昨日も有力選手のドラフト漏れについて書きました。そのうちの一人が、今シーズン5本塁打を放ち東京六大学通算15本塁打で高橋由伸2世と言われたスラッガー谷田成吾外野手です。
慶應大学のチームメイトの山本泰寛が巨人の5位指名、横尾俊建が日本ハムの6位指名を受けましたが、ただ一人、谷田成吾が指名から漏れてしまい、監督は「三人一緒に送り出したかった」と嘆息したそうです。
しかし、残念ではあるでしょうが、慶應高校出身(ただのスポーツバカではない)ですし、進路はきちんと確保していたのだと思っていましたが、何とプロ志望一本で、社会人野球などの就職先は決めていなかったのだそうです。
結構びっくりです。本人もびっくり、そして、呆然でしょうね。どうするのでしょうか。
と思っていたら、巨人の高橋由伸選手が監督就任の受諾と選手引退を発表しました。外堀を埋められ、受けるしかなかった状況でしょうが、巨人としては、代打の切り札、外野の強打者を失ったことを意味します。
巨人は、今年のドラフトで早大の重信外野手を指名しましたが、小柄で高橋由伸とは違う1・2番タイプです。しかも、今ドラフトは12球団で唯一監督不在で、狙いがよく分からないとも言われています。
由伸が引退するのであれば、この際、ドラフト外で由伸2世の谷田成吾を獲得するというのはどうでしょうか。長野、亀井、立岡、大田、アンダーソンなど人数はいますが、決めてを欠く巨人外野陣です。しかも、巨人の長打力不足は深刻です。補強ポイントとしても適切だと思います。かつて、選手あさりで巨額の資金を投じてきた巨人ですから、これくらいの男気を見せても罰はあたらないと思いますし、チームのためにもなると思いますけどね。
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