金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

大河ドラマ「光る君へ」♯37

2024-09-29 21:01:43 | 大河ドラマ「光る君へ」

伊周くん、もうそろそろ気づこう!

自分に呪詛の才能がないってこと!!

 

隆家は兄を見限ったようなことを言いつつ、

どっちに転んでもいいように両天秤にかけてる状態だと思うけど、

兄に対する「道長をあんなふうに煽るなんてアホ」という評価は、

的確だと思うわ……。

 

ききょう登場で、「次回へ続く」。

毎回ヒキが上手いね。

 

【その他いろいろ】

 

・衛門先生、まひろに道長との関係を問いただすものの、

 まひろが答える前に

 「お方様だけは傷つけないでくださいね」

 と釘を刺すだけに留めるの、本当に賢い大人の対応だ~!

 「気づかれてるぞ」とまひろに警告して、

 これ以上噂にならないよう注意をうながしつつ、

 真実を知らされて重荷を背負ったり、

 嘘をつかせて不信を決定的にしたりするのを防いでる。

 

・道長のことが噂になって嫌なムードになった宮中から退出するものの、

 まひろが身分の高い人々のきらびやかな世界に酔って調子に乗りまくり、

 実家のみんなを白けさせたばかりか、娘を傷つける言動を繰り返してるの、

 もう見てられない。

 しかし、方向性が変わっただけで、空気読めないのは昔からなのだった……

 

・まひろに依存しすぎてる道長&彰子親子

 

・赤ちゃんを見る一条天皇の目よ……

 彰子さまのことをいじらしく思ってはいても、

 恋してるわけじゃないのだものね。

 道長は当然自分の孫が天皇になると思ってるし、

 伊周は「俺の甥っ子が第一皇子ですけど?」と

 挑発するし、また不穏。

 

・実資&道綱、よいコンビになってる

 

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211:武田康男『虹の図鑑 ─しくみ、種類、観察方法─』

2024-09-28 13:01:49 | 24 本の感想
武田康男『虹の図鑑 ─しくみ、種類、観察方法─』
★★★★☆
 
【Amazonの内容紹介】
 
さあ、虹を見つけに出かけよう!

「虹」とは何か、どんなときに見られるか、
虹の仕組みから、種類、探し方、撮影方法まで、
220点もの写真・イラストとともに解説。
さらに、虹を取り巻く文化の紹介やコラムにより、虹の知識も深まります。
 
****************************************
 
学生のころ、「空の名前」「宙の名前」をはじめとした図鑑を
好んで読んでいたな~と懐かしく思い出して読んだ。
 
たぶんわたしが「物理」をやっていないために
OSにあたる前提知識がないためなのだと思うけれども、
どの本を読んでも、音や光に関する説明はうまくイメージができない。
虹ができるメカニズムも、書かれている言葉がわかるだけ。
 
「過剰虹」というものをこの本で初めて知った。
レア度は高いということだけれども、
そういうものが存在すると知らなかったから、
見ても気づかなかった可能性がある。
 
古代の日本人が、星を不吉なものとして捉えていたというのは
理解できるのだけども、虹のことも同じように思っていたのは不思議。
「不吉なものである」という慣習的な意味づけがあったとしても、
虹を美しいと思うのは普遍的な感覚なのだと思っていた。
でも、私がそういうシチュエーションに遭遇したことがないだけで、
立っている場所によって「自分には見えるのに、相手には見えない」という
事態が起こったら、それは幽霊と同じだし、不気味に感じるものなのかな。
 
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205-210:最近読んだ漫画

2024-09-28 12:47:10 | 24 本の感想
いずれもkindle unlimitedにて。
 
猪熊ことり『婚活バトルフィールド〈1〉・〈2〉』
 
面白かった!
性格の悪いヒロインだが、基本的にズッコケ展開なので
許容できる。
婚活そっちのけのスポーツガチ勢ぶりで、
ヒロインを好きになっちゃった。
 
 
染谷みのる『刷ったもんだ〈1〉』
 
業界を垣間見られるお仕事ものである点では
興味深いところもあったのだけど、
キャラクターにもストーリーにもまるで興味が持てない。
(黒瀬くんなんかすごい好みのはずなのに……!)
これだけ巻数が出ているということは、
途中から面白くなるんだろうか。
 
 酒川郁子『おいしい銀座 バイヤー真理〈1〉~〈3〉』
 
これは続編なのね……と序盤で気づいたけど、
読む時間が取れそうになかったため、3巻のみ読んだ。
絵柄からしてかなり古い漫画なのかと思ったけれども、
2008年に出た漫画なので、20年は経っていないのね。
本編?はドラマ化もされていたとのこと。
 
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お出かけの記:エッシャー展@豊田市美術館

2024-09-28 12:39:23 | おでかけの記

豊田市美術館、初めて行った!

豊田には、昔仕事で通っていたのだけれども、

20年ぶりに行ったら、めちゃくちゃ駅前が開けていてびっくり。

20年前は駅付近で時間を潰すのに結構苦心していたのだが、

カフェやファーストフード店がいっぱいできていた。

 

さて、エッシャー展。

この美術館が特別にそうなのか、今の時代を反映して多くの美術館がそうなのか、

今回たまたま版画メインだったからなのか?

よくわからないけれども、写真OKだった。

写真用のコーナーもいくつかあった。

入り口にあった、撮影用の壁。

 

芸術に疎いので、騙し絵のことしか知らなかったのだけど、

最初からそちらで売っていたわけではなく、

蔵書票なんかのデザイン性が高いものや、本の挿絵を書いていたらしい。

この時期の絵がわたしはとても好き。

 

ものの見え方に興味を持っていたと思しき時期。

 

点数が多いと途中で集中力が切れてしまうので

美術館では見たいところを絞って、

あとはさっと流すようにしているのだけれども、

たくさんある時期ごとに作品を流して見ると、

やっぱり流れというか、この時期はこれにはまっていたのだなとわかるので面白い。

取り憑かれたように同じモチーフを描いていたり、

ある時点から絵の方向性がかなり変わったり。

 

エッシャーの絵の空白部分を数学者が埋めていたりして、

本当に数学の世界に近い思考をして絵を描いていたのだとわかる。

 

 

【おまけ】豊田市のマンホールのふた

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193-204:乃木坂太郎『夏目アラタの結婚〈1〉~〈12〉』

2024-09-26 11:56:33 | 24 本の感想
乃木坂太郎『夏目アラタの結婚〈1〉~〈12〉』
★★★★☆
 
【Amazonの内容紹介】
 
これは、最も一線を越える「結婚」!!
児童相談所に勤務する夏目アラタは、結婚に夢など抱いていない30代・独身。
彼はある日、担当児童・卓斗から
「父を殺した犯人に代わりに会って欲しい」という依頼を受ける。
犯人の名は品川真珠。
【品川ピエロ】と呼ばれる有名連続殺人犯だった…!!
 
****************************************
 
映画が面白かったので、どうアレンジしたのかを知りたくて読んだ。
主人公は、映画から受けた印象よりは、細くて冴えない印象。
(柳楽くんは、常にワイルドで強い印象がある)
真珠・桃ちゃん・宮前あたりは
かなり原作に寄せたキャスティングだったんじゃないだろうか。
映画だけ見ると、
「宮前が若いイケメンである必要あった?(中川くんに文句はないが)」
という感想だったんだけども、今回採用されなかったエピソードや設定を含め、
ちゃんと原作に則った人選だったとわかる。
ずるいところもありつつ、ピュアで真面目、育ちのいいお坊ちゃん感。
 
被害者とその遺族サイド、宮前、主人公の家族のエピソードをばっさりカットして、
うまく二時間で収めたのだなあ。
映画は終盤の「かわいそうな子云々」の部分が唐突に感じて
そこにはついていけなかったのだけど、これは原作も同様だった。
たぶん、自分が感情を主軸にしたストーリーラインを
整理できていないのだと思う。
でも、ついていけないなりに原作ではちょっと泣いちゃった。
 
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189―192:最近読んだ本

2024-09-23 20:53:41 | 24 本の感想
NHK「世界はほしいモノにあふれてる」制作班
 『世界はもっと!ほしいモノにあふれてる ~バイヤーが教える極上の旅~』
 
こういう番組があったこと自体、全然知らなかったのだけども、
バイヤーの仕事に興味があって読んだ。
「バイヤーになります!」といってなるわけではなく、
仕事をしていく中でそういう役割を持つようになるのだな。
 
 
佐々木典士『ぼくたちは習慣で、できている。』
 
「時間割を作る」「明日に備えて、途中でやめる」等、
ノウハウとしては知っていたけれど、実践できていなかったことを
改めて確認することができた。
「自由時間が一日7時間以上あると、幸福度が下がる」っていうの、
ほんとよくわかる……
 
 
 『人生が劇的に変わる ねこねこさんのノート習慣』
 
以前買った同じ著者さんのバレットジャーナルの本が
すごくよかったので購入。
 
 
標野凪 『ネコシェフと海辺のお店』
 
蔵書整理のため、再読。
 
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株主優待の記録(2024年9月)

2024-09-23 09:51:43 | 株主優待の記録

■ハウス食品

9月2日(8月31日に届いていたらしいが、気づいたのはこの日)

 

■すかいらーく

9月20日ごろ 

すかいらーく優待カード5000円分

有効期限:2025年9月末

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大河ドラマ「光る君へ」♯36

2024-09-22 20:53:51 | 24 本の感想

彰子さまがまひろと二人きりになりたがるものだから、

同僚の妬みを買っちゃうまひろ。

妬んだ女房は衛門先生を焚き付け、

道長との仲を怪しんで波風立てようとするが、

衛門先生はスルー。

道長はもう少し慎重にまひろと接触しろよな!!

妻のいる邸の中で元カノと二人きりになるんじゃね~!!

衛門先生、確信してまひろを問い詰めてきたじゃん……

道長のこの脇の甘さ、有能には思えんのよ。

 

ききょう、源氏物語が帝の心を奪ったと知って

めらめら🔥

定子さまのファンとしてもそうだが、

文学者としても悔しいし、

その作者が友人だと分かればなおさら🔥よね。

これからまひろと仲違いしちゃうんかな。

 

【その他いろいろ】

 

・彰子さま懐妊

 

・「ひそかに漢籍を学んで帝を驚かせたい」という彰子さま、

 可愛い。笑顔が増えたし、表情も柔らかくなった。

 

・「敦康親王の後見から下りない」と道長が明言しない……

 行成くんは道長がてのひら返しするなんて思ってもみないのね。

 

・伊周くん、性懲りもなく呪詛してて笑っちゃう

 

・明子さま、自分も必ず娘を入内させると対抗意識🔥

 道長にそのつもりがないとわかるだけに、つらい。

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188:宮島未奈『成瀬は天下を取りにいく』

2024-09-19 13:24:45 | 24 本の感想
宮島 未奈『成瀬は天下を取りにいく』
★★★☆☆3.5
 
【Amazonの内容紹介】
 
2020年、中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。
コロナ禍に閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。
M-1に挑戦したかと思えば、自身の髪で長期実験に取り組み、市民憲章は暗記して全うする。
今日も全力で我が道を突き進む成瀬あかりから、きっと誰もが目を離せない。
発売前から超話題沸騰! 圧巻のデビュー作。
 
****************************************
 
Amazon Audible にて。
 
最後まで、楽しく聞いていたのだけども、
何が受けたのかはわからなかった。
「郷土愛にあふれた、我が道を行く女子高生」というのがよかったのかな?
軽い読み心地で、ネガティブな要素は極力薄く処理して、
爽やかでポジティブなところがよかった?
ラノベのキャラ造形を一般書に持ち込んだのが新鮮だったのか?
そのあたりの新規性のようなものは全然わからないのだけども、
最初から最後までひっかかりなく、退屈することもなく聞けたのは確か。
 
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184-187:最近読んだ漫画

2024-09-16 15:32:48 | 24 本の感想
トマトスープ『天幕のジャードゥーガル〈1〉』
 
独特のムードがあって面白い!
モンゴル帝国を舞台に、知恵を武器に
成り上がっていく女奴隷……という話になるのかな?
チンギス・カンの息子たちとその后たちが気になる。
 
 
乃木坂太郎『夏目アラタの結婚〈1〉』
 
映画が面白かったので、原作も読んでみた。
映画の序盤、えらくスピーディだなあと思ったのだけども、
原作もかなりさくさく進行なのね。
 
 
藤村緋二『もしも徳川家康が総理大臣になったら〈1〉』
 
最初から最後まで、
「歴史上の人物を持ち上げすぎでは……?」
という思いがつきまとった。
 
 
 大谷アキラ『正直不動産〈1〉』
 
1巻の時点では面白さがよくわからなかったのだけども、
不動産業界を題材にしているのが新鮮だったのかな。
嘘がつけなくなるのは、実生活において本当に困りそう。
 
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