子育ては「行」である。?これまでお産や子育てのサポートをしてまいりましたが、それらを今一度振り返り、僕が行っていることは、皆さんの本当の意味で役にたっているのだろうか??不安を煽っているのではないだろうか??元旦から自問自答し、至った答えが、冒頭の「行」であるということでした。
?行とは、僧や修験者が悟りを開くために行う修行。?行は実践(carita)であり、くり返し身につけるという意味の修行(anuyoga)のことを意味します。
?仏道修行の事を「行道」といいます。?比叡山の千日回峰行も「行」です。?この行は、約七年かけて比叡山山中を千日間、回峰するものです。
?初年から三年は深夜から朝にかけて比叡山山中の二百数十箇所を巡拝しながら、一日三十から四十キロを毎年百日間歩きます。四、五年は二百日、六年目は一日の行程が六十キロ、最終年の前半百日は、比叡山と京都市内八十五キロを歩き、後半百日は比叡山山中を三十から四十キロ歩きます。
?七年間で歩き距離は地球一周四万キロに相当します。
子育ては、「千日回峰行」に近い「行」ではないかと思います。
?その行の始まりは「妊娠」に始まり「出産」では「己」の心が試され、子育てへの試練や喜びを与えられ学びの「行」に入ります。その行は、己の「死」間で続く悲喜こもごもです。?自分の心の有りようによって「苦」にもなれば「喜」にもなります。
子育ては、神を敬うように「我が子」を敬い育てていくことで、親が子から「教えられる」のではないでしょうか。謙虚な気持ちで子育てをすることが肝要です。?わからないことは「我が子」に聴くのが一番です。子どもは必ず「答」を教えてくれます。例え「言葉」を獲得していなくても、笑顔や泣き声など身体全体で教えてくれます。
皆さん、子育てを「難行」にするか「楽しい行」にするかは己のこころ次第です。
皆さんは素晴らしい行いをしているのです。
応援しています。
正にその通りだと思います。会社の仕事の方が楽だったなぁとしみじみ思います。
息子と笑いながら、泣きながら色々手探りで楽しみながらやって行こうと思います。
でも、自分自身その言葉の意味と向き合うこと、子どもと向き合うことで
目を背けようとしていた「何か」が怖くなくなりました。
私はお産も妊娠中も全然理想的ではなかったと思います。
妊娠中は酷いことに流産の心配ばかりして自分を過保護にしすぎていましたし。
それでも、私は今「子育て」が楽しいときっぱり言えます。
不思議ですが娘のすることにいらだちを覚えることが全然無くなってしまいました。
私は何もしていません。娘がその気になるのをいつも待っていました。
その気になった時期を観察して早すぎないよう、遅すぎないよう、与えすぎないよう
物を用意していました(たとえばはさみやお料理の手伝い、掃除洗濯などです)。
テレビの害もひげ爺様の仰る通りと思っていたので(テレビの言うことは全部脚色されて
感動を「与えられている」作為を感じます)、震災後1年の日もテレビはつけませんでした。
そして彼女の願望をなるべく尊重していました(公園を裸足で駆け回ったり、
水たまり、砂だらけになって遊ぶ楽しみを。沢山外で遊ぶ楽しさを。
私の住んでいる地域はいわゆる教育熱心な方が多く
お行儀を重んじるお母さんが多いので白い目も多々ありました)。
夫が先日「君が『時期がくればできるようになる』といつも言っていたから
自分も何も焦らずに済んでとても楽だった」と言われ、そんなこと言ったかしらと
考えていたのですが、ひげ爺様のブログを読んでいて「待つことの大事さ」「母親がいつも
側にいて見守る大事さ」「シンプルに育てる大切さ」これらのメッセージを
ちゃんと受け取っていたのではないかと思っています。
ママ友を作らなくても娘と二人で過ごす時間を大切に思える気持ちの強さ、困ったこと辛いことは夫婦二人で
分かち合う気持ちを
持ち続ける事ができました。
4月から幼稚園に入り、その少し前からお友達と遊ぶ楽しみを見出しました。それまでは
お友達は眼中にありませんでしたが、今は母と遊ぶ<友達と遊ぶに移行しつつあります。
母親からどんどん離れて行って、でもまた戻ってきます。
私はいつも娘が戻ってこれる場所で待っています。
これからは幼稚園後にお友達と遊ぶこともあるでしょうから、私も幼稚園のママとのお付き合いも
出てくるんだろうなとおぼろげに感じています。
娘と二人で過ごした数年間は本当に宝物のような時間でした。
いつか私は我が子より先に死ぬ。その時に娘がちゃんと生きていけるような心の強さと
体の強さを身につけていられるような寄り添い方をこれからもしたいと思っています。
とにかくひげ爺様に助けられっぱなしだったと思います。
ひげ爺様の言葉を曲解していないといいけれど・・・と願いながらコメントを残します。
爺の戯れ言をよく理解していただきうれしいです。
子育てを楽しんでください。
お産の時の喜びを胸に。
「愛」がわが子を強くします。
子どもの笑顔は険しい登山で出会う花のように、嬉しいものです。
これがあるから、がんばれます(笑)
春になり、新しい環境になったたくさんの親子が毎日、楽しく育児ができるように、
ひげ爺様、これからもブログ運営よろしくお願いいたします。
「子育て」=「登山」本当にその通りですね。
爺はマラソンに例えることもあります。
爺も冬眠から目覚めて活動を始めます。
これからもブログをよろしくお願いします。