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固定観念?勘違い?を大反省。東京港醸造さんではコロナ対応で日本酒と醤油を共に醸造されているようです。

2021-05-26 11:31:02 | 附属酒類経済研究所
                          

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緊急事態宣言の更なる延長が確実になってきました。
昨夜のニュースでも、飲食店さんをはじめ、皆さんの悲鳴を取材されていましたが、その中でちょっとびっくりした画面が。

日本テレビのニュースなのですが、便利な時代ですね、ネット上にもありました。







こちら、港区という都心のど真ん中のペンシルビルで日本酒を醸造している東京港醸造さん。

こちらの杜氏さん、都心で、しかも水道水で仕込んでいることなどから「革命児」とか変わった人のように報道されることもありますが、大手の酒造メーカーさんにもいらした方のようで、基礎の技術の方もしっかりされているかと。


そんな東京港醸造さんも、上の写真のように、製造量が1/4になってしまったという「悲鳴」とともに、「何とかしよう」という取り組みとして紹介されていたのが下の画面。







テロップはさておき、説明のニュアンスから、日本酒の代わりに醤油を醸造・販売しているようです。


一般論で考えれば、「日本酒も醤油も(味噌も)同じ醸造食品、しかも極めて近い立ち位置なので、酒がダメなら醤油製造となるのも自然」です。


ただ、以前、どこかの蔵元さんから聞いた話だと、「酒造りに納豆は納豆菌が邪魔するのでスタッフが食べるのは絶対禁止」であるとともに、「味噌、醤油は食べても影響はないけど、さすがに同じところで醸造するのは厳しい」ということでした。

実際には地方に行くと日本酒の蔵元さんと味噌蔵さんがご近所さんということもあるので、「ご近所さん」なら問題ないのかもしれませんが、これ、同じビルの中、です。

もちろん醸造のプロがなさっているし、近代的な設備で醸造されているので、その辺りはクリアされているのだとは思いますが、「やればできる」ものなのですね。

古い固定観念(というか、個人の思い込み)はダメですね。反省。

将来的に「納豆製造」も実現したら、「仕込み中は納豆を食べるのもダメ」という常識を変えることができるかも!!

本来の「コロナ対応」とは異なりますが、ちょっと見て(味わって)みたい。



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