ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

奈良県の周産期医療が改善!!

2012年01月22日 | 周産期医療
奈良県では、過去に何度か周産期医療に関して問題が発生し、爺は知事に改善の要望書を出しました。
昨日、奈良県のお母さんから改善しているとの報告が参りました。
とてもうれしい報告でした。
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今回奈良県の周産期救急を身を持って体験したので、現状報告を。

深夜にかかりつけ医を受診し、2時頃に母体搬送が決まりました。県内では県立奈良病院か医大しか受け入れ可能ではありません。
県立奈良に電話すると5分でOK、との返事が。胎盤剥離の33週妊婦を受け入れるには、産科医2名、麻酔科医1名、新生児科医1名と手術室を動かすスタッフなど莫大なマンパワーが必要です。
実際、すぐに搬送され、その日のうちに手術になったのですが、県立奈良病院の医療の質の高さに驚きました。

5年前に母体の県外搬送が続き、荒井知事は「わしゃ、医療は分からん」と宣った事で有名ですが、ちゃんと改善していました!!
…改善していなければ、今頃うぶめになっていたかもしれません。
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無事の出産おめでとうございます。
奈良県の周産期医療に関わる皆さんと県の努力に敬意を表します。
これからも母子に優しい医療を続けていってください。




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1 コメント

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県立奈良病院は周産期センターになったわけですが... (tomozo)
2012-01-25 09:59:33
県立奈良病院は周産期センターになったわけですが、それの代償でたくさんの病院で産科閉鎖がありました。その犠牲に、感謝です。
大病院でのお産は、ベルトコンベアーに乗せられてはいるようだ、と表現される事もあります。
まさに、今回そんな感じでした。なぜなら、1秒も無駄にできないため、滞りが一切ないからです。
しかしスタッフの方々は親切でしたし、急な出産を迎えた褥婦に心から寄り添ってくれました。
出産の3割は医療の介入が必要です。そして、命は呼吸停止から5分で失われます。
トラブルのあったお産で、不本意な方もたくさんいらっしゃると思います。しかし、命の意味、5分の重みを考えて頂きたい。
ベルトコンベアー式のお産には重大で重要な意味があるんです。
大変なお産だったお母さんは、我が身を犠牲に子どもを守った、と胸を張って欲しい。無事に済んだお産は素晴らしく幸せな経験だから、ギャプが大き過ぎて辛いですけど。
私も、お腹の傷は勲章だと思います。
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