ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

自然を感じましょう

2009年05月26日 | 日々の思い
朝の里山は美しい情景を与えてくれる。
この自然のメッセージを心から感謝して受け入れることができる。
手前の田んぼは5月31日に田植えをする田んぼです。
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素直な心を与えてくれた親に感謝します。
爺はこのような活動をしている背景には母親の与えてくれたものだと感謝しています。
母は苦労して爺を育ててくれました。
兄妹は、全て自宅で産婆さんが来て産みました。
妹のお産をいまでもはっきりと覚えています。
母親は、息むこともなく、ごく自然に、当たり前にお産をしました。
出産のぎりぎりまで働いていました。
日々の生活の中で「生む力」が付いていたのです。
産後も静養するまもなく家事をこなしていました。

今の生活は、自然なお産を望む人々の心と体をつくることとかけ離れています。
昭和60年代までの我が国の暮らしは、お産のためには素晴らしいものでした。
掃除や雑巾がけ、洗濯は手洗い、トイレは和式、遊びはゴム跳びや缶蹴り、ままごと遊び、野山を駆け回り基礎体力をつけることができました。
今の暮らしは、電化製品だらけで体をあまり使わずにできます。

お産だけは「いいお産」をしたい。それは夢のまた夢です。

いいお産を望んでいるのなら、今一度、自分の日々の暮らしを見つめ直してほしい。

里山の暮らしは、自然を感じ、自然と共に暮らすことの出来る素晴らしいものです。
Photo_2

昼はトンボや蝶が飛び、鳥はエサを田んぼや畑で得ています。
5月にトンボが飛んでいるのは想像していませんでした。
夜は、まもなくホタルが飛びます。
蛙の合唱が朝まで続きます。

毎晩10時には就寝、早朝5時には起床。
時計が無くても体が自然に眠り、爽やかに目覚めます。
都会では考えられない生活のリズムです。





コメント
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