昨年は「防火・防災管理講習」というのを受講しましたが(「訓練も練習も同じ!」)、今日は「安全管理者選任時研修」というのを受講してきました。立場上、、安全管理者というのにならなければならず、なるためには、この研修を受講することが労働安全衛生法で必須条件だからです。
そして、その内容も労働安全衛生法で定められており、安全管理で3時間、危険性または有害性等の調査およびその結果に基づき講ずる措置等(リスクアセスメント)3時間、安全教育1.5時間、関係法令1.5時間で合計9時間という内容です。昼食時間や休憩時間もあるので、9時30分にスタートし、20時終了と、10時間30分の拘束時間でした。正直、長かったです。
労働安全衛生法はもともと労働基準法の一部だったものが、内容が増えてきたために独立したのだそうです。そして、その労基法では、労働者の一日の労働時間は8時間を超えてはいけないと定められています(それを越えて働かせる=所謂残業をさせるには、労働者の過半数を越えるものと協定を結ばなければならないとされています)。
にもかかわらず、9時間の研修というのは、どうかと思いますけどね。しかも、研修内容は一部ディスカッションもあったものの、大半は講師が延々とテキストを解説をしていくというもので、かなりの苦行でした。晴れて安全管理者になったので、私はどうでもいいのですが、今後、お役目柄ならざるを得ない人たちのためには、改善したほしいと思います。しかし、役所のすることだから、無理でしょうね。
あ~疲れた。。
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