昨日から今日にかけて、カミさんの実家に行って、帰ってきたので、昨日今日の最注目カードである、東海大相模対聖光学院、敦賀気比対花巻東は見ることができませんでしたが、それ以外の試合は接戦が多かったですね。
優勝候補の一角作新学院に挑んだ上田西は、一度は追いつくも、最後は突き放されましたが、諦めない姿勢を魅せました。
そしてやはり優勝候補の中京大中京に対し、伝統校鹿児島実業が挑んで、1点差まで詰め寄る粘りを見せました。
そして、今日も、早稲田実業対広島新庄、大阪偕星対九州国際大付属が1点差の好ゲームを展開しました。どちらも手に汗握る好ゲームでしたが、早実対広島新庄戦は、まさに総力戦でした。両チームとも、4人の投手をマウンドに送り、なおかつ広島新庄は中盤から積極的な選手起用で、ほとんどすべての選手を使ったのではないかという感じでした。
試合展開は、両チームのカラーを象徴するものでした。早実は、打撃は目を見張るものがありますが、投手力をはじめとする守りに課題があります。広島新庄は、投打に図抜けたものはありませんが、機動力で早実に追いすがりました。逆転した後にさらに1点を追加した、ダブルスチールでのホームスチールは見事でした。スタンドがどよめいていましたね。
早実は勝ちはしたものの、「打撃は良いものの、投手と守備力が課題」との当初の評判通り、投手力に課題を残しました。エースナンバーをつけた松本投手は、初戦や予選の日大三高戦のようなピッチングが出来れば良いですが、今日は途中から完全に制球が乱れました。変化球の投げ過ぎも影響したのでしょうか。次戦の東海大甲府もどちらかというと打撃のチームの印象ですから、良い戦いになるでしょうが、東海大相模などの好投手がいるチームとの対戦となった時に真価が問われるでしょうね。
そう言えば、用事があって見逃したのですが、2打席連続本塁打を放った九州国際大付属の山本選手は、あの懐かしの山本功児(巨人・ロッテ)の息子さんだそうですね。巨人では偉大すぎる王選手がいたため、代打の切り札でしたが、ロッテに移籍するとレギュラーをつかみ、大活躍したように、良いトレードの好例ですね。その王さんが始球式を務めたりと、何かと因縁めいていますね。
これからも接戦、熱戦を期待!
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