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高橋家住宅

2009-02-25 | 建築巡り・街歩き【大阪】



滝道のウォーキングを終えた後、公園へ行く家族と別れ、私は母の乗ってきた自転車を借りて建物巡りに繰り出した。
まずは箕面川沿いに建つ高橋家住宅へ。
明治43年に箕面有馬電気軌道(現在の阪急箕面線)が開通して以降、この箕面駅の西、箕面川沿いの一体は、当時の高級住宅地として発達。
広大な敷地に大きなお屋敷が建築され、裕福な暮らしが営まれていた。
高橋家住宅は同時期の大正8年頃に建てられ、和風建築物の母屋と渡り廊下でつながれており、当時は迎賓館として利用されていたイギリス風洋風建築。
登録有形文化財、そして昨年府下で初めて景観重要建造物に指定された。





急傾斜の屋根や出窓が特徴的で、屋根は天然スレート葺きで神戸北野のうろこの家と同じもの。産出量が減り、スレートを葺く職人も高齢化で少なく、補修には大変苦労されるのだとか。
ピンクの壁面は元は特殊なピンク色の貝殻の粉末を塗っていたそうだが、昨今は入手が困難で止むを得ずペンキを使っているのだそう。





広大な敷地の中で緑に囲まれて建つお屋敷。
向かいのマンション階段上から見下ろしてみる・・





箕面川対岸からの眺めも美しい。





この西面には船?がデザインされたステンドグラスが入れられていて、夕暮れには夕陽を受けて美しく輝くのだそう。


コメント (4)
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