今日の練習試合の会場は、三塁側にテニスコートがある関係で、三塁側で見ようとすると、ベンチのすぐ後ろで見る形になって、なんか落ち着きません(部員たちもそうでしょうね)。一試合目は、そこで見ましたが、二試合目は、一段高くなってガードレールがあるところから見ました。
すると、そこでは副校長の野球教室が次々と開かれていました。
まず、素振りをするカズマの振りがややドアスイング気味で、大振りになっていることを指摘し、コンパクトに振り抜くために、左手でバットを持って、右手でバットを押し出す動作をさせていました。すると、2スイングくらい、ビシッと振り抜くスイングが出来ました(が、3スイング目には元に戻ります)。今日のカズマは、二塁打を含めて2打席いい当たりがありましたが、指導の結果かどうか分かりませんが、指摘はその通りだと思いました。
トシキには、踏み出す足が開くことを指摘しましたが、すぐさまトンボを持ってきて構えた両踵にあて、そこで踏み出させて、その踏み出した足が実際にトンボを踏んでしまうことで、本人に「開く」ことがどういうことを実感させていました。「なるほど…」です。そして、もう一つ、構える時の足が逆ハの字に開くので、球筋に対して90度になるようにと指導していました。
2番手登板に備え投球練習していたうちの倅にも、腕の引き方やクイックモーションについて指導してくれました。小学校時代は、クイックにするとコントロールが乱れてしまって逆効果でしたし、中学生になってからはランナーを背負っての場面でもクイックをしないということで、気になっていましたが、私も投手経験はなく、どうしようもなかったのでナイスタイミンングでした。
他にも、部員が打って戻るたび、守って戻るたびに、都度都度いろいろな指導をしていました。何を言っているか全部は聞こえませんでしたが、そばで何を言っているか聞きたいくらいでした。さすがに、指導経験が長いだけに、いろんな引き出しがあるんだなあと感心しました。
私はとても同じ域には達しませんが、たとえ同じ技量を持っていたとしても、中学生と小学生では違うなあ~と思います。中学生はどこかのチームのように、「そんなの無理!」とか、「なんで~?」とか言いませんし。でも、ただ単に何かを指摘するだけでなく、どうすれば、それが出来るようになるか、簡単に分かりやすく伝えることが出来るかが指導者のスキルなのだと改めて思わされました。少なくとも、叱咤ではない罵声を浴びせることでは、選手は育たないということは間違いないと思います。
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今日のジョグ
今月はあまりに走れていないので、少し負荷をかけようかと思ったのですが、そこまでモチベーションは上がらず。
10.2km 57分38秒
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