八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

高校野球第6日目!(東海大相模対盛岡大付)

2014年08月16日 20時15分22秒 | プロ野球・高校野球

第4日目、第5日目は、散ドラの自主練習などで見られなかった試合もありましたが、第4日目は、第4試合の小松(愛媛)対山形中央(山形)がルーズヴェルトゲーム越えの8対9と白熱したゲームでした。第5日目は、明徳義塾(高知)対智弁(奈良)、開星(島根)対大阪桐蔭(大阪)など初戦屈指の好カードが並びましたが、試合内容は凡戦という感じでした
 
そして、今日第6日目の第3試合の東海大相模(神奈川)対盛岡大付(岩手)も初戦屈指の好カードでした。東海大相模は、チーム打率.421、11本塁打の強力打線に加え、青島、小笠原、吉田、佐藤の4人の投手が140km超の速球を投げるという豊富な投手陣を持ち、優勝候補の一角です。対する盛岡大付は、エースの松本裕樹が最速150kmの速球を持ち、東海大相模の強力打線との対決が注目でした。
 
しかし、前の試合の途中から見始めましたが、何とグランドが泥の海です。関西は雨だったんですね。ということで、試合中止になるんじゃというほどでしたが、砂を入れ、グランド整備し、時間遅れで試合開始となりました。
 
東海大相模の先発はエース青島。140km前半の速球を中心に時折カーブを織り交ぜますが、このストレートが球速以上に速く感じます。球が伸びると言いますが、終速が落ちないんでしょうね。三者連続三振の立ち上がりです
 
対する150km投手の松本はというと、「えっ」と拍子抜けするほど遅い球です。130km前後のストレートとスライダー、チェンジアップを低めにコントロールします。しかし、立ち上がり内野安打、ヒットエンドランで一死二塁とされると、3番豊田には右越え二塁打を打たれ、二三塁。ここで4番平山の当りは強かったものの、ショート立波が好捕、しかし泥をたっぷりつけたボールは一塁手のはるか上をいく悪送球となりました。2走者が生還する不運な先制点となりました。
 
その裏、エースで4番の松本は倒れますが、5番遠藤が高めにカーブをレフトスタンドに打ち込み、1点を返す。しかし、東海大相模の青島の失投はこの1球だけで、その後の青島投手は3回まで9個のアウトのうち、8個を三振でとり、一体何個三振を取るのかと思わせるキレキレの投球でした
 
序盤は青島の三振ショーに注目が集まりましたが、対する松本も相変わらずのらりくらりと相手をかわす投球で、その後は0点に抑え続けます。
 
そうこうするうちに迎えた6回表、全開で飛ばしてきた青島の速球は135km前後とやや落ちてくる。二死後、3番菜花を四球で出すと、4番松本はファウルで粘った末に、軽く当てただけだが三塁線を破るヒットで一三塁。続く遠藤もストレートを強烈にレフトに弾き返し同点!6番槙島死球で満塁。7番立波はストレートをライト横に弾き返し、2点を入れて逆転!
 
東海大相模は、ここで青島を諦め、左腕の小笠原、縦スラの吉田と、自慢の140kmカルテットを投入し、追加点を許しません。対する盛岡大付の松本は、その後も低めに球を集め、9回裏に、二死からヒットと四球で走者をため、ライト前ヒットで1点を入れられましたが、最後は内野ゴロに打ち取り、これを慎重にさばいてゲームセットとなりました。松本投手は最初は期待外れと思いましたが、力任せに速球を投げるのではなく、制球重視で勝ちに行く頭脳的投球だったのですね。見事な投球でした
 
これで、龍谷大平安に続き、優勝候補の一角東海大相模が消えました。明日の第一試合は、同じく優勝候補の沖縄尚学対作新学院という初戦の好カードです。どこが勝ち上がっていくのか目が離せませんね(離さざるを得ませんが…)。
 

 

 

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