ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

人の縁

2015年12月18日 | 日々の思い

先日、ある親子が我が家にやってきました。

近所でいつもお世話になっている方から電話で、親子が篠山に移住したいといっているので不動産屋を紹介して欲しいと連絡がありました。

電話の時には、畑仕事をしていましたが取り急ぎ親子に会いに行きました。

30代の夫婦で子どもは1歳半。

田舎では仕事がないのでどのような収入源があるのかを尋ねないと生活出来ないので不可能です。

田舎の生活はどんなものか、我が家にお誘いしました。

見ず知らずの人を時々、お誘いします。

それも縁。

我が家でくつろいでいろいろ話をしました。

収入源については、会社に勤めているので安心しました。

 

さて、本日のタイトル「えにし」ですが。

この親子が私の元に来たのは「必然」でした。

子どもが私の元に誘ったのです。

 

話の中で子どもの栄養の話になったのです。

そこでおっぱいの話題が出ました。

「昨日から1歳半になるので断乳をしました」と妻がいいました。

そこで爺は母乳の大切さ、おっぱいは心の栄養であること、断乳は子どもの心を傷つけること等を話しました。

この話をしているときには、母親の膝の上でお昼寝をしていました。

爺は、その子の頭をなでなでして「悲しかったね。辛かったね」と語りかけました。

夫妻は、爺の話を聞いて納得をしてくれました。

 本当によかった。よかった。

赤ちゃんありがとう。

帰って夜中にお父さんからメールが来ました。

「妻も断乳をやめて母乳を再開したので、娘もうれしそうでした!」

短いメールでしたがとてもうれしかった。

 よかった。

全く縁もゆかりもない親子がやってきたこのことは偶然でしょうか。

人は縁で結ばれています。

それを感じた一日でした。

コメント (2)
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