ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

おしゃぶりはやめて

2016年03月30日 | 子どもの成長

花はオドリコソウです。とても強い花です。初秋まで咲き続けます。

さて、今日はおしゃぶりについて苦言を呈します。
おしゃぶりにはマイナスの効果が多いです。

おしゃぶりで寝ぐずりやご機嫌悪いのが治まったとしても、それに依存してしまうと、今度はその「おしゃぶり離れ」が必要となります。

 あかちゃんは、泣くことでさまざまな要求を訴えてきます。

それをおしゃぶりで「やめさせる」ことはあかちゃんの訴えを強制的に中止させることになります。

重ねていく打ちにすこしづつ反応が乏しくなっていくこともあります。

 親の都合で「口にふたをして」だまらせるのはよくありません。

あかちゃんが愚図るのは何か不快なこと、不安なことがあるからで、それをおしゃぶりで解決してしまうと、根本的な解決になっておらず、不安をかき消す道具として依存してしまうようです。

 あかちゃんの自主性・自己主張の気持ちを潰してしまう可能性もあります。

 赤ちゃんの口の感覚は敏感で、口に刺激を与えられるとそれだけで満足してしまい、他の欲求が抑えられてしまいます。そのためあまり泣かなくなりおとなしい赤ちゃんになります。赤ちゃんの心の発達は、お母さんやお父さんとの数限りない抱っこや声がけによって育っていきます。

 そのきっかけになるのが泣いたりむずかったりすることです。

おしゃぶりを与えてしまうとこのきっかけが少なくなってしまい、抱っこや声がけが少なくなってしまう心配があります。

 指しゃぶりは赤ちゃんの発達の中でみられることですから止めさせる必要はありません。

赤ちゃんの意志でやっています。

 親がおしゃぶりを与えることはやめましょう。

心の発達のためにも。

 母乳で育てる人には、特に影響があります。

飲めなくなってしまうこともあるのです。

 吸われなくなれば、母乳の分泌が少なくなります。

そうすると、より吸えなくなってしまうという、悪循環に陥ってしまいます。

また、赤ちゃんは乳頭混乱をおこします。

 

おしゃぶりは止めましょう。


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