢子、出仕。

 へんな髪型から変わってよかった。

 

・栄花物語誕生、まひろの手柄じゃなかった!!

 「私でよいのでございますか?」

 という衛門先生からの問いかけに、まひろに断られたことはおくびにも出さず

 「衛門がいいの」

 と答える倫子さま、抜かりない。

 

・頼通「左大臣と右大臣が言うこと聞かないし、ボイコットするし、困る!」

 道長「パワハラしろ!」

 頼通「いや、それは……」

 道長「それがまつりごとだ!」

 令和には決して許されない感覚。

 

・まひろから旅に出ると聞かされてボーゼンとする道長。

 「行かないでくれ!」と言いにきた道長を

 立ったまま待たせてるまひろに、笑った。

 一応、前の左大臣だぞ!

 

・道長の出家に泣く行成くん。

 あんなに道長にパワハラ&モラハラされてたのに……

 悪い男を見捨てられないタイプ。

 

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226-229:トマトスープ『天幕のジャードゥーガル〈1〉~〈4〉』

2024-11-24 20:08:47 | 24 本の感想
トマトスープ『天幕のジャードゥーガル〈1〉~〈4〉』
★★★★☆
 
【Amazonの内容紹介】
 
後宮では賢さこそが美しさ。
13世紀、地上最強の大帝国「モンゴル帝国」の捕虜となり、
後宮に仕えることになった女・ファーティマは、
当時世界最高レベルの医療技術や科学知識を誇るイランの出身。
その知識と知恵を持ち、自分の才能を発揮できる世界を
求めていたファーティマは、
第2代皇帝・オゴタイの第6夫人で
モンゴル帝国に複雑な思いを抱く女・ドレゲネと出会い、そして……!?
大帝国を揺るがす女ふたりのモンゴル後宮譚!
 
****************************************
 
1巻でビビッときた通り、巻を重ねても面白い。
人の名前がカタカナで全然覚えられないし、
人間関係や情勢が複雑でなかなか頭に入ってこないのだけど、
モンゴルの風習や歴史は興味深いし、
賢くてしたたかな女たちの権謀術策によるバトルが熱い。
 
異民族に対して残酷な振る舞いをした男たちが、
家族に対してはよき夫・兄弟であり、誠実で賢く
側で見ていたら魅力的である……というのは、
なんだかやるせないね。
残酷さとその魅力が、決して矛盾しないというところが。
 
読み終わった後でチンギス・ハンの息子たちについて調べていたら、
ヒロインのファーティマが実在の人物だったことを知った。
てっきり架空の人物だと思っていたよ。
 
打ち切りになることなく、作者の先生の思いどおりの結末まで
たどりつきますように!
 
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225:奈倉有里『ことばの白地図を歩く』

2024-11-22 20:15:19 | 24 本の感想
奈倉有里『ことばの白地図を歩く: 翻訳と魔法のあいだ』
★★★★☆3.5
 
【Amazonの内容紹介】
 
ロシア文学の研究者であり翻訳者である著者が、
自身の留学体験や文芸翻訳の実例をふまえながら、
他言語に身をゆだねる魅力や迷いや醍醐味について語り届ける。
「異文化」の概念を解きほぐしながら、
読書体験という魔法を翻訳することの奥深さを、
読者と一緒に“クエスト方式”で考える。
読書の溢れんばかりの喜びに満ちた一冊。
 
****************************************
 
図書館のおすすめ本コーナーで出会った本。
 
印刷機に語らせたり、RPGのような演出をしたりといった
この本の遊び心については、残念ながら、
「ないほうがいいのでは……」
としか思えなかったし、
前半はいったいどこへ話が向かっているのかわからず、
途中で読むのをやめようかと思う瞬間もあった。
でも、投げ出さずに読み続けた結果、
翻訳についてのパートはかなり面白く読めた。
 
辞書的な意味が分かればいいわけではないこと、
迷信や風習も含めた文化を知らなければ
うまく解釈できないこともあること。
よく知らない職業について知る楽しみがあった。
 
後半が面白かっただけに、途中で脱落者を出してしまうであろう
本の作りが本当にもったいない。
特に10代の子を読者層に含めるのであれば、
シンプルにわかりやすくしたほうがとっつきやすかったはず。
 
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お出かけの記:久しぶりの犬山

2024-11-20 20:40:08 | おでかけの記

平日に休みが取れた友だちの誘いで、

犬山寂光院へ行くことに。

ここは、紅葉の名所なのだそう。

同じように紅葉目当てにやってきた人は多いようで、

平日にもかかわらず、犬山駅10:55発のコミュニティバスは満員で、

乗れなかった人もいた(バスのキャパが小さいからだけど……)。

 

バスで15分ほどかけて、寂光院に到着。

山の中にあるお寺なので、坂道や階段が結構ある。

ぜいぜいはあはあ言いながら、

展望スポットらしいエリアに到着したけれど……

紅葉してたの、ほんのちょっとだけだった。

まあ、そんな気はしていた……ベストシーズンに見られたことないから。

 

上からの眺めを堪能し、歩いて犬山城のほうへ。

たまたま二人とも最近読んでいた『夏目アラタの結婚』の話などをしつつ、

木曽川沿いに歩き20分強、犬山城の城下町エリアに到着。

以前、鵜飼を見に来たのはいつだっけ? とこのブログを調べたら、

2018年のことだった。

おでかけの記7:犬山と鵜飼。 - 金木犀、薔薇、白木蓮

城下町は店が入れ替わりつつも、

インスタ映えしそうなスイーツがちらほら。

犬山城は赤の矢印のところにあり、

こうしてみると結構距離がある。

 

 

ランチとして食べた「蕎麦正まつい」の自然薯蕎麦(一日20食限定だそう)。

蕎麦の嚙みごたえがすごい。

奥に映っている蕎麦チップがおいしかった。

 

おなかいっぱい……だったのだけども、

犬山駅まで歩いてきたら、犬の形をしたアイスに惹かれて、

近くのカフェで再び休憩することに。

皺や肉感が結構リアル。

私はナッツタルトとコーヒー。

 

二回目なので、休憩入れても滞在時間3時間くらいで

さくっと帰名(高島屋の大東北展に行った)。

午前のうちから活動開始して、しかも体を動かすと、

達成感がすごい。

いや、いつも遅くとも10:00には仕事開始してるけど、

「遠出」と「運動」が加わると、

それだけでたいへんな偉業をなしとげたような気になるのであった……。

 

【今回のご当地マンホール】

犬山城と鵜飼

 

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大河ドラマ「光る君へ」♯44

2024-11-17 21:18:28 | 大河ドラマ「光る君へ」

ついに三条天皇が退場。

我が強くてギラギラしてて、道長の意のままにならないしたたかなところも、

糟糠の妻を最後まで大事にし続けた愛妻家なところも、

とってもよかったよ~。

木村達成さん、このドラマで初めて知った俳優さんだけど、

テニミュでデビューした方なのか。

役に合っててとってもよかったよ~。

 

ここ数回の描き方から予想はしていたけれども、

全然ハッピーじゃない「この世をば」。

孫が帝になり、娘三人が三后に並び立ち、最高権力者となるものの、

娘三人は皆「自分は父親の犠牲になった」と思って冷ややかな態度。

廷臣たちには煙たがられてるし、

もう「民のため」なんて考えはなくなってしまっている。

「遠いところへ来てしまった」という感慨が、

まひろだけでなく、見ているこちらにも伝わってきたよ。

 

そして、夫の愛だけが手に入らなかった倫子さまただ一人が、

心から夫の栄華に満足しているのがまたよい。

たぶんもう、まひろと道長の関係には気づいているし、

道長に影が忍び寄っているのもわかっているうえで、

まひろに「枕草子のように、殿の生涯を書き留めてほしい」と依頼するの、

強すぎる正妻ぶり……。

来週、「栄花物語」を衛門先生が書くことになるんだろうけど、

またまひろが勧めるって展開なのかしら……?

 

【その他いろいろ】

・道長に「左大臣辞めろ」と率直に忠告してくれる公任。

 まだこうやって言ってくれる友だちがいて良かったね。

 前回の行成くんへの仕打ちはひどすぎた。

 

・道長「三条天皇の要求を呑みたくないから、仮病にしよう。

    伊周の呪いってことで」

 死んでからなおひどい目に遭わされる伊周。

 呪詛しまくってたから因果応報だけどさあ……。

 

・道綱くん、君は最後まで癒やしキャラでいて……

 

・「いったい何のために出てきたんや」と思ってた松下洸平、

 再登場するんか?

 

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