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長野のタイル&近代建築巡り2019【藤屋御本陳&アルプス温泉】

2019-08-08 | 長野のタイル&近代建築巡り2019

渋温泉から長野駅へ戻ってきた。

レンタカーを返した後、建物見学&夕食を兼ねてやってきたのは藤屋御本陳(陣ではないらしい・・)。

 

 

前身の御本陳藤屋旅館は江戸時代の創業に始まり、加賀百万石前田家などの本陣として、参勤交代の常宿となっていたそう。

現在の建物は大正13年に善光寺仁王門の再建を担った宮大工・師田庄左衛門により建てられたという和洋折衷の建物。

 

 

現在は改装され、ブライダル&レストランとして営業されている。

前回家族で長野へ来た時はブライダルフェア中でランチはできず、見学だけさせてもらったことがあったのだけど、

内部は新しく改装された印象だった。

 

 

この日はディナーだったので、夜の雰囲気もよくて、ダイニングルームは照明が落とされ、

テーブルにはランプが灯されていい雰囲気だった。

アラカルトで頂いたイタリアンの食事も美味しくて満足。

 

 

食後には館内を少し案内してもらうことができた。

1階のサロンは前回来た時より更に手が加わったようで、、オリジナルらしきタイルが貼られた暖炉がカウンターで隠れてしまい

ゴージャスな龍のレリーフと鬼瓦で装飾されたカウンターキッチンに生まれ変わってた。

 

 

カウンターに貼られてたタイル。

 

 

床のタイルもカラフル。

 

 

壁面に一部貼られてたタイル。

 

 

三層吹き抜けの空間にかかるX型の大階段は総欅造りだそう。

 

 

2階の中ホール。

折り上げ格天井はオリジナル?

 

 

 

 

 

2階の待合は和風な造りがそのまま生かされて

 

 

こんなレコードプレーヤーも片隅に残されてた。

 

 

3階の大ホールは7mの吹き抜け

 

 

 新しく入れられたというステンドグラスも。

 

 

古くからある備品の得点ボードを再利用したものなど、館内は新と旧がうまく調和していた。

 

 

ラウンジは坪庭が眺められ、欄間が生かされた和の空間。

 

 

舟底天井の渡り廊下は雰囲気たっぷり。

 

 

ライトアップされた坪庭。

 

 

渡り廊下を突き進むと、離れがあり、旅館時代にVIPルームだった「本陣の間」が貸し切りの個室に。

隅々まで丁寧に案内して頂くことができた。

 

 

この後は夜行バスで帰る予定だったので、銭湯で汗を流していくことに。

 

 

見つけておいたアルプス温泉へ。

 

 

またまた入浴中、他のお客さんがおられない空白の時間がやってきて・・

了承を得てモザイクタイル画を撮影。

 

 

灯台を表わしたモザイク画だそう。

男湯の方は同じデザインの色違いでブルー系のモザイク画になってるとか。

旅の最後もタイルで締めくくることができてよかった。

 

 

今回も丸二日間、タイルと建築を巡る楽しい旅ができた。

タイル友の会として、行く先々でタイルの美しさと貴重さを説いて回ることもできたかな?!

今回もいろいろと情報をくれたタイル友の会のみんな&ぷにょさんに感謝!!

 


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