m's diary

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枚方の近代建築

2009-02-21 | 建築巡り・街歩き【大阪】



鋳物博物館の後、同じく枚方にある関西医科大学へやって来た。
ここの講堂(昭和5年前後築)には明治21年府立大阪博物場美術館(大阪初の美術館)が竣工した際の天井壁画が移設され残されている。





講堂では卓球部が練習をしていて、ちょっと見せてください、っと中へ入れてもらった。





天井画「双龍鳳凰」は、大阪画壇で活躍した名手、上田耕冲をはじめ、耕冲の子息の耕甫、森関山、桜井香雲、渡辺祥益など、当時の大阪画壇を代表する画家が集結して製作した傑作だそう。
楕円形の画面に、龍と鳳凰を描いた縦約15m、横約6mの巨大な天井画が圧巻~
こんな優雅な空間で卓球できるなんてうらやましい。
といっても卓球とはミスマッチ感が・・





色鮮やかに描かれた鳳凰。





広々とした窓に差し込む木漏れ日がきれい。





ここの扉から中にいる卓球部に目で訴えて鍵を開けてもらったが・・
普段開けてない扉だったのか、メリメリッバリバリという音がして焦った;





こちらは昭和6年築の本館。

























この後、近くの大阪歯科大学牧野学舎本館へ。
昭和4年建築、昭和37年増築。登録有形文化財。
鉄筋コンクリート造3階建で、正面中央に塔を立ち上げ、左右に翼部を張り出したほぼ左右対称の建築構成。
特徴ある形態のボーダーが水平に何本も走る。









関西医科大で旦那、子どもを待たせて大阪歯科大へダッシュで行って戻ってきた
私は旦那、子どもたちから「遅いっ!何してんねん!」と大ブーイングを浴びてしまい・・
もう一軒は無理かな~と思いつつもせっかく来たので子ども向けに高槻のJT生命誌研究所へ行く前に京都大学大学院農学研究科附属農場本場本館へも寄ってもらった。
ここも素敵な建物だった~

コメント (6)
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