八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

全日本大学駅伝、東洋大初優勝!

2015年11月01日 19時53分30秒 | スポーツ

昨日の深夜ラグビーW杯決勝を見ていたのですが、最後まで見られず途中で寝てしまいました。途中までは競っていましたが、力の差は歴然としていたと思います。そして、結果的には、その差通り、34対17とダブルスコアで、ニュージーランドが3度目の優勝を遂げました。

 

途中で寝てしまったものの、それでもかなり夜更かししたので、今朝は寝坊しました。しかし、今日も球技大会で散ドラの練習もありませんし、問題なしです。

 

何気なくテレビをつけると、全日本大学駅伝をやっていました。出雲に続く、大学三大駅伝の2戦目です。三大駅伝大会の初戦出雲駅伝は、今年の箱根駅伝を制した青山学院が制しました(「体育の日に見る…出雲駅伝、クライマックスシリーズ」)。そして、原監督自ら史上最強軍団と評する青山学院が過去3校しか達成していない三冠に向けて、満を持して神野大地をアンカーに起用して、全日本に臨みました。

 

対抗馬は、全日本5連覇を目指す駒澤大、服部兄弟を擁する東洋大です。その東洋大は、1区、2区に服部兄弟を投入し、前半でリードを奪う作戦です。

 

その狙い通り、1区で兄勇馬がトップ。しかし、青学・一色、早稲田・中村とほぼ同着のタイム差なし。これでは厳しいところですが、2区で弟弾馬が青学に35秒の差を付ける区間賞。順位も東洋、駒澤、青学の順です。

 

と見てきたようなことを書いてますが、私がテレビを付けたのは3区からです。3区では、東洋大・口町亮が粘りの激走で区間賞。青学も1秒差の区間2位でチーム順位を2位にあげるも秒差はほぼ変わらず。

 

ここまでは東洋大の狙い通りの展開ですが、4区でレースが動きます。東洋大のエース格久保田和真が序盤から突っ込み、前半で36秒差をつめて東洋大・櫻岡俊に並びます。普通ならそのまま抜きさっていくところですが、そうはならず櫻岡がしっかり久保田につき併走します。酒井東洋大監督から残り2kmで仕掛けろとの声が飛び、その言葉通り、残り2kmから櫻岡がスパート、8秒の差をつけて5区につなぎました。櫻岡は区間5位でしたが、見事なレースっぷりでした。

 

5区は4年生高橋尚弥。出雲では後れをとった上にコースを間違えるという失態を演じて、名誉挽回がかかります。今回は気迫の走りで、青学・下田に8秒差を詰められるも、そこからは併走し、中継所前でのデッドヒートでも抜きつ抜かれつの粘りを見せ、ほぼ同着の区間2位でした。

 

6区では、青学・渡邉心と東洋・野村峻哉の併走から始まりましたが、途中渡邉が野村を引き離します。しかし、東洋大は後半勝負の作戦らしく、終盤で野村が渡邉を逆転すると、逆に10秒の差をつけて7区につなぎました。

 

7区の東洋大2年の堀達彦は、昨年の大会を病院のベッドの上で見ていたそうです。ということで、今回が大学駅伝デビューとなるそうです。しかし、背がすらっと高く(見え)、身体に軸がしっかり通った、きれいなフォームで、徐々に青学・橋本との差を広げていきます。橋本に勝ること17秒の区間賞をとり、チームとしても、青学に27秒の差をつけ、勝負のアンカーへ。

 

8区は19.7kmと箱根に匹敵する最長区間です。青学はここにエース神野大地を投入です。原監督曰く、ケガからは完全に回復しており、30秒差なら逆転できると自信を見せていました。そして、計ったように27秒差で最終8区の勝負がスタートしました。

 

しかし、東洋大の4年上村も地力は神野と遜色なく、神野の追撃を許しません。むしろ、神野の表情が苦しそうに歪みます。箱根の山登りの方がはるかに過酷なのに、箱根よりもはるかに苦しそうです。やはり、骨折で練習できなかった影響があったのでしょうね。27秒を詰めるどころか、逆に1分以上離されてしまいました。

 

今年は三冠かと思われた青山学院ですが、やはり三冠というのは難しいのですね。また、箱根であれだけの強さを誇った東洋大の初優勝も意外です。平地を走る出雲や、全日本と、山登り、山下りがある箱根では、求められる強さが違うということでしょうね。

 

出雲での惨敗から、強い走りを見せた東洋大の優勝で、箱根での戦いが楽しみになりましたね。地力では、青学が抜け出ているのは間違いないでしょうが、ひとりが20km前後を走り、10人がブレーキなく走らなければならない箱根は何が起きるか分かりません。

 

今年はたまたま、出雲、箱根予選会、全日本とすべて見ることが出来たので、箱根を見る楽しみが増しました。残り2ヶ月で、東洋大がどこまで1秒を削り出すのか、神野がどれだけ復調してくるのか。楽しみに正月を待ちましょう!

 

 

 

 


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