掲示板に散ドラ補佐さんと散ドラ諸君のちょっとした日常のやりとりが書き込まれており、非常によく分かるなあと思うと同時に、管理人にとって散ドラとは何だろうと考えてみました。普段、散ドラ諸君にいろいろ厳しいことを言っている管理人ですが、管理人にとって散ドラは欠かすことの出来ない生活の一部となっているので、本当はもっと散ドラ諸君に感謝しなければいけないところです。
前にみんなの野球に協力してくれている監督・コーチ、お父さん・お母さんに感謝しようと書きましたが、管理人に感謝してほしいとは思いません。管理人は自分が好きでやっているのです。6がドラゴンズに入ると言って最初に何度か練習に参加した時に、O副会長が土日のほとんどを参加していると聞いて、「自分にはとても無理」と思いましたが、何度か参加しているうちに、無理などころか、何で土日休みの会社に入らなかったのだろうと本気で思うようになりました。もちろん、自分の子どもにガンバってほしいというのが一番ですが、部員一人ひとりの顔と名前を覚えると、みんな自分の子どものように思いますし、試合ともなれば、正直こんなになるとは思わなかったほど本気で応援し、散ドラ諸君にガンバってうまくなってほしいと思っています。
もう一つは、やっぱり自分自身野球が好きなんだなあということです。中学で野球をやったあと、大学の時も遊び(サークル)で野球はやっていたのですが、社会人になると野球は観るだけのものになり、観る野球も松井がメジャーリーグに行ってからはあまり関心がなくなりました。それで管理人は、野球はもう卒業だなあと思っていたのですが、実はそうではなく、野球はやっぱり自分でやった方が楽しいってことに散ドラに参加するようになって気づきました。中学生の頃のように動けないこともありますし、張り切りすぎると翌日体が痛くて大変ですが、短距離のダッシュではまだまだ散ドラ諸君に負ける気はしませんし(小学生のうちだけですね…)、ギリギリの当りに間に合ってグラブに入ったときの感覚などはやっぱりたまらない瞬間です。散ドラ諸君はみんなバッティングをやりたがるし、それは分かりますが、守備は野球の基本ですし、上手に出来るようになると、守備ってとても楽しいものだよ。バッティングには波があって、スランプになることもあるけど、守備は上達するとヘタになることはありませんから。
ということで、管理人はあっという間に散ドラにはまり、一年半くらいになりますが、父母会長やK副会長、リクト父など経験者の方も同じ気持ちだと思います。O副会長のように経験者でなくても、大人になって野球の魅力にはまる人もいます。それにやっぱりみんながガンバッて勝ったときの笑顔が見たいからです(あまりないのが残念なのですが…)。
このように、散ドラ前と散ドラ後の生活が180度変わってしまいましたが、実はこれが一番大きな点かもしれません。管理人の実家は群馬県ですが、小4から高3までの8年間ほどを過ごしただけで、しかも今父母がいる家は管理人が東京に出てきてから引っ越したところなので、住んだこともなければ、縁もゆかりもありません。東京に出てきてからも学生時代、独身時代、結婚後と全然違う場所での根無し草の生活で、気がつけば平成9年から住んでいるここ散田町が人生でもっとも長く過ごした場所になりました。とはいうものの、仕事をしていると、地域との関わりはほとんどなく、住んでいるだけというのが、一年半前までの管理人でした。それが散ドラに参加するようになってからは、土日の散ドラの活動はもちろん、道で散ドラ諸君や父母の皆さんと会って挨拶したり、「祇園」で懇親を深めたりと、それまでとは全く違う生活になり、それが当たり前となっています。そんなわけで、今から卒団後の心配をしたりしていますが、そんな心配を吹き飛ばすくらい日々の練習で上達してみせたり、エキサイティングな試合を見せてほしいと思います。ガンバレ!散田ドラゴンズ!!