ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

育児書を捨てて子育て

2016年04月01日 | 子どもの成長

この花は、大根の花です。
葉が出て花が咲きます。

子どもは、「宝」ですね。
親は子育ての中で、学び成長していきました。
そこには、マニュアルもない、育児書もない。

全ては、日本の家族制度である大家族で、親から子へ「伝承」されてきたのです。
子は、子育てを家族の営みの中から学んでいました。

自宅でのお産は、子どもにとっては「学びの場」でした。
きたるべき時に備えて、知らず知らずに学んでいました。

子育てについても同じように、家族の中で学びました。
年長の子が下の子を「子守」することで、赤ちゃんの「あやし方」「おむつの替え方」「遊び方」「家事」など子育てや生きていく上で大切な多くのことを学びました。

そこには、育児書、育児マニュアルなどを売る「悪徳出版社」は存在しませんでした。
そんな「本」は全く必要なかったのです。

今、多くの子育て中の「親」が、不必要な育児書やお産のための情報誌を購入し、悩みを深めています。
特にひどいのが育児書です。

育児書は、「粉ミルクメーカー」「不必要な育児用品」のPR雑誌です。
型どおりの育児情報と金を使わせるための欺瞞に満ちた文章に、だまされ購入しています。
子どもの「猿ぐつわ」である「おしゃぶり」は拷問の道具である。
親の都合で口をふさがれている赤ちゃんを見ると情けなくなります。
この行為が「依存症」の始まりであり自立の妨げになる。

赤ちゃんが「欲しい」といったわけでもなく、親の愚かな見栄や欲望を満たすための子どもは「大人のおもちゃ」とかしている。

子育ての「第一歩」は育児書を買わないこと「捨てる」ことである。

育児書のために、子育てに苦しんでいる「親」が非常に多い。

マニュアル世代の親たちにとって、必需品なのであろう。
でもそれによって「苦しむ」のは親ではなく「犠牲者」は赤ちゃんであることを忘れてはならない。

「赤ちゃん」は一人一人顔が違うように「心」も「体」「成長」皆違うのである。
その子にあった「育児書」は存在しないのである。

今すぐ「育児書」を捨てて、内なる心の中にある「ヒト」としての本能に目覚めよ。

今の日本人は、快楽を求め過ぎた結果、その本能を失ってしまった。

 


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2 コメント

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ひなたぼっこさん (ひげ爺)
2016-04-01 11:09:22
コメントありがとうございます。
誰でも子育ては辛いですね。
一時の苦しみなのですがその時は過剰に反応してしまいますね。
親の心が乱れていると「わが子」の心は輪をかけて乱れてしまいます。
寝なくてもいいよ!!!と思えるといいのですが。
なかなかそのように思えませんね。

これからもお子さんが成人になるまで子育ては続きます。
お子さんが安心して巣立っているように見守ってあげてください。
子育ては手抜きでいいのです。そこに「慈愛」があればいいと思います。
自分で育つ力を養ってあげてください。
応援しています。あなたの子育てを!!!
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Unknown (ひなたぼっこ)
2016-04-01 10:38:40
我が子は、もう小学生ですが、時々読ませて頂いています。

恥ずかしながら、私自身、マニュアルに振り回された口ですが、マニュアルは必要ない、と本当にそう思います。

乳幼児の頃は、全く寝ない子だったので、どうしたら寝るようになるのか、そればかり考えていました。

寝不足の頭で読んだマニュアル通りにしても、寝ない。
色々試してみて、ある日ふと思いました。

「この子は、寝るのが下手な子なんだ」と。

だったら、上手になるまで待つしかない、そう思ったら、マニュアルを読むことが馬鹿馬鹿しくなりました。

あんなに寝なかった子も、成長するにつれ段々寝るようになり、小学生になった現在では、蹴とばしても起きません(笑)

当時は寝不足が辛くて、とにかく寝て欲しい!一心から、マニュアルを読み漁っていましたが、今なら、マニュアル通りに育つ子が一体何人いるのか?そんな物、必要ない!と強く断言できます。

ただ、マニュアルは必要ありませんが、小さい頃に赤ちゃんの世話をしたことがない私のような人たちには、ひげ爺様のような方からの助言は、必要だと感じます。

子どもが赤ちゃんの頃に、ひげ爺様のブログを知っていれば、もう少し育児を楽しめたのかな、とちょっと残念に思っています。
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